真面目なスバルと不真面目なのいえ？

スバルは真面目です。






セダンＷＲＸ-ＳＴＩの試乗記事ですが、レポーターさんの締めの一言がスバルらしい！

マイナーチェンジでここまでやる？

ってか、今まで知らなかったのか？とも思います。ＧＣ時代から年改ごとにそんなに弄るか？！というほど弄ってましたからね。

普通のメーカーはそこまでやらないです。対コスト効果で割りに合わないから。

ほぼすべてのクルマは新型発売時は完成度は8～90％なのでは？と思います。問題ないくらいのテストは当然してますが、万人が乗った場合の不具合なり何なりは実際に多数の人に乗ってもらわないと出てこないこともありますし。
危険に直結する緊急な対応をしなくてはならない場合を除いて、通常は発売から２年後のマイナーチェンジ時に、そういった所を改善して完成となるのでしょう。そしてマイナーチェンジの後は開発チームは次の新型の開発へ・・・

ところがスバルは新型販売後も毎年こういった小さい不具合や味付けの部分に手を入れていきます。他メーカーでは年改って言葉ないでしょ？
インプレッサは、ＧＣ型、ＧＤ型ともにＡ型～Ｇ型と長きに渡り改良を重ね完成されていきます。販売期間が７年って平均的な日本車の販売期間4年を大きく超えてます。普通なら開発終了して新型開発へ移行するのに、スバルってホント職人気質(^_^;)

『最新のインプレッサが最高のインプレッサだ！』と誰かが言ってたような気がしますが、ハズレではないですね。しかも変わった部分はほとんど以前のモデルにも流用可能♪←ここが一番重要(笑)

リフトに上げて下回りを観察すると、ＧＣとＧＤってほとんど同じなんですよ。もちろん、同一と言う意味ではなく、正常進化の流れとしてです。
いまさらですが、ＧＣの延長上にＧＤはあります。ＧＤ発売当初に「正統系異端児」なんてキャッチもありました。当時この意味はわからなかった人が多かったと思います。スタイル面のことばかり取り上げられましたが、丸目ＧＤはＧＣが進化する上で生まれたＧＣから見ると異端児だけど、ちゃんと正統な流れを継いでるインプレッサです！という意味だったのではないでしょうか？

ＧＲＢ以降は基本コンポーネントが今まで熟成されたＧＤタイプから離れました。でも今までのインプがそうだったように、毎年コツコツと改良されています。
スバルの本気、クラフトマンシップというよりは職人気質(しょくにんかたぎ)のほうが言い得てますかね(^_^;)はこれまでと同じ情熱で新型セダンにも引き継がれていくのでしょう。


話があっちこっち飛んじゃいましたが、私はそんなスバルが好きです。いままで乗り継いできたインプ達にもスバルの職人気質は教えてもらっていました。

今後は話題のＦＴ86もありますし、スバルにはもっとドキドキさせてもらいたいです（＾＾）



＊注
これはゴーストライターではなく、昨日マツタケ遊びしていたのと同じ人間が書いてます(笑)