ラジエーターキャップを交換しました！

KENTエンジンから、BP-VEエンジンにスワップしたのですが、ラジエーターキャップを10年以上交換していませんでした。

先日の車検時にオーバーヒート気味だったこともあり、クーリングシステム周りのリニューアルをします。

Caterham全般は分かりませんが、KENTエンジンはラジエーターにキャップが無いため、スワップ後には画像右側のキャップが取り付けてありました。

10年以上前では何用なのか？分かりませんでしたが、現在では画像検索機能で『二葉電機製作所』のR112タイプだということが分かりました。

しかし、このR112タイプですが、どうネット検索してもデッドストック的な高価（4,000円以上）な商品しか見当たらない状態です。

大きさからすれば、KENTエンジンと同じくPIAA製の『SV51（S）』（「S」はプッシュボタン式）のように見えます。

色々と調べてみたところ、ラジエーターキャップのサイズ規格、国産車・外国車に関係なく3種類（+加圧弁圧で更に分類される）しか無いようです。
しかも、PIAA製のSV51（S）や、二葉電機製作所のR112などは、昭和時代の車両に装着された規格で、平成以後はより小さなタイプが主流のようでした。

画像左側のものは、NGK（NTK）製『P519A』というもので、適合車種はホンダのクイント・インテグラ（恐らくリトラの車両）、マツダのボンゴ（フレンディでない）やトヨタのハイラックス・サーフ（初代N60系）等が適合するようで、今となっては生産終了してもおかしくない製品です。

規格が3種類しか無いことが分かれば、加圧弁圧が同じものを購入すれば問題ないことが分かったので、購入後に取り付けてみました。
サイズはジャストフィットです。
ちなみにラジエーターにキャップのない車両も多々あって、このラジエーターホースの継手になっている部品は、『ラジエーターフィラーネック』という部品です。

各種ラジエーターキャップメーカーのHPを見ると、キャップ交換の推奨は1年間とあります。
価格的に1,000〜1,500円程度の商品ですので、推奨期間で交換してあげようと思います。

⑦乗りの皆さん、外車だからといって、高価な純正ではなく、国産の安価な部品が使えるようですので、いつ変えたっけ？といったときは、迷うことなく交換を推奨します。

なお、ラジエーターフィラーネック自体は、最近の国産車（三菱アウトランダーPHEVなど）でも使用しているため、パイプ径が合えば、ラジエーターフィラーネック自体を交換すると、現在、主流のラジエーターキャップが使用可能なようです。

以上、ラジエーターキャップの交換ですが、今回は工具はまったく使用せず、交換だけなら30秒くらいでしょうか？