
2008年に羅臼でホエールウォッチングを予約したが、
朝に本日の観光船は欠航ですとの放送が流れて、
私が予約しているクルーズを伝えているわけではないのに
ホテルからも欠航の連絡が。
その日の午後の穏やかな羅臼沖です。
確かに午前は風強めでしたが。
そして2010年にリベンジ!!
今回の事故が起こって、知床ネイチャークルーズのHPを見ると
QAに出港は観光船の協議会で決めると書いてある。
出港すれば僚船も漁船も救助に来てくれるということ。
なぜウトロにはないのか?と怒っていると
朝日のニュースでウトロも同じように協議会があるけれど
社長が変わってから脱会したと書いてあった。
座礁も沈没も無いことはなく、エンジン故障に至っては普通に考えられるわけで
16mの強風と3mの波の中でエンジン故障しては
岩礁に打ち付けられてアウト!!
羅臼で北風だとロシアに送られる。
落水して運良く、岸に上がれたとしても
5℃以下の気温と強風では1-2時間が限度だろう。
協議会を抜けて悪天候=僚船が救助できないときに単独で出たのが致命傷だが、
無線アンテナの故障とか他を含めて安全に対する考え方が欠落した人災でしかない。
昨年は羅臼から漁船でモイレウシ湾へ(緯度ではカシュニの滝より北)
私では出ない強風予報なので前日に船頭に電話したが、
簡単に明日は出ますよ!との返事
案の定、暗黒の暗闇の中で頭から波しぶきを被りながら
揺れのため椅子もない甲板に直に座らされて頭を下げて耐えること1時間、
船頭はコンソールと風防があるので直接飛沫は受けない。
アングラー相手にせよお客を乗せて運行する状況ではないと思いました。
(モイレウシ湾自体は風裏で静かでしたが)
帰りは追い風なのでまあまあでしたが
ライフジャケットを着た10人くらいを乗せて風上に走る
漁船のクルーズ船とすれ違った。
危険とまでは言えないにしても漁師の感覚で観光客を載せるのはいかがなものか?
今回の事故は氷山の一角で、水面下には一歩間違うと危ない観光船ビジネスがあります。
Posted at 2022/04/27 20:09:09 | |
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