ドライブトレーン警告 ~インジェクター交換/みーちゃん全治10日間の記録~
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息子と二人で奥多摩湖のワインディングロードをシフトダウン・アクセルオフ連発でバブリングさせながらドライブしていたところ、突然異音がしたと思った次の瞬間…。急速に出力が低下し、画面のような警告灯が点灯してしまいました。
将来、同様の警告灯が点灯し、ドキドキしながら検索されてこのページに辿り着いた方のために、先に結論を申し上げますと、本ブログは奥多摩から地元ディーラーまで、約100㎞の距離を何とか自力で帰還したものの、修理に10日間を要した記録となっております。
警告灯が点灯した経緯ですが、「みーちゃん」の場合は4気筒エンジンの第4シリンダーで「ミスファイア(失火)」が複数回発生したと記録されていました。
ディーラーの方でまずは電子プログラムを新しいバージョンに書き換えたうえで、①スパークプラグ、②イグニッションコイル、③インジェクターの順に不具合がないか調査・診断したところ、最終的に第4シリンダーのインジェクター(燃料供給装置)に故障があることが判明し、部品交換との結論に至りました。
なお、今回の新プログラム書き換えと部品交換につきましては、MINI NEXTの「認定中古車1年保証」が効き、費用は全額無料で済んでおります。
とは言え、過去の「みんから」先輩方の記録を見ますと、「ドライブトレーン警告」には様々な故障があり、費用も区々のようですので、くれぐれもこのブログだけをあてにしないよう、お願いいたします…。
また、一旦警告灯が消えても、再点灯する(根本原因が解消されていない)ケースが多いようですので、速やかにディーラーに診て貰うことをお勧めいたします。
以上が「お急ぎの方」向けの概ねの顛末となります。ここからは顛末の全記録(長文・駄文)となりますので、「お時間のある方」のみご覧下さい…。
ということで話を再度、奥多摩湖の場面に戻します…。
20年ぶりに車を乗っている身としては、そもそもこのような「文章の警告メッセージ」が液晶パネルに表示される時代だなんて「聞いてないよー❗」「何?何なのー?」状態で、普段冷静な私も心拍数が爆上がりです。
「こんな見通しの悪い山道で、しかも峠族の方々が上下両方向とも爆音を立てながら攻めまくっているところでエンストしたら、かなりヤバイかも…」とドキドキしながら暫く運転…。ようやく退避所を発見し、エンジンの停止・再始動を何回か繰り返したところ、幸いにも全ての警告灯が消灯しました。
エンジン音・出力とも元に戻り、コーナーでのバブリングも復活して、ひとまずほっとひと安心です…。
「シフトダウンし過ぎたかなぁ…」
「バブリング鳴らしすぎだよ…」
「オーバーヒートの警告だったのかなぁ…」
「今日は猛暑で気温36度だしね…」
「でも、警告灯も消えたし、2週間前に車検通したばかりだから大丈夫だよね…」
「まぁ、でも来週、念のためディーラーに行ってみるか…」
などと、「のーてんき」な会話をしながら奥多摩を後にし、家路の高速道路へ…。
高速道路に乗っても暫く何事も無かったため、パーキングで息子と運転を交代。ちょっと気持ちも緩み、眠気でウトウトした矢先…。
突然「ボッ」という異音とともに再び出力が急速に低下し、先程と同じ警告灯が点灯。しかも、今度は「ガタガタッ」という、はっきりとした振動も加わってしまいました‼️
高速道路での振動…。ちょっとした「ホラー」です。
それでも幸か不幸か、日曜午後4時過ぎの東名高速道路はいつもの渋滞で、スピードを上げる必要がなく、何とか他人に迷惑をかけることなく出口のインターチェンジを通過…。
あとは「地元のMINIディーラーへ」と思って時計を見ると「17:20」。閉店時間の18時まで残り40分しかありません…。
この混雑した下道で果たして間に合うのか…。馳せる気持ちで走り続けるなか、「みーちゃん」のエンジンは心なしか元気が無くなり、特に坂道ではガタガタ震えながら「止まりそうで…」「止まらない…」状態…。
「うーん…」「大丈夫か…」「信号変わるなよ…」「みーちゃん、もうひと息だあっー」などと心で叫びながら、何とか「17:55」に「滑り込みセーフ」の到着です‼️ ふうーっ‼️
ディーラーから「本日は一旦預かり」「明日月曜日は定休日」「火曜日も整備が混んでいるので、連絡は早くて水曜日以降」との回答を得て、この日は徒歩で帰宅しました。
結局、様々な診断・調査を経て、ディーラーが「インジェクターの故障」という原因に辿り着いたのは金曜日の夕刻。しかも、部品をこれから発注するので、出来上がりは週末を越えた水曜日とのこと。結局、みーちゃんのケガは「全治10日間」というものでした。
それにしても今から思うと、あの「ガタガタッ」という感覚と、「出力の低下」には身に覚えが…。デジャヴ…。
そうです‼️ 35年前に乗っていた最初の愛車「ホンダ CITY」が11万キロを超えたあたりで故障し、雪道の関越道で突然3気筒エンジンになってしまった、あのガタガタ感。しかも、止まりそうで止まらない出力低下現象。結局、その時は単なるプラグの「かぶり」が原因でしたが…。
35年経って車種も異なりますが、「3気筒エンジンになってしまった時の症状・恐怖は一緒」というのが今回の最大の学びでした…。お粗末‼️
(長文・駄文に最後までお付き合い頂きまして、誠に恐縮です‼️)
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そういえば、こんな「エンジン警告灯」や、「三角形に❗マーク」の警告灯も点灯しました…。
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タコメーターで光っているのが「エンジン警告灯」です。
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燃費の右上に点灯しているのが「三角形に❗マーク」の警告灯です。
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これから、山道でのバブリングは少し控えようと思います…。
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