今日は仕事がちょっと早く終わったので、前々から考えてた足回りのパーツ作りに着手しました。
現状のGDBの足回り
ショックはKYBリアルスポーツダンパー・グラベル(純正形状ストラットタイプ、荒巻きサスの非車高調整)
フロントサスは純正のまま ショック減衰は冬季スタッドレス時は1段目、サマータイヤでは2段目
リヤサスはSG9フォレスターを流用 ショック減衰は1段目
車高は標準車高よりフロントが1~2センチUP、リヤは3センチくらいUPのチョイ上げな感じ。
リヤに関しては、鉄板ハリボテボディー&スプリッターウイングの重量増合わせ技で、純正ショック&サスだと1~2センチ下がります。ここにフォレスターの自由長の長いサスを組み合わせてケツ上げてバランスとってたんですが、ショックを交換したらバランス悪くなっちゃいまして。スタッドレスの間はさほど気にしてなかったのですが、サマータイヤに変えてから、どーもリヤがしっくりこない。リアルダンパーはグラベル仕様で、縮み側の減衰は純正とさほど変わらない感じですが、伸び側の減衰はそこそこUPしているようで、若干レートの低いフォレスターサスでは伸び側でショックに負けてるようです。段差を通過するとき、乗り越えるときは何も問題ないのですが、落ちる時にガツンとくる。縮みたいサスをショックが邪魔してる感じ?ま、ショックはサスの邪魔をするのが仕事なんですが、うまくバランスしてると「邪魔」ではなく「サポート」になります。スっと伸びてくれれば、落ちる時にまず伸びてから縮むので衝撃を吸収してくれます。今は伸びる前に落ちちゃうから吸収してないように感じます。
ショックに負けないようにリヤのレートを少しだけ上げたいなってトコです。
リアルダンパーのシリーズで、別売りでサスも2種類出てますが、ストリート+α(酷道とダート少々)な私にはハードと思われるので、フォレスターサスより少しレートの高い純正サスに戻してみようかな・・・でも車高下がる・・・じゃ純正サスのまま上げよう!なパーツがコチラです↓
いきなり完成してるしw
リヤサスのアッパーマウントの上にスペーサーを取り付けて車高を稼ごう作戦ですね。こういうパーツ、市販もされてるそうですが、チトお高い。ワンオフで製作もしてもらえそうですが、こちらもコスト的に私のお財布事情からすると相当悩みます。んじゃ自分で作るかっ!となるのは当然の流れですね(^_^;)
よく器用貧乏といいますが、お金持ちはお金出せばプロに作ってもらえるから自分でしない。だから器用にならない。大して私のような貧乏人はお金払って作ってもらえないから自分で作るしかない、なんでもやってるうちに上手になるから器用になる・・・貧乏で良かったよ俺・・・いや、やっぱ金持ちのほうがいいか(・∀・;)
材料は昨年○シェにお邪魔したときに、石田店長さまから、廃棄物のアンダーガードを頂いてました。廃棄物といっても、素材はジュラルミンで、セリカ時代のもので6mm厚だそうです。
6mmじゃ足りないけど、複数枚作って重ねる仕様にすれば車高調整も可能になるじゃんか(・∀・)
目標は4枚重ねで、6mm×4=24mm これを左右で2セット、8枚ですね。
スタッドボルトの長さが足りなくなるので、元のボルトは撤去、長いボルトを下側から入れて溶接で点付けでイケるっしょ。
製作は、まずはどうやって6mm厚のジュラルミンを切るか?です。
サンダーで果てしなく削ってカットするか?
ん~・・・。板金屋さんに相談したら、プラズマカッターでイケルんじゃね?なお話し。プラズマカッターは、溶接機の逆の原理で、電気火花で素材を溶かして高圧のエアで溶けた部分を吹き飛ばしながら切る道具です。吹き付けるエアで冷却も兼ねるので、素材の熱ひずみが少ないのが特徴です。ウチの会社の機械だと、綺麗に切れるのは鉄板なら2~3mm、ステンは1~2mm、アルミは3~5mmくらいが限界かと。アルミよりも分子が高密度なジュラルミンで6mmって限界超えてるっぽいんですが、ムリってこともないだろうとのことでした。
んではレッツ・チャレンジ!
ジュラルミンのアンダーガードに、ボルト穴をケガいてドリルで穴開け。
アッパーマウントを穴にセットして外輪を位置決め
スパーク飛ばしながらカット開始・・・相当ゆっくりカットしないと火花が貫通しません。
じっくりゆっくり・・・切れました!
切断面はお世辞にもきれいとは言えませんが、とりあえず形にはなりそうです。
マウントに載せてみる
よしっ!私にも見えるぞ!完成形がっ!
あとはベビーサンダーとベルトサンダーでひたすら研磨&研磨 したのが1枚目の写真です。
それをマウントに載せてみると・・・
\(^o^)/ヒャッハ~♪♪良いではないか♪♪♪
と、ここまでおよそ1時間。あと7枚ねwwwwwwwwwwwwwwwwww
やったろうじゃんかっ!
1枚目の完成品を型に、イッキにケガいて穴開けして・・・
切ってやったでコノヤロウ\(^o^)/
切り出したらボルトを貫通させてまとめます。
切り口ボロボロじゃねーかよ・・・
ここから先は根気と根性と愛と勇気だけが友達さ!作戦でひたすら研磨で成形します。
削り~の
削り~~~~の・・・
サンダーの刃も新品投入!
で、ほぼ1時間半の格闘の末・・・
研磨終わったぜコンチクショウ\(^o^)/

↑内径の穴はまた今度なのは内緒ですw
エッジ部分と表面はペーパーサンダーで軽く均しておきました。バリで手を切るのよくあることだし。
スペーサー1枚で6mmUP↑
2枚で12mmUP↑
3枚で18mmUP↑
そして4枚で24mmUP↑です
頑張ったね俺!
一番上のスペーサープレートだけ、センターの穴が小さめです。これは元々アンダーガードに開いてた穴を利用しただけw一番上はショックのセンターナットにボックスレンチがかかるだけ開いてりゃOKなので。小さい穴仕様は都合2枚用意です。
さすがに仕事終わってから、なんだかんだで3時間。サンダーを握り続けた腕は、いいかげん握力も限界なので今日はここまでにしときます。完成も見えてきたしね(・∀・)♪
研磨カスを掃除して、パーツを倉庫に片付けに。一角は私の占有スペースになってますというか勝手にしちゃってます(^_^;)
そこにはスタッドレスやら、在庫のオイル(ペール缶)などのパーツがてんこ盛り。
ええ、他の人の5倍は占有してますけど何か???←年長者だけに文句言われないのをいいことに図に乗るオッサンは私ですヽ(^。^)ノヘヘ~ン
そこで目に止まったのはラリータイヤ用ホイールに使う15mmワイドトレッドスペーサー
てき~~~~~ん!(ニュータイプの閃き効果音)
15mmスペーサーに自作スペーサーを重ねてみる・・・
大きさ、内径、なんかイイ感じ?
これをベースにしたほうが楽だったとか??
スタッドボルト抜いて、2つ穴開けすればイケル???
もうここまで作っちゃったし、とりあえずコレで行きますが、第2案としてワイトレ流用も考えてみますか。単にスペーサーに使うんなら、オクで激安ので十分だろうし。厚みも選べるね。自作スペーサーと組み合わせれば相当な幅で車高セッティングも可能になりそうな(・∀・)
でね、気づいちゃったのアタシ・・・。
15mmワイトレと自作スペーサー3枚で同じ厚みなの・・・
げっ!アンダーガードは6mmじゃなくて5mmじゃんwwwww←だからプラズマカッターの限界容量でも切れたのかね?
じゃあ、あと2枚追加しなきゃ目標車高にならないとかwww
う~ん・・・
かなーり頑張ったけど、そういうオチで来たか(^_^;)
せっかく石田さんにいただいた素材なので、コレは使う方向で。
さらにもう一度練りなおしますか(^0^;)
んでは、明日は休みなのでゆっくり朝寝坊しますかね(^^)
おやすみなっし~~♪