![タミヤニュース Vol.475 掲載 ディオラマ タミヤニュース Vol.475 掲載 ディオラマ](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/045/724/840/45724840/p1m.jpg?ct=f8df1e514ac0)
1/144から1/35にスケールアップして、2作品目のディオラマです。
写真は掲載記念としてタミヤから送られてきた、タミヤの刻印入り写真。
タミヤのMarder III とシュビムワーゲンtype166を使った情景です。
このMarder IIIも ナースホルン同様、自走砲という分類です。
なので、軍装(制服等)も砲兵が乗ってるので、黒やジャーマングレー系ではなく、グリーン系で塗装してます。
このMarder IIIは面白い車両で、車体はチェコ製、大砲はソ連製となってます。
チェコは大戦初期にドイツに併合され、生産していた38t戦車も、ドイツの戦力として活用されました。
その38tの車体に、ソ連戦で鹵獲(ろかく)したソ連製 F22 76.2mm対戦車砲を改造しPak36(r)として載せたのがMarder IIIでした。
電撃戦の「勢い」でソ連に攻め込んだものの、戦局が落ち着いてくると、当時のドイツには短砲身の75mm砲しかなく、重装甲のソ連軍のKV-1 や 傾斜装甲のT34に、短砲身のIII号、IV号戦車は苦戦しました。
(同じ75mm砲でも短砲身より長砲身の方が、貫通力も飛距離も命中率も上なので)
ドイツ製のPak 40 (長砲身の75mm対戦車砲)や 対航空機向けの高射砲として使用してた88mm砲を戦車用に搭載したTiger I 戦車 が登場するまでの間、Marder IIIがドイツ軍を救いました。
そんな東部戦線(対ソ連)で、孤軍奮闘するMarder IIIが補給と作戦指示を受けているシーンをディオラマにしてます。
Marder III、シュビムワーゲン共に、かなり手を入れてディテールアップしてます😎
フィギュアも1体を除き、セミスクラッチしてます。
https://miki-s.hatenadiary.org/entry/2020/06/27/111045
Posted at 2021/12/22 23:12:57 | |
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