亀よ亀さんよ~っとくらぁ。
夕方、何シテル?に道路を歩いてた(這ってた)亀を保護~川に返してあげた話の続きです。
川に返すといっても、護岸されているし柵もあって川辺まではなかなか出れません。かといって亀を投げるのもねぇ。
もし投げるならサイドスローでクルクル回転させながらガメラ飛行のようにだよね?www
なので、柵を乗り越えて降りられるところまで降りて、水草のあるところにそっと投げました(結局投げるんかいww)
それをですね。見ていた人が居たんですよ。
スーパーカブに乗ってるお巡りさんwwwww
P:あー、すみません、どうされました?
N:道路に亀が居たので捕まえて川に返してあげてたんですよ~。
P:ほ~、まさか飼えなくなったペットを川に捨てたとかじゃないですよね?
N:いやいや、会社の名前が背中に入ってる仕事着でそんなことするわけないでしょーーー!
P:そうですか、一応免許証を確認させていただけますか?
んもー、職質かよ!でも、やましいことはないので免許を提示。
お巡りさん、免許を確認し、仕事着の会社のマークを見て
P:あ~、〇〇〇さんね!じゃあ悪いことはしないね!
いやいや、会社で判断するなっつーのww
P:その逃がした亀はどこに?
N:あそこ泳いでますよ
川幅2~3mほどの小さな支川の柵越しに亀を見ているオッサンとお巡りさん。
傍から見たらシュールな絵面だろうなwww
P:ではお気をつけて!
とお巡りさんは行ってしまいました。
亀を助けて職質を受けるとかそんなに人相悪いか俺?w
実際には職質ってほどでもなかったけどね。一応不審に見えたから声かけてみた感じ?
*今日の亀はおそらく日本の固有種のイシガメと思われます。
生体の放流をしてはいけない特定外来種のアカミミガメ(アカミミ・ミシシッピーガメ、幼体はミドリガメ)は顔の横に赤い模様があるのですぐわかる。同じ外来でもかなり古くから日本に住み着いているクサガメは背中に縦3本の山があったと思うし、名前の通り臭いもクサイはず。なので今回の生体放流に関しては問題ないでしょう。
さて話はノイエさんが小学生の頃に遡ります。
ノイエさんが小学校2年生の時に、ノイエ父は念願の戸建てを購入しました。
約50年ほど前の当時の金額で360万円。ノイエ父の月給が2~3万円だったそうですので、今なら月給2~30万円の人が3600万円の戸建てを買うのと等価くらいでしょう。
小さいながらも庭があり、そこへ父と一緒に小さな小さな池を作りました。たぶん、横60cm、縦40cm、深さ30cmくらいかな?台所のシンクくらい?それでも、ちゃんとコンクリで固めて作りましたよ。
その池に、近所の川で釣ってきたフナやモツゴ(クチボソ)を泳がせたりしてました。
金魚?買えませんわそんな高級魚はw 魚だって自給ですよw
千葉の田舎でしたので海の魚はナンボでも釣れましたが、海の魚は海水じゃないとダメなのは理解していたのでチャリ飛ばして川や用水池、沼などに釣りに行ってました。
でね、沼に釣りに行ったときに亀を捕まえたんですよ。その亀を持ち帰り自宅の池に放す。逃げないように甲羅の端っこに父が穴を開けて紐を付けてくれました。
ノイエ少年は、亀やフナのために畑に行ってミミズを取っては池や池周辺の土に離してました。フナはちゃんとミミズを食ってるかな?と釣針にミミズを付けて池へポチャン
フナ釣れたwwwwww 釣り堀自作だよwww
季節は流れて冬に。
池の亀の紐が池の中でなく、池の脇の土の中にあるのに気付く。
なんでだ?とノイエ少年が土を掘り返すと亀が手足を引っ込めて丸くなってる。(冬眠ですね)何を思ったかノイエ少年。亀が生き埋めになってる!と思い、土から取り出し池へドボン。。。亀は沈んでいきました。
翌日。紐を引っ張ってみると亀が浮いてくる。首手足がでろーんと出ている・・・
つついてみても無反応。甲羅をつかんで持ち上げると首と四肢が力なく垂れさがる・・・ちょっとビビリながら亀を元居た土の中へ埋め戻す・・・見なかったことにwww
夜、父に亀が土の中に居ることを言うと、「冬眠してるんだろ。春になったら出てくるよ」と。
ふ~ん、春になったら
生き返るのか
(死んでるだろうことは認識してた)
が、春になってもGW過ぎて初夏になっても亀は出てきません。おそるおそる土を掘り返すと・・・
以下略(想像禁止www)
その後、ノイエ少年が亀を飼うことは有りませんでした。
ってのを亀を見て思い出しましてね。
あの時の罪滅ぼしにも、この亀は助けてあげなきゃ!道路なんかに居たら轢かれてペチャンコになっちゃう!と保護してすぐ近くの川へ逃がしたのです。
子供の頃って無知なのもあり残酷なことをしたもんだと反省しつつ、今日の亀の恩返しに期待して宝くじでも買っちゃおうかな~~なんて良からぬ企みを企てているオッサンでした。
ではまた~。
亡き父へ。
念願の初の戸建てを、亀とはいえ事故物件にしちまってすまなかった(汗)
あの池よりも深く反省してます(深さ30cm程だけどなwww)
Posted at 2020/10/24 22:03:15 | |
トラックバック(0) | 日記