2017年09月08日
みんな、女子にうかつに「スッピンのほうが可愛いよ!」と言ってはいけないそうだよ。
それは、一生懸命カスタムしたクルマに、「ノーマルのほうがカコイイ!」と言うようなものだからw
(↑ネットで拾ってきたお言葉)
こんばんはノイエ汁です。
今日はね、年に数回あるかないかのマジメな話だ。しかも長くなる予感ビンビンだw
クルマに特化したSNSだし、ちゃんとしたクルマのこともたまには書かないとね!
今日、友達とタイヤの空気圧の話をちょこっとしたんだけど、タイヤのエア圧確認・調整は基本中の基本ですよね。これはイジりとかの話ではなく、誰もが普通に走らせるにも必要なことです。
しかし、このタイヤのエア圧って奥が深い。
基本的には、ドア開けたとこにコーションラベルが貼ってあるので、それに従えば良いでしょう。
でもサイズ変えたら?
ちょっと特殊な使い方をするときは?
など、セッテイングと言っても良いようなこともあるわけで。
私のGDB,現在履いているタイヤは195/65-15です。標準タイヤは235/45-17と、だいぶサイズが違います。
外径はほぼ同じなので、メーターの誤差も許容範囲内ですが、太さとタイヤのハイトが全然違う。これって同じエア圧でよいのかな?と。
測定はしてませんが、おそらく195/65-15のほうが空気容量は多いと思います。おそらくね。
タイヤ内の空気は少ないより多いほうが良いと私は考えます。熱の影響によるエア圧変化も少ないと思いますし。
でね、基準となるエア圧が無いのですよ。スバルさんも普段使いに195をGDBに履かせるなんて考えてないでしょうし。(ラリータイヤは別ね。ラリータイヤだとこのサイズが標準になります)
なので、なんとなくF2.2 R2.0で乗ってました。
タイヤのハイトが高いし、スポーツ系ではなくミニバン専用タイヤwなのでヨレます。スタッドレスで走ってるみたい。
そこでF2.4 R2.2に上げてみました。
ステアリングの反応が少し良くなりました。ヨレもありますけど減った。
さらにF2.6 R2.4にもしてみました。
これだと、予想通りハネます。ゴツゴツではなく、ポンポンはねる。空気パンパンに入れたボールですね。
またF2.4 R2.2に戻しました。このあたり、適正かどうかはわかりませんが、フィーリングは良いので、ここを基準にしようかと思います。
このように、エア圧ひとつでフィーリングは変わります。
月に1度くらいはエア圧はチェックしたほうが良いのですが、スタンドにいくたびにエア圧を変えてみて変化をみてみるのも面白いかと思います。何か交換するわけじゃないので、すぐに元に戻せるしね。
ホイール交換、タイヤ交換はクルマいじりの最初にやりたくなる所でしょう。
皆さん「インチアップ」したりしますね。
扁平を下げたタイヤに変えると、クイックになった感じがします。ハンドリング良くなった!コーナリングが良くなった!と思うかもしれません。
クイックに感じるのは、ハイトが低くなってヨレる部分が減るからなのですが、逆に、ある程度まで行くとグリップが急に抜けたりもします。だいたい低扁平タイヤにするときはスポーツ系の柔らかめコンパウンドだったりするので、かなりの速度域での話になるのでしょうけど。
低扁平タイヤは変形が少ない分、粘らないんです。グリップする美味しいところだけ使えるテクニックがあればよいのですが、私のようなヘタレは急激にグリップが変化するとついていけませんw
私のタイヤは65扁平で、ヨレが大きいのでクイックなハンドリングではありません。
でも、急にグリップが変化したりもしません(常に食わない方面ですがw) ダルい部分は早めにステア切るとか、急激な荷重移動をさせずにゆっくり移動させるとか、乗り方である程度はカバーできるでしょう。反面、グリップの限界はわかりやすく、滑り出しも穏やかなのでコントロールはしやすいです。絶対速度は低いですがw
高扁平と低扁平、横剛性はそんなに違うのでしょうか。
タイヤの構造上、たとえば1cm平方あたりの剛性は変わりません。それが5cmなのか10cmなのかの違いです。
ハイトが5cmの低扁平タイヤはヨレる部分が少ないので剛性が高いように感じます。
ハイトが10cmの高扁平タイヤはヨレる部分が多いので剛性が低いように感じます。
タイヤは、トレッド面はワイヤーなどの補強が入っていますが、横っ腹の部分はゴムだけです。
ゴムの弾性で路面からの入力をいなしています。
この「いなす」ってサスの働きと似ています。
サスの調整とかはこだわる人が多いのに、タイヤのエア圧はそんなにこだわってない人のほうが多いように思えます。
もちろん、クルマの動き、走りは、タイヤだけでなく、サスだけでなく、全体のバランスですから、○○だけいじればイイというものでもありません。
でも、簡単に変化させられて、乗り味の変化もわかりやすいタイヤのエア圧調整。
せっかくですから、そこも楽しんでみてはいかがでしょう。
そこはこだわらないよ、という方も、安全のためにも、定期的にエア圧チェックはしましょうね。
というお話でした。
ちなみに、外径は換えずにセットすると仮定して、インチアップするとほぼ絶対に重くなります。
ゴムだった部分がアルミになる&リムも大きくなるのでアルミの占める体積面積も多くなるので当たり前っちゃ当たり前なんですけど。
さらに回転マスも外側になるのでジャイロ効果で曲がらなくなります。
私、18インチ+ブレンボから15インチ+スバル4ポッドにして目からウロコがボロボロ出るほど感じました。クラッチつないだ瞬間から軽さを感じます。スムーズに動くし、曲がるし、止まります。回転マスって無視しないほうが良いと思います。(←サーキットでタイムアタックしてるから強力なブレーキが必要とかはまた違う話ね)
さらに余談ですが。
昔に見た、とある人のブログで、ホイールを標準の15インチから16インチへ換えたというのがありました。そのコメントに、「なんで16インチなの?いまどき16インチじゃグリップしないでしょう。どうせ換えるなら17インチにしちゃえば良かったのに」というのがありました。なぜかバカヤラウ過ぎて記憶に残ってますw
グリップとホイールのインチ数の関係を教えてもらいたいわwww
グリップはタイヤのコンパウンド、接地面積が大きく割合を占めると考えるのは私だけでしょうか。
走り出すと、荷重やサスにも影響は受けますけど。
「いまどき16インチじゃグリップしない」って、何を根拠に言ってるんだろう?????
特に「いまどき」の意味がわからんです。
この人に逆に質問したかったな。
じゃあ速く走る為だけに存在してるF1のタイヤが13インチなのはなぜですか?
なんで低扁平タイヤを履かないんですか?と。
F1のタイヤってかなり扁平高いですよね。この人は答えられるんでしょうかねw
問い:F1はなぜ低扁平タイヤを使わないか?
答え:レギュレーションでホイールサイズは13インチ、最大外径は○○ミリって規定があるから。
なんですけどねwww(今のF1は知りません。ちょっと前の話です)
Posted at 2017/09/08 23:57:11 | |
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