だってエアコン修理なんだもんw
やらないともっと暑いメに合いますからねー。休みの日の日中より少しは涼しくなる夜のほうがマシだろーと仕事終了してから作業しましたよ(^_^;)
新しく購入したのはKOYO製のコンデンサー新品です。新品でも2マソ程度です。
こちらのメーカーはラジエター屋さんですね。いつも仕事でも使わせていただいてますが、過去に製品不良が原因の故障修理は一度もないです。安い価格ながらもモノは悪くないので不安なく使えます。
単純に交換作業だけなのでサクっと2時間弱で終了
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さて子供達の夏休みも残り半分になりましたが宿題は大丈夫でしょうか?
たまにはお父さんたちもお勉強しましょうかね!
ということで今日のお題は
「エアコン」です
なぜエアコンからは冷たくて冷え冷えな極楽の風が出てくるのでしょう?
キーワードは「圧力」「気化熱」です。
簡単な構造の説明ですが、
コンプレッサーで冷媒ガスを圧縮し高圧高温にします。これをコンデンサーで冷やし液化させ、室内ユニットのエバポレータ内にエキスパンションバルブから噴霧させ気化熱で回りの熱を奪います。気化した冷媒ガスはふたたびコンプレッサーに戻り圧縮されて・・・というサイクルで回っています。
あとは冷えたエバポレーターにファンで風を通過させてやれば冷た~~~い風がでて来きます。
これは家庭用エアコンも冷蔵庫も基本は同じ原理です。仕様する冷媒やコンデンサーの放熱量、エバポレーターのサイズなどで最大冷却能力は変わります。同じ車用でも運転席用とトラックの冷凍機などはまるっきり性能が違うわけで、冷凍荷台の中はマイナス数十度とか、もし運転席に冷気回したら運転手が凍死しちゃうよwwなすごいものまで様々です。
気化熱は皆さんご存知だと思いますが、庭に水まくアレも気化熱で少し涼しくなるという昔の人の知恵ですね。
では圧力です。
液体が沸騰して気体に変わることを気化といいます。常温でも蒸発というカタチで気化はしていますが、激しく気化している状態が沸騰です。わかりやすく身近な水で例えてみましょう。
水が沸騰する沸点は100℃ですが、これは厳密にいうと気圧1.00hPaでのことで、気圧の変化で沸点も変化します。気圧が低くなると100℃未満で沸騰してしまうため、富士山の上ではお米が炊けないということになるわけです。では日常ではあまりない気圧が極端に高い状態を考えて見ましょう。この状態だと水は100℃を超えても沸騰しない=気化しないということになります。車の部品でいうとハイプレッシャーラジエターキャップですね(笑)冷却系の強化部品としてよく使われているようですが、水温が100℃超えても沸騰しないのでオーバーヒートに強い!・・・は間違いで、沸騰してないから気化してないだけで温度は同じです。沸騰しないから最後の最後まで液体として機能するというメリットなありますが、ラジエターやホースがそういう圧力に絶えられなくなりますのでキャップだけハイプレッシャーにすると他が壊れますよってことでオススメしません。ハナシが逸れましたw
このような原理を利用して、高温高圧の冷媒を低気圧状態のエバポレーター内に噴霧させ激しく気化させると気化熱で超~冷え冷えになるわけです。
高圧側と低圧側の圧力差で沸点をコントロールし気化熱でより冷やすということはご理解いただけたでしょうか。冷媒の種類もいろいろあるのですがめんどうなのでまた今度(笑)
こうした圧力と気化熱をコントロールすることで快適空間を作り出すエアコンデショナー略してエアコンのおかげで私たちは夏でも快適に過ごせるわけで・・・
現在快適な部屋で打ち込みしてるので
快適に眠くなってきたですー(・∀・;)
Posted at 2012/08/17 16:00:29 | |
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