ノイエ汁のブログ一覧

相変わらずのガソリンスタンド渋滞ですが、この連休に入ってから、時間に余裕があり並ぶ時間があるからかさらに激化しているように見えます。

震災から１週間経ったので、今までの用のないとりあえず入れとこうな迷惑な方々に加え、必要に迫られ本当にガス欠になりそうな方々も日増しに増えてくるからそりゃすごいことになりますわ。


自分で出来るガソリンの節約というと、電車やバスにシフトなんでしょうが、ここは車サイトなのでガソリン節約の為の低燃費走行に的を当ててみましょう。

低燃費走行というと踏みたいのをグッと我慢して・・・というイメージですが、ちょっと角度を変えて考えてみました。

それはＭＴならではのアクセルワークの練習！です(*^^)ｂ
＊ＡＴの方はスミマセン。トルコンの特性上、以下は当てはまらないと思われます・・・


ようはいかにガソリンを使わずに走行するか？なんですが、一番ガソリンの噴射量が多いのは
停止状態からの発進及び加速時です。
１トンを超える車重を停止状態から動かし加速するわけですから当然と言えば当然です。



まずは基本になる平坦地での発進～巡航
これは慣性の法則を使ってみましょう。ゼロからの発進はアイドリングからアクセルを踏まずにゆっくりクラッチをつなぎ、動き出してから少しアクセルを踏む。というかアクセルに足を乗せる。
まったくの停止ではなく、少し動き出して慣性が付いたところで踏むと燃料の噴射が少なくて済みます。(たぶん　笑)
ここで役に立つのが皆さん装着しているだろうブーストメーターです。もちろん上限のブーストを見るわけではなく、マイナスの部分をバキュームメーターとして使います。
ブーストメーターはアクセル踏めばインマニ内の負圧は減ってプラス方向を指示します。ＮＡエンジンなら最大は0付近になりますが、ターボ車なら1.3ｋとか1.4ｋとかプラス域に上がります。この数値、エンジンが吸い込む空気量に比例しますので、バキュームメーターの数値が低いほど吸入空気量が少ないと言えます。燃料の噴射量はエアフロで計測した空気量に合わせて増減されますので、ガソリンを使わない＝空気消費を減らせとも言えます。＊必ずしもそうではないですが、単純にザックリと説明します。

ではどうしたらいいか？アクセル踏むときにバキュームの数値を見てください。ここ何日か実践しているのですが、慣れると-0.3ｋくらいまでの上限で加速できます。加速と言ってもユルユルとした加速ですが・・・。停止状態からアイドリングでクラッチつないでモッサリと発進、動き出したら-0.3ｋ目安でアクセルコントロール。するとバキュームが下がっていきながらタコメーターが上がっていく微妙なポイントがあります。そこをキープしてゆっくりと車速を上げていきます。で、2000ｒｐｍでシフトアップ。クラッチはスパっと切り、回転が落ちないうちに素早くシフトアップ。回転落ちるとまた上げるのにガソリン使うので素早くです。これで４速まで入れれば約40ｋｍ/ｈです。５速に入れて1500ｒｐｍで40ｋｍ/ｈをキープですが、加速もしない、減速もしないパーシャルアクセルなポイントが必ずあります。このパーシャルポイントをアクセルコントロールで探すんです。道路は勾配もありますから、負荷に合わせて100ｒｐｍの繊細なコントロールが要求されます。40ｋｍ/ｈの慣性を持続させる最小限のアクセルオンを探しましょう。ちなみに６速ですと46～7ｋｍ/ｈくらいだったと思います。でも６速だとトルクが足りないので、アクセル開けなきゃならなくなり噴射量が増えてしまいますので、やはり５速がベスト。

＊ＡＴが当てはまらないのはここでして、2000ｒｐｍとかの低回転ではトルコンの滑りがあるのでこのような微妙なコントロールは滑りで吸収されてしまい効果が出にくいんです。もちろんアクセル閉じ方向での操作なのでまったく効果がないわけでもないと思いますが、出にくいかと。

こんな事して走ってたら煽られるじゃん・・・と思いましたが、そうでもないです。今、は皆さんＴＮＰ(笑)走行をしているので煽ってくるアフォは少ないです。

平坦地での巡航はこれでガソリン消費量は最小限を狙えます！



続いて応用編の信号待ち
前方の信号が赤になったら即６速にいれてアクセル全閉です。６速に入れるのはエンブレの効きを落としたいから。惰性で停止線目掛けて行きましょう(笑)ＧＣの方は５速のままでいいので、アクセル全閉してください。

ここで、間違った解釈をしないための豆知識。
惰性で走るならクラッチ切ったほうがいいじゃん？と思うでしょうが、クラッチ切るとエンストしないようにアイドリング分の燃料が噴射されます。ギアが繋がっていてアクセル全閉だと燃料はカットされます。同じ惰性走行でもアイドリング分の燃料が浮くわけです。エンブレ効く分、速度は落ちてしまいますが燃料消費を抑えるのが目的なのであえて６速(５速)です。ギアが繋がっている惰性走行で燃料カットで走れる最低速度は、だいたい20ｋｍ/ｈ、ＧＤＢの６速でのタコメーター読みで1000ｒｐｍ切るくらいまで。それ以下ではエンスト防止のためアイドリング分のガソリンが噴射されますのでクラッチ切っても切らなくても変わりません。

ブレーキ踏まないで停止線ピタリ！ならパッドも減らずに言うことなし！なんですが、後続車もいるだろうし、そこは状況を読んで実践です。

で、信号停止場所にも一工夫。平坦地なら停止線でＯＫですが、なるべく上り坂で停止しないように心がけ(笑)もちろん動き出しのエネルギーを不要に大きくしないためです。これは場所にもよりますので状況判断してください。

アイドリングストップは１分以上停止なら実行したほうが燃料は節約できますが、バッテリーやセルモーターの消耗も関係してくるのでお好みで。
私は踏み切りとかいつも走っている道で長い時間の停止予想が付くときはすることもあります。

アイドリングストップは周囲の車にやってんのバレるじゃんｗインプ乗っててそんな恥ずかしいマネできないよ！なアイドリングストップしない派のあなた！
停止中はクラッチ切りましょう。クラッチ繋いでニュートラルでも、ミッションのインプットシャフトを回す分回転抵抗があります。クラッチ切ってミッションも停止させましょう。あと停止中に不用意にハンドルを回してもイケマセン。アイドルアップしてしまうので、ムダなガソリンが噴射されてしまいます。これは周りの車にもバレないので安心してトライです（＾＾）


走行編
陸橋などの手前では早めの位置で平坦地で加速します。もちろん-0.3ｋ縛りのアクセルワークで。上りに入ってからの速度維持はアクセル踏むことになるので平坦地で加速しておいて上りは惰性走行です。下りに入ったら同じく-0.3ｋ縛りのアクセルワークで加速、下りならそれなりに踏めます。加速したらできるだけパーシャルで行ける距離を稼ぎましょう。

整備編
タイヤ空気圧は2.5ｋ以上厳守！(笑)

格言編
『タイヤ半回転分の全開』これはバイクのトライアル競技のトップライダーのナントカさんの話で昔雑誌で読んだのですが、バイクで2～3ｍの垂直の壁をや岩を登ったり下りたりするトライアル競技では、バランス感覚もそうですがそれ以上にタイヤ半回転の全開がコントロール出来るアクセルワークが重要だ！というものです(と記憶している)どんだけすごいことなのさ(；・∀・)想像つかんが神業なんだろう。。。
アクセルワークがいかに重要か？って格言ですな。

こんなアクセルワークを目指して練習にもなるしＴＮＰ走行ってイイじゃん！

とでも思わないとやってらんねー(ﾟ∀ﾟ)b

ま、実際繊細なアクセルワークするわけだから決してムダじゃないと思う。

こんなことを全部やってたら疲れちゃうけど、インプだってエコるときゃエコるよ！ってわけで、私はできるだけ実践してます。けど、一番効果的なのは、早起きして渋滞にハマらないことかな(・∀・；)


ここまでＴＮＰ走行してきたあなた！締めです。気合入れて・・・

車庫入れはイッパツで決めましょう(笑)もちろん動かすのにアクセルは踏みません。アイドリングでゆるゆると。真っ直ぐ入れるってことはまずないでしょ？ハンドル切ってるからアイドルアップしてアクセル踏まなくても動きます。




最後に・・・窓は閉めましょう。空気抵抗低減が狙えます。
マッドフラップも空気抵抗になるから外すか(笑)・・・ｿｺﾏﾃﾞｽﾙｶ?