中古で購入したステンレスガードは全体的にはキレイでしたが、一部にサビ移りと油汚れが付着してたので、先ずは鉄粉除去スプレーを吹き付けて様子を見ていると、油汚れだと思っていたシミがみるみるうちに紫色へ変色。
見た目以上に鉄粉が付着していたようです。
クランクについては、スチール製のクランク固定ボルト(コッタレスボルト)からもらったサビがありましたが、撤去除去スプレーではここは期待していたよりも落ちてくれません。
一気に磨きまで持っていきたいところでしたが、ここは少し別の方法を考える必要がありそうだったので…
一旦サビ取り作業は切り上げ、BBの取り付けへ進むことにしました。

ところが、BBシェル内を覗いてみて早々に絶句。ネジ山のあちこちに塗装時の塗料が盛大に入り込んでおり、BBがまったく素直に入っていきません。
精度云々以前に、「そもそもネジとして成立させる気ある?」と聞きたくなる状態でした。
本来ならタップで一発なのですが、当然そんな都合のいいものは手元にありません。
仕方なく、安物の極細マイナスドライバーの先端をプライヤーで曲げ、即席の“なんちゃってタップ”を作成。
地味で神経を削られる作業を、ひたすら続ける羽目になりました。

小一時間さらっては確認。
それでも回りは渋い。さらに30分、またさらに30分を追加して、吹き込んだ塗料、石灰化した古いグリス、潰れかけたネジ山を少しずつ再生。
気付けば作業時間は2時間半。
正直、「BB一個入れるだけに、ここまで苦労するフレーム…」という感想しか出てきません。
締め付けトルクは規定の50〜70Nmの中から、気持ち控えめに55Nmで左右とも締結。
何とかBBのインストールは終わりました。
それにしてもこのMIXTE。
外観だけ見ればそれなりに雰囲気もあり、「いい感じの街乗り自転車」に見えます。
ですが、今回ここまで分解してみて感じたのは、見た目に全振りして、中身を置き去りにした自転車という印象。
先日再生させたTREK FX2と比べると、パーツの質も、組み付け精度も、正直話になりません。特に標準で付いているパーツ類は、「下手するとママチャリの方がマシでは?」と思ってしまうレベル。
パーツが安いのは百歩譲るとしても、フレーム側の精度までここまで雑だと、さすがに擁護できません。
BBの組み付け中は、本気で「このフレーム、ダメなんじゃない?」と疑う瞬間が何度もありました。
とはいえ、最大の山だったヘッドセットとBBは、なんとか突破。
この先はコンポーネントの組み付けがメインの作業灯としては楽しい部類なので、もうこれ以上のフレーム側から殴られるようなトラブルは勘弁してほしいところ。ここから先は、せめて普通に、淡々と、サクサク進んでくれることを願うばかりです。
Posted at 2026/01/23 03:36:37 | |
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