遠心フィルター、ストレーナー清掃オイル交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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遠心フィルター、ストレーナー清掃は、ユーザーマニュアルには12000km毎となっていますが、前回のオイル交換から3000km超えて走行距離も10519kmとなったのでオイル交換を兼ねて作業をしました。
基本的な構造はGROMと同じですし、CB200Xの盆栽バイクさんの動画
https://youtu.be/RiLjvwFzOvc で予習したのですが、それなりにたいへんでした。
画像のようにエキパイをカバーせずにやると、エキパイに付着したオイルが焼けきるまで白煙が出て、ケースからオイルが漏れているのか判断がしにくいです。
カバーはビニールではなく熱により強い紙みたいなものの方が良さそうです。
2
今回そのままガスケットを再利用しましたが、前もってAliexpress でCB190R 用の互換パッキンセットを準備しておきました。
右クランクケースガスケット
11393-KRE-G01 GASKET, R. COVER
遠心フィルターガスケット
15459-K70-630 GASKET, OIL FILTER CAP
3
オイルを抜いた後で、先にクラッチワイヤーとアンダーカウルをステーごと外しておきます。ステーはクランクケース下一箇所で取り付けられていますが、10mmスパナしか使えない位置で脱着がわりと面倒でした。
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クラッチワイヤーのステーを共締めしているボルトを含めて11本のボルトを8mmボックスレンチで抜いていきます。
締付トルクは、12Nmだと思います。
今回の作業の為に、SK11 T型スライドソケットハンドル STS-220S を用意したのが有効でした。
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両手でクランクケースを持って少し揺すったら、簡単に外せました。
ガスケットも痛みがなさそうだったので、キタコの液状ガスケット KC-167を追加で薄く塗ってから再利用しました。
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ストレーナーは上下の向きに注意が必要です。Dio110 JK03と比べるとかなり雑な造りでウエスで拭っても取れない汚れもあったので、次回は交換したいです。
ストレーナーの型番は 15421-KSP-910 のようですが、日本製の 15421-035-010 の方がよろしいようです。
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遠心フィルターは、GROMではギアストッパーが必要のようですが、多少動くものの+ドライバーだけで外せました。
力がかかるので短いドライバーを使いましたが、オイルが付着して滑りやすいので通常サイズでも良かったように思えました。
ネジの締付トルクは 4Nmのようですが、ドライバービットも無いし、取付時は年寄りがネジ山傷めない全力で締めました。
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開ける時にはオイルが多めに溢れてくるので、コップみたいなものを当てがった状態で開けた方が良いかもしれません。
外周にはアルミっぽいスラッジがそれなりに付着していたので、綿棒とキッチンペーパーで取りました。
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蓋の裏側にガスケットがありますが、そのまま再利用しました。
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最後に元に戻す際に、アンダーカウルのステー取付で苦労しました。左手人差し指を隙間に突っ込んで、右指でボルトを回して仮止めするまでに何回ボルトを落としたことか。
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オイルの補充量は、CB190R のShopManual では、通常量1.0L で、分解時1.2Lとなっておりました。
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