2019年01月27日
ところでと言えばトコロテンwww
私、千葉の先っぽのほうの海沿いの産まれなのですが、ワカメとかの海藻って買うんじゃなくて海に行って採ってくるものでした。
なにぶん子供の頃の記憶なのではっきりとは覚えていないのですが、4~5月くらい?の夏前くらい、まだ海に入るには水温の低い季節だった記憶ですが、ワカメは海岸に流れ着いているので、採るというより拾うんです。
多いのは普通のワカメで、これはオスの植物で、たまにめかぶを拾うと嬉しくてね。めかぶというのはメスのワカメで、オスワカメは根元から先まで同じような感じなのですが、メスワカメのめかぶは根元のほうはクニュクニュびらびらとヒダがいっぱいでヌルヌルしてるんです・・・はい、そこのアナタ!何イヤラシイ事を想像してるんですかwww ここが柔らかくて美味いんです。
あとはテングサも採りました。
テングサはトコロテンの原材料です。海では赤色(赤褐色)ですが、真水で茹でると白くなります。
ワカメも海では茶色ですが、真水で茹でると緑色になりますね。
クニュクニュびらびらなヒダがヌルヌルに名残惜しいでしょうが、話はトコロテンへ。
テングサを茹でた汁を濾して冷やすとプルプルの塊になります。四角いバットに流して四角いでかい塊にするんです。
それを柵に切って、天突き(トコロテンを切る道具)で突くとそば状のご存知のトコロテンになります。
ちなみに、柵のまま長野などに持っていって凍らせて水分を抜くと寒天になります。乾燥した寒天を水に戻してサイコロに切るとおなじみのアレです。海なし県で海藻が原材料の食べ物を作るんですね。
ところでトロコテン、皆さんはどうやって食べます?
酢醤油が一般的かと思いますが、千葉の漁師町の子供はそんな酸っぱいものは食べませんw
トコロテンを器に出したら・・・
砂糖を小さじ1杯投入www
かき混ぜるとトコロテンの水分で溶けます。
が、全部溶け切らないでジャリジャリした感触が残ってるタイミングが食べごろです。
少なくとも私の産まれた町では子供は砂糖でトコロテンを食べるのが普通でした。
私、今でもトコロテンは砂糖で食べることがあります。
甘いだけで美味しいってこともないんですが、子供のころにおやつで食べてた砂糖トコロテンは思い出の味なんでしょうね。
スーパーで買い物してて、たまたまトコロテンが売っているのを見て、子供のころの記憶が思い出されたオッサンでした。
んでは今日はこれにて。
おやすみなっし~~(^^)
なんか普通のブログじゃね?wwwww
Posted at 2019/01/27 22:23:38 | |
トラックバック(0) | 日記