シエンタ進化論　その３７　ウィンドウフィルム貼り替え

前回の後席ウィンドウフィルム貼りは、窓ガラスを閉めた状態で寸法を測ってフィルムをカット、そのまま貼り付けましたので、ウィンドウフィルムの上端が、窓ガラスの上端とズレていたのが気になっておりました。
YouTubeで勉強して上端をピッタリ合わせて貼る方法をマスターしました。

例によって、前回貼ったフィルムを剥がすのに一苦労ですが、ヒートガンで結構温めると比較的キレイに剥がせるようです。

まずは、窓ガラスを少し下ろした状態で、車外からフィルムを剥離紙が外側になる様に密着させて、上端を窓ガラスに沿ってカッターでカットします。
さらに上半分くらいまで、前後両端のラインをマジックでマークします。

フィルムの位置がずれない様に、フィルム上端部だけめくって窓を閉めて、残りの前後両端の下半分のラインと、下端のラインをマジックでマークします。

マジックのマークラインに合わせて、フィルムをカットしますが、前後両端は1mmくらい大き目に、下端は1cmくらい大き目にカットします。

いよいよ貼り付けですが、貼る側の窓ガラスをキレイにして、薄い中性洗剤液を霧吹きでたっぷり吹きつけておきます。
同時に、フィルム側の剥離紙を剥がしてフィルムの糊のついている方にも、中性洗剤液をたっぷりと吹き付けておきます。
この時、プロは定盤にフィルムを密着させて剥離紙を剥がす様ですが、定盤などは無いので、隣の運転席ウィンドウを定盤がわりに使って、フィルムを密着させて剥離紙を剥がしながらたっぷり霧吹きします。
剥離紙は、角にセロテープを付けておくと剥がしやすいですね。

剥離紙を剥がしながらたっぷり霧吹き。

フィルムを貼る際にも、まずは少し窓を開けて、上端、左右の順で位置合わせをして密着させ、左右は窓枠に挟み込みます。
ついで、窓を閉めて、フィルム下端を窓のシーリングに差し込んでおきます。たっぷり霧吹きしておくと、位置合わせも、シーリングへの差し込みも簡単もになります。
その後はひたすらスキージで水と気泡を追い出していきます。

フィルム上端は窓ガラスそのもので型取りしているので、ピッタリです。
下端を少し長めにして、窓のシーリングの内側に差し入れしておくところがポイントで、短いと、開閉時シーリングに引っかかって異音になったり剥がれたりしましす。
スキージで十二分に水を追い出しておかないと、ムラが残ってしまいます。キレイになったつもりでも、しばらくすると水のかたまりが浮いてくるので、少し時間を空けてスキージするのも良いようです。

サブカーのパッソ含めて、色々失敗しながら試したので、フィルム貼りについては、かなり上手くなった気になっています。
(きっと気のせいですが。)