WORKSTUFFディテーリングブラシ3本セット「アルビノ」16mm/24mm/30mm キレイだよと本当は、一手欲しかった。
洗車では、目指している清浄度が人それぞれであり、完全にゴールが異なります。もう一手、さらにもう一手、という具合にエンドポイントが変わるのは当然です。洗車環境も様々あり、ここには埋めようがない差異が存在していると考えられます。
仕上がりに関していえば、1~3mの距離から車を眺めて美しくなっていれば十分の方もいれば、頬ずりをするくらいの距離まで近づき、確認しながら仕上げている洗車愛好家もいます。
自験例としては、新車納車時のエピソードがあります。ディーラーの洗車は、1mの距離から眺めて汚れが見えないレベルの仕上がりです。新車なのに、私の目には多くの汚れが見えていました。このことを指摘したり、文句をつけたり、などしません。ディーラーの洗車レベルがそれくらいだと分かっているからです。無理して細部まで洗わせれば、小傷を増やされるだけになります。専用のアプローチ、専用の道具、専用の洗浄剤が必要なので、そこを追及するのは、愚の骨頂だと思います。
こうしたなか、相変わらず、洗車の世界には、スノーフォーム法とディテーリングブラシを敵視するKOLがいます。「洗車時間がかかるうえに、無駄に小傷を増やすだけだ」というのです。「シャンプー1種と専用スポンジだけで十分きれいになる」と喝破しています。
作業工数重視となる業務用洗車の論理で、特定の手法を強制するのは、やめて欲しいです。まるで、自分の経験してきたことだけが正しいと頑なな、どこかの会社にいる老害とそっくりなものを感じます。
そのシンプルな洗浄法で美しくなったのなら、その程度の汚れだったのでしょう。また、その程度の精度でしか傷のチェックをしていないのでしょう。それでも問題にならないボディカラーだったのでしょう。総じて、それで満足できるレベルの清浄度に過ぎなかったということです。
このKOLは、ブラシを車体に擦りつけながら、「ほら、傷だらけになるでしょ」とデモをしています。それを眺めながら、私は、「そんな使いかたしませんよ」と軽蔑の心境に至ります。車種毎に構造特性が異なり、ブラシを用いる部位も異なっているからです。一例として、レクサスのスピンドルグリルを洗車スポンジで洗えるわけがないと思います。
スノーフォームに関しては、最低でも半年間、明確には、年単位で成果が表れてくる遅効性の性質が強いです。洗車傷は、少しずつ蓄積していくので、1回はおろか、数回程度では分からないものです。この点に関して、1.5年が経過した自分の愛車を見れば、それは一目瞭然です。同一メーカーのまったく同色の車を乗り継いでおり、圧倒的に洗車傷が減少しています。これは、スノーフォーム法自体の成果のみならず、使用したシャンプーの性能がアップデートした成果も大きいとみています。今は、pH4~11くらいまでの選択肢があり、泡立ちの性状もある程度の制御ができます。
洗車用品のGANBASSが面白いことを公言しています。「洗車ごときで落とせる汚れは限られている」というのです。要は、脱脂や強い酸性アイテム等の特殊ケミカルを使用しないと溶解できない汚れが多いことを示唆しています。言葉づかいは、あまりよくないと思いますが、主張したいことはよく分かります。
洗車は、ゴールだけでなく、アプローチも多種多様でいいと思います。言い換えると、多彩な手法が存在し、その流派が様々あるのが楽しいのです。他の流派を誹謗中傷することは、他人の恋人や家族をけなすくらい非礼なことであり、洗車手技の未来を語る資格はないと思います。
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定価 | 4,180 円 |
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