ワイパーリンク機構の保守保全

経年劣化による保守保全。
最近は新規パーツがなくて、こんな感じばかり(笑)
ワイパーがどうもHiにするとフロントガラスをはみ出してオーバーラン気味なのと、リンク機構の保守を兼ねて。
先ずはワイパーを14mmソケットレンチで外し、フロントガラス下のカバーを外す。カバーはクリップ止めなので剥がせばOK。

モータとリンクのアセンブリは、10mmソケットレンチで3本のボルトを外す。
モータの電装カプラも外して取り出し。
アセンブリを摘出したら、「モータと左右ワイパーを繋ぐリンク棒」2本を外す。白色プラスチックキャップをパーツクリーナで洗浄して、シャーシグリスをもりもり注入。

ここが最も摩耗しやすいとされる、モータ側のプラスチックキャップ。
10年半放置で、案の定潤滑切れ。
モータ自体は正常に動いているので、今回はモータ部分を分解して減速機構までは手を付けず。

保守で特に目立った効果は無かったが、リンク機構で最も負荷の掛かる箇所をグリスアップ出来たので、精神衛生上は宜しいかと。
ジャバラタイプのシャーシグリスなら、ホームセンタで188円で売っているので保守コストもかからず。

「フロントガラスをはみ出してオーバーラン気味」は解消しなかったが、リンク機構に異常がなかったので、原因は多分ワイパアームの取り付け穴のギザギザが減っているせいなのだろう。