ノイエ商会のお仕事
投稿日 : 2011年11月09日
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外したリヤキャリパーをオーバーホールしです。
嫁ぎ先でも安全安心に機能しますように・・・
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リヤはシングルピストンの片押しなので簡単です。
だいぶサビが出てますねー。ブーツ溝もしっかり掃除してキレイにしてから組み付けました。ピストンも磨いてピカピカにしましたよ(^^)v
スライドピンは固着しやすいので、ピンとピンホールもキレイに清掃してグリスアップもしっかりしておきます。
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4ポットも部品点数が多いだけで基本構造は同じです。
キャリパー本体、ピストン、シール、ダストブーツ&リテーナーだけのシンプルな構造です。
バラすときは、フルードの替わりにエアガンでエアを吹き込んでピストンを押し出すのですが、多ピストンの場合、1個出てしまうとそこからエアが抜けて他のピストンが出なくなってしまいます。スバル4ポットの場合、ワイヤーブラシの柄をローターの位置に置いてエアを吹き込むと全部のピストンが手で抜けるところまで出てきます。
もし先に1個だけ出ちゃうとかの場合には、シリンダー内のシールを外してシール無しでピストンを戻してやります。これでエア漏れは最小限にできるので他のピストンを押し出せます。
動画ならわかりやすかったんだろうけど、一人作業なのでカメラマンが居ないので撮影できませんでしたw
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バラしたらひたすら清掃!丁寧に清掃するとキズやピストンのメッキの虫食いなどが発見できます。
ブレーキは絶対に適当にやらない事!
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シリンダー内も清掃します。パーツクリーナーで洗い、ウエスでふき取り、サビはCRCなどを吹いてから600番手くらいのサンドペーパーで磨きます。垂直方向にペーパーがけすると液漏れの原因になりかねないので、必ず円周方向に磨きます。
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ピストンもきれいに清掃します。こちらもパーツクリーナーで洗い、ウエスでふき取ります。ほとんどの汚れや軽いサビはこれで落ちますが、取れないサビがある場合にはシリンダー同様600番ペーパーで磨きます、磨き方はシリンダー同様に円周方向で。
シールにラバーグリスを塗り、シリンダーにセット、ピストンにもラバーグリスを塗りブーツを先にセットしてからシリンダーに押し込みます。きちんと位置が合い、グリスが効いていればスーっと軽く入ります。
ピストンがセット出来たらブーツをかぶせ、スプリングで固定して完成。片側15~20分もあれば十分出来ます。
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で、クライアントご希望の赤に塗装しました。
SUBARU文字は時間がとれれば筆で塗りたいところ。
間に合わなかったらご自身でやってもらうかな?
下地に白っぽい色を吹けばよかったかな?イマイチ赤の発色が良くなかったかも・・・(・∀・;)
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