MINI隠しコマンド「スポーツ・プラス・モード」のコーディング
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
MINIの隠しコマンドである「スポーツ・プラス・モード」を飲みネタ・話題作りにと思い、ライコウ横浜さんにてコーディングして頂きました。
結論から申し上げると、意外にもバブリングの頻度が明らかに多くなり、通常の「スポーツ・モード」との違いをはっきりと感じることが出来ました…。
振り返ればGW前後だったでしょうか、初めて「スポーツ・プラス・モード」の存在を知ったのは…。それ以来しばらく気になっていたのですが、先輩方のレビューを見るとやや懐疑的なコメントもあり、「プラシーボ効果なんだろうな…」と、そのまま忘れていました。
ところが先日、突然「インジェクター」が故障し(詳細は前回の「整備手帳」をご覧下さい)、ディーラーに修理してもらったところ、電子プログラムも最新バージョンに上書きされ、これまでのコーディングが全てリセットされてしまいました。
幸いにもライコウ横浜さんでコーディングしたプログラムは、1回だけ無料で再コーディングして頂けるサービスがあることを思い出し、修理が終わり次第ディーラーから直行。
その際、「スポーツ・プラス・モード」のことを思い出し、効果のほどを聞いてみると「正直に言って自分は大きな違いを感じられなかったので、これまで積極的にお薦めはしていません」「とは言え、お客様の中には年式・車種の違いなのか、かなり変化があったという方もそれなりにいらっしゃいます」とのこと。
無料再コーディング以外にも追加でコーディングしたかった項目があったので、「飲みネタ」のつもりで「スポーツ・プラス・モード」もついでにコーディングしてもらうことに…。
結果は、ギアをシフトアップするタイミングが通常の「スポーツ・モード」よりもやや早めになる(つまりやや上の回転まで一気にひっぱる)感じで、最大トルクが発生する2500rpmまでのバンドをパワフルに使う印象です。
この感覚が「レスポンスが向上した」「低中速域での加速が向上した」といった方のポジティブなコメントに繋がっているのではないかと推察致します。
一方、自分自信が感じた最大の違いは、中低速域からのシフトダウンにおいて、「スポーツ・モード」よりも一気に回転数が下がり(一つ下のギアに入れたような感覚となり)、結果として軽いバブリングが明らかに増えたというものです。
いつもの道で、いつものタイミングでシフトダウンして軽いバブリング音が鳴る…。バブリング好きの私にとっては「嬉しい誤算」です‼️
とは言え、先輩方のレビューには「変化を感じられなかった」との反応があるのも事実です。
このような感覚の違いは、私のように基本的に何のチューニングも行っていない「ノーマル車」だから感じられるのか、或いはまだバブリング設定が残っている2015年式の前期型クーパーSだからなのか、運転の仕方の違いなのか等々、様々な要因が絡み合っている可能性がありますので、くれぐれも数あるレビューの1つとしてお取り扱い頂ければと思います…。
それにしても、「隠しコマンド」があるところがMINIらしくて、まだまだ遊び心をくすぐられてしまいますね…。
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通常の「ミッド・モード」から…
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「シフト・リング」を1回左に回すと「スポーツ・モード」に…
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「スポーツ・モード」から「シフト・リング」をもう1回左に回すか、「通常モード」から2回連続左に回すと…
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これが「スポーツ・プラス・モード」の画面となります。ちなみに2015年式のクーパーS(F55 前期型)はどこのパネルにも「スポーツ・プラス」との表記はされませんので、念のため…。
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