EVO９純正レカロ移植①

先日の作業オフでまちゃむね君から買い叩いたエヴォ9純正レカロシート。
レカロでいうと何のモデルだ？よーわからんけど見た目はよろしい♪

が、ミツビシ純正ってこともあり、普通のレカロとは作りがチト違う。
普通に売られてるレカロはシート本体・スライドレール・ベースフレームの３つで構成されます(ベースとスライドは一体のものもある。メーカーによって異なる)ミツビシ純正はスライドのロック機構の一部がシート側にあり、普通のスライドレースにはマッチしない作りになってます。が、本体は同じだろ？んじゃ邪魔者は切って削っちゃえばいいべ。
で、サンダーでカット。カット時間２分と某ＱＢハウスより早い♪

写真左の方にナットと鍋ネジが写ってますが、これは反対側にはありません。左レールにはスライドレール接続部に10ｍｍほどのスペーサーが溶接されています。右側には無しで右はスライドレール側にスペーサーがあります。容易に他スライドレールと互換しないようになってるんでしょうか？
なので左スペーサーを削るが、右にもスペーサーを付けるか・・・単にスペーサー代わりにワッシャ何枚かかませるだけでもいいんだけど、それだと脱着のたびに落ちて面倒なので厚みがちょうどピッタリだった17ｍｍナットをスペーサー代わりに溶接で点付け、高さを合わせます。

そのまま溶接すると火の粉でスポンジ燃えちゃうのでダンボールで養生します。さらに濡れウエスで表面に水も追加。
この写真だとゴミにしか見えんな(^_^;)

溶接するナット部のアップです。ボルトは位置決めに仮締めしてあります。

このナットをＭＩＧ溶接機でパチパチと溶接。対角の２点をちょっと点けておくだけなので、外そうと思えばわけなく外せます。

元々付いてるスペーサー。
溶接部をちょっと削ってタガネでひっぱたきゃすぐに取れそうだけどね

スペーサーなしのほうがその分シート高が低くできるんだけど、シート生地のめくれに干渉しそうなのでスペーサー有りにしてみました。1ｃｍくらいなら大した影響ないだろうと・・・・・・・

削ったトコと溶接したトコを黒の缶スプレーで塗装。もちろんサビ止めです。

シート側の加工はこれだけです。あとはスライドレールに合体させるだけ。

の前にリクライニングダイアルの修理も。センターのシャフトが刺さる部分が割れていたので周囲をエポキシパテで補強。
一応交換のつもりで調べたら、同じエヴォ用でも複数種あり、薄い形状のものもあるようです。が、１つ３千円ほどするので、まずは修理してみてダメだったら考えようってことでやってみました。
結果は・・・十分使用に耐えられそうなのでぶっ壊れるまでこれでいいやっつーことで。