フロントカメラ+サイドビューカメラ+車載モニター+映像分割器取り付け①[映像分割器取付編その1]
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
  中級 |
| 作業時間 |
3時間以内 |
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以前借りた代車に、フロントカメラ、サイドビューカメラ等が付いていて、その便利さに感動!
その後、自分の車にも後付けできることを知り、それぞれのユニットの中古品や新古品がネットに安く出品される度に地道に買い集めました。
・黄色四角
「マルチVIEWカメラ MVC811」(データシステム社)+「ナンバーステー NS-1」(データシステム社)→フロントカメラに使用(中古品を約7,000円で購入)
・白四角
「高解像度 埋め込み小型カメラ AV-FBC02R」(フジ電機工業)→サイドビューカメラに使用(新古品を約11,000円で購入)
・青四角
「5インチワイド スーパースリムモニター SSM-W5.0II」(データシステム社)→カメラ映像を表示(新古品を7,500円で購入)
・赤四角
「マルチカメラスプリッター MCS296」(データシステム社)→フロントとサイドのカメラ映像を集約してモニターに分割・切替表示(新古品を約5,000円で購入)
2
まずは、2つのカメラ映像を1画面に集約する機能を持つマルチカメラスプリッターから、取り付けることにしました。
最大4つの映像を分割したり、切替えたりして表示することができる優れもの
今回は、フロントとサイドのカメラ映像を、これから取り付けるモニターに表示させます。
バックカメラの映像は、ギアをリバースに入れるとカーナビに表示される今の状況を変えるつもりはないので、マルチカメラスプリッターへの接続対象外としました。
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同梱されてきたのは、
・本体(写真右下)
・コントロールスイッチ(写真右上)
・ピン端子ケーブル(写真左下)
・接続ハーネス(写真左中)
・エレクトロタップやギボシなど(写真左上)
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接続ハーネスを使って、車両のACC線、ウインカー線、リバース線、車速信号線、ボディーアースと繋ぐ必要があります。
また、この際、フロントカメラ及びサイドカメラの電源やマルチカメラスプリッターとの接続作業も同時に行うことにしたので、車両側配線からたくさん配線分岐させる必要があります。
そのため、たくさんの分岐配線を自作しました。
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カーナビとは連動させないため、接続ハーネスのうち、車速信号出力線(桃/黒線)、リバース信号出力線(紫/黒線)は使用しません(メーカーサポートに事前に確認)。
別売りのカメラ接続アダプターを使用するときのみ必要になる橙線と合わせて、結束バンドでまとめて絶縁しました。
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リバース線を繋ぎます。
車両のリバース線は、ナビ(カロッツェリア)の説明書によると紫/白線。念の為、テスターで確認。ギアをリバースに入れるとランプが点灯しました。リバース線が特定できました。
ショート防止のため、バッテリーのマイナス端子を外してから配線作業開始。
①紫/白線を切断。
②ギボシ加工。バッテリーに近い側にメスギボシを付けます。
③自作した分岐配線を取り付け、切断した配線を繋ぎ直し、マルチカメラスプリッターから来たリバース信号入力線(紫線)を接続しました。
同様の手法で、車両の車速信号線(桃線)とマルチカメラスプリッターの車速信号入力線(桃線)を接続。車速信号線のテスターによる確認は、走行しながらでないと出来ないので、していません。
ACC線も、同様の方法で、ACCのタグが付いた車両のACC線(赤線)に接続。
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アース線はクワ型端子を付けて、ナビ横のステーにネジ止めしました。赤い配線はACC線。
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マルチカメラスプリッターの取り付けと同時に、フロントカメラ、サイドビューカメラ、車載モニターの配線作業も行います。
それぞれ、ACC線とアースをナビ裏で接続しするとともに、黄色のRCAプラグをマルチカメラスプリッター本体に取り付けます。
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マルチカメラスプリッターに仮接続したところ、RCAプラグが少し緩かったので、振動で抜けるのを防ぐため、端子をペンチで少しだけ潰してキツめにしました。
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マルチカメラスプリッター本体を車体に固定します。
将来、メンテナンスのために取り外すことがあるかもしれないので、両面テープで貼り付けるのではなく、両面テープ付きのマジックテープを貼り付けました。
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本体横のディップスイッチは、車種により異なる車速パルスに合わせて設定します。
我が家のG4の車速パルスは、4パルスなので、ディップスイッチの1、2とも上に上げました(1、2ともOFF)。
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写真ではわかりにくいですが、カーナビの奥に、本体(11cm × 7cm × 2.5cm)が都合よく収まるスペースがあったので、そこに取り付けることにしました。
デッドスペースの有効活用ができて、ウインカー線以外の配線作業もナビ裏で完結できたので、好都合でした。
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ウインカー線は、運転席足元のヒューズボック上部のこのカプラーから出ている線から特定して、繋ぎます。
上段左から3番目の灰色線が右ウインカー線、上段右から3番目の白/赤線が左ウインカー線。
バッテリーを繋いで、テスターを当てると、ウインカーが光るのに合わせて、テスターがチカチカ光りました。
写真は、右ウインカー線をチェックしている様子。
これから行う配線処理のため、配線を束ねている黒い絶縁ビニールテープは剥いておきます。
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ナビ裏に取り付けたマルチカメラスプリッター本体から離れた場所なので、ここまで接続ハーネスの配線が届きません。
接続ハーネスの配線をハンダ付けで延長してここまで引き回し、自作分岐配線を利用して、車両のウインカー線に分岐接続しました。
接続ハーネスの白線(右ウインカー線)を、車両の灰線(右ウインカー線)に接続。
接続ハーネスの灰線(左ウインカー線)を、車両の白/灰線(左ウインカー線)に接続。
以上で、電源や各種信号線の配線作業は終了。
続いて、コントロールスイッチの取り付けを行います。
フロントカメラ+サイドビューカメラ+車載モニター+映像分割器取り付け①[映像分割器取付編その2]へ続く。
https://minkara.carview.co.jp/userid/3374774/car/3138974/8342620/note.aspx
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