フェンダーガーニッシュ_デコパネ_自作/【ホームセンター格安DIYシリーズ】
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
フェンダーガーニッシュ
【ホームセンター格安DIYシリーズ】
・スチレンボード7㍉厚 + PPクラフトシート0.75㍉厚
2
↑元ネタ 真似してみた。
通常この手のエアロパーツ的なものを作る場合、型合わせして、発泡ウレタン流して、型取りして、FRP貼って、削って、パテ埋めして、塗装して...みたいなとてもつない工程がある。
もう少し身近な材料と簡単な製法かつ、素人DIYで安価に作れないかと(´・ω・`)
ホームセンターで物色。
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材料①
スチレンボード(デコパネ)
900㍉ × 600㍉ × 7㍉厚
¥1,300 × 3枚使用
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材料➁
PPクラフトシート(アクリルサンデー社)
900㍉ × 600㍉ × 0.75㍉厚
¥1,200 × 2枚使用
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まずは型取り。
使い古しのクリアファイル張り合わせて、実車から直接型を取る。
ハスラーはフェンダー部分がほぼフラットなのでやり易い。
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クリアファイルで取った型をもとに、スチレンボードを切り抜く。
スチレンボードは普通の発泡スチロールやスタイロフォームより低発泡なため気泡が少なく、ヤスリ掛けしてもポロポロ崩れない。
エッジも綺麗に出る。
素材がカッターで切断可能なのも簡単で良い。
ただ、強度がなく後程対策。
このスチレンボードを直接パーツ本体にしてしまう構想。
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この2つを接着。
このときPPクラフトシートを一回り小さくしてあり、はみ出ているスチレンボード部分は斜めに面取りしたいため残してある。
斜めの面取りで車体に取り付けたときの後付け感を少しでも緩和させたい狙い。
細かな整形や面取りを行う。
スチレンボード7㍉
+
PPクラフトシート0.75㍉
+
塗装塗膜
+
取付用両面テープ
で合計9㍉程度の厚みに収まる想定なので一応車検対応。
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塗装に移る前にもう一仕事。
スチレンボードはいわゆる発泡スチロールのため、油性塗料やエポキシパテをそのまま使うと溶けてしまう。
全て水性の塗料や水性パテを使う方法もあるが入手しずらく、耐久性も上げたいため、コーティング剤として今回はタイトボンドⅢ(木工用ボンド)を使用。
【タイトボンドⅢの特性】
・水性(スチレンボード溶けない)
・硬化するとヤスリがけ可能なほど固くなる
・硬化すると溶剤の影響を受けず油性塗料を重ね塗りできる
・硬化前なら濡れ布巾で簡単に拭き取れる
・高耐水性
・天然素材のためまな板など食品に付着するものにも使える
・パテより安価
と今回必要な要素は全て解決できそう。
本来の使い方とは異なるがコレを、液体パテの代わりにとし、スチレンボードの耐久性アップと油性塗料耐性(溶剤耐性)コーティング剤として使ってみる。
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↑タイトボンドⅢをスチレンボード部分に塗った状態。
硬化すると黄色くなる。
液体パテと一緒で乾くと多少痩せるので、ヤスリ掛けしながらで2〜3回塗布。
天然素材なので指でも塗れる。
これで表層面の均一化と強度アップが図れ、スチレンボードの裸状態よりは遥かに強くなった。
外装パーツとして現実的な強度は確保。
また、塗装耐性もついたのでミッチャクロンや油性塗料も使えるしサーフェイサーも効く。
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【完成パーツ一式】
※画像上部 フロントフェンダーパーツ
※画像下部 リアフェンダーパーツ
この後、
脱脂 → ミッチャクロン → 耐チッピング塗装 → マッドブラック塗装 → 艶消しクリアー
で塗装。
チッピング仕上げでも良かったのだけど部分的に艶が出でしまった箇所もあったのでマッドブラックを重ね塗りし艶感均一化した。
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Before
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After
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Top View
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Back View
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ワイルド感少しアップ。
9㍉程度フェンダーが外に出たのでホイールスペーサー入れてツライチ & ワイルド感アップの予定。
それはまた後日。
今回は構想に時間がかかりました。
でもホームセンター材料でこれらのパーツが安価で作れるのが分かったのは収穫でした。
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