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今日も渋滞を避けて御岳さんの麓の王滝村滝越までドライブです。
滝越という集落をご存じの方は少ないと思います。何もないところなので。。。
ここは釣りに通っていたところなので慣れてしまっていますが、初めて訪れたときは夜だったこともあり驚きました。
中部のほとんどの渓流を訪れましたが、その中でも最も奥にあった集落です。
といっても集落は小さなダム湖とともに開けた土地にあるため、特に夏の昼間は辺境さを感じさせません。

写真は、途中にある1984年の長野県西部地震で川がせき止められてできた自然湖、リトル上高地です。

滝越は一番近い民家から約12km離れています。
なんと1975年まで道路もありませんでした。但し、昭和初期に木材運搬の森林鉄道が開通しており、住民はそれを使って行き来していたようです。
なぜこんな辺鄙なところに人は住むのか？という愚問は、この集落の人達はさらに約8km奥の三浦平（現在の三浦貯水池）があまりにも住むのに厳しくて、そこから移住してきたという事実で驚きに変わります。
ここは鎌倉時代初期の落人の集落なのです。

鎌倉幕府に反乱を起こして滅亡した和田義盛の三男、朝比奈三郎泰秀（三浦太夫）一党が、岐阜側の鞍掛峠を越えて、三浦平に落ちてきたのが始まりなのです。

前置きが長くなりましたが、そんな鎌倉時代から続く由緒ある集落に手打ちそばと虹鱒の炭火焼きを食べに行っていきました。
ここを選んだ理由の一つは、ペット同伴OKのレストラン？があることです。

http://ontake-web.sakura.ne.jp/outdoor/turi.html

夏休みに予定はないので、気軽に日帰りドライブに行ってきました。
目的地は、渋滞の東名、名神、中央道を避けて東海北陸道、郡上大和の
母袋スキー場の麓にある「奥の奥」という豆腐湯葉料理屋さんです。
東海北陸道もこの郡上大和から先は11km渋滞していました。

http://www.gujo-tv.ne.jp/~hanamomo/02oku.htm

素人には奥の奥でしょうが、渓流ルアーが趣味の私にとっては、ほんの入り口です。
すぐ近くのフィッシング母袋という管釣りでは暑い中10人くらいがキャストしてました。
母袋温泉もあるので、釣り、食事、温泉とゆったりした一日を過ごすのに最適と思います。



ETC千円ですが、高速は面白くないので、郡上八幡からR256で飛騨金山に抜けて帰りました。
高速から車が回ってこないところは、客が来なくなっていると思うので、気軽に高速を降りれるように
1回千円ではなくて、1日千円にしてほしいですね。