2019年09月14日
台風被害の千葉の実家へ救援にいってました。
報道されているように酷い被害でした。
幸い私の実家は停電程度で、家族も無事、建物にも大きなな被害はありませんでした。
台風から2日目、市の防災無線で給水情報や、携帯の充電できるところなどの案内がありました。
その日の午後、近所のおっちゃんが血相変えてうちに来ました。
「断水するから水汲んでおいたほうがいいぞ!」
そして次の家へ駆けていく。
確かに市の防災無線でも給水始めたって言ってるからな。
だが待てよ。
なんで「これから」断水になるんだ?
給水地が停電になっていなくて、浄水場や揚水ポンプが動いているから今現在水が出てるんだよな?
停電が原因ならほかの断水地域と同じようにとっくに断水してるだろ?
試しに水道の蛇口をひねる。水はガンガン出てる。
これは防災無線で給水って言ってるから、断水していない地域の人が断水って言葉に過敏に反応しちゃってるだけじゃね?
一応、埼玉から持ってきた水がある程度あるので、汲み置きはしないで様子を見ることに。
その日は断水にならず、次の日も水は出ている。
そっか、停電で不安になってるとこに給水サービスが始まったってスピーチがあったから、断水するもんだって思いこんじゃったんじゃないかな。で。これは周りにも知らせないと!っておっちゃんが拡散する、聞いた人も拡散する・・・
なんか根も葉もないデマや噂ってこうやって広がるんじゃないのかな?なんて思いました。
今回私は台風か来た日から居たわけじゃなく、台風去ってから家族の支援に来たので、ちょっと引き気味に物事見れて冷静ですわな。だから「なんで?」って考えられたけど、地元の人達のように台風の暴風を目の当たりにして停電も最初っから体験してたら。もしかしたら焦りや不安も今とは違ったかもしれないし。
停電で情報もシャットアウト、不安もあるだろうけど、回りに流されずにちゃんと考えて、慌てて動かない。生き残るっていったら大げさかもしれないけど、身を守るためにはこれって大事なことかもしれないと思いました。
実家は、本日9/14、電気復旧いたしました。ガス水道はずっと繋がっていたので、地域内では被害は少なく済みました。
ご心配いただいた方々、復旧にあたってくださった各電力会社の作業員の皆さん、自衛隊の皆さん、ありがとうございました。
屋根のない家、壁が崩れた家、電柱が倒れ、倒木で道路を塞がれ、ライフラインだけでなく住むところすら失ってしまった方々も大勢居らっしゃいます。これからも、復興になにか力になれればと思います。
Posted at 2019/09/14 22:37:12 | |
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