今日、イエローハットの折り込みチラシが入っていた。
我が家のデイズに合うバッテリーが二つ載っていた。
GSYUASA M-42 \16,800
Panasonic M-65 \19,800
どちらも交換工賃込みの値段だと思うが、バッテリーは自動車の消耗品の中で高価なパーツであることに違いはない。
というわけで、この高価なパーツであるバッテリーをできるだけ長持ちさせたいので、アイドリングストップは常時オフにするようにしている。
デイズが納車される前は、アイドリングストップ車を運転した経験がなく、アイドリングストップでガソリンを節約できるならそれでよいと考えていた。
納車されて実際に乗ってみると、アイドリングストップすると、どうも運転しにくい。止まっている間、静かなのは良いが、ブレーキペダルから足を離しただけで、エンジンがかかることに違和感がある。そのうち慣れるかなと思っていたけど、違和感は取れない。まず、アイドリングストップしていると、ブレーキペダルから足を離してもクリープしないから、発進タイミングが自分の感覚とずれてしまう。また、状況によっては低速になっただけでアイドリングストップするが、ここから加速するとまずエンジンがかかるので、エンジン始動の音と振動で車が異常をきたしたような感覚に陥る。ほかに、車庫入れの切り返しでアイドリングストップしてしまうので、車庫入れがやりにくい。
そんなこんなで、アイドリングストップは使わない方向になってしまったが、冷静に考えてみると、アイドリングストップによってバッテリーの寿命は確実に縮んでいる。それに耐えられようにアイドリングストップ車用バッテリーを搭載しているわけだが、アイドリングストップを使わないほうが、バッテリーの寿命は長くなるに決まっている。かつ、高価なバッテリーの寿命を伸ばせば、アイドリングで消費されるガソリンコストを吸収できると思われる。
インターネットのある記事で、アイドリングストップを多用した結果、1年半でバッテリー交換になったというのがあった。バッテリーの保証期間内だったので無償交換になったというが、本人の財布には負荷が無くても、社会全体の環境負荷という視点で見ればよろしくないことだ。
最近の新型車ではアイドリングストップがないものがあり、アイドリングストップ機構は必要不可欠なものとは言えない。燃費の計測方法が変わったことも一因らしいが、車を走らせるものとしては、トータルコストを下げて、自分の財布にも社会全体にも優しい車の維持管理をしていくべきだろうと思う。
バッテリーの点検では、電圧チェックと液量チェックはしている。維持管理としては、液量が減れば精製水を補充、電圧が低下気味になってきたらバッテリー強化液の添加を考えていたが、積極的にメンテナンスするということは考えていなかった。
太陽光発電によるオフグリッドシステムについて調べているうち、バッテリーの充電方法に着目するようになった。バッテリーの充電方法はいくつかの種類があり、充電方法によってはバッテリーの寿命を伸ばせるという。
そういえばジャンプスターターについて調べていたとき、自動車用のバッテリー充電器ってあったなぁと思って改めて調べてみた。
セルスターのDRC-300を見つけた。パルス充電により電極板に付着したサルフェーションを除去するという。我が家のデイズは短距離走行が多くバッテリーが劣化しやすいから、定期的にバッテリー充電器にかけてやればバッテリーの寿命が延びるんじゃないかと考え、バッテリー充電器を購入することにした。結局、我が家には原付もあるのと、最悪バッテリーが弱ってエンジン始動できないときのことも考えて、
セルスタート機能のあるセルスターDRC-600を購入した。
バッテリー充電器はまだ一度しか使っていない。バッテリー充電器をつなぐと最初にバッテリー診断を行うが、良好と診断された状態から充電を始めたので、充電した次の日にエンジンをかけても、普段よりちょっとだけセルが元気に回ったかなと思える程度で具体的な効果は分からない。多分、バッテリー充電の前後にバッテリー液注入口を開けて電極の状態を観察すればいいのだろう。
何にせよ、月1回ぐらいのペースでバッテリー充電器につないでバッテリーが何年持つか試してみるしかない。6年以上持てば効果ありかなと思っている(現在はPIT WORKのM-42を搭載)。
Posted at 2021/10/08 14:02:22 | |
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