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イイね!
2022年03月22日

スカイアクティブDのインテークスス堆積問題(除去方法と注意点)

非分解でインテーク系のカーボン除去を行う。。。と確かに書きました。
が、実はとてつもないリスクを抱えています。
それはDPFの寿命が一気にくる恐れ。

カーボン除去を1度も行っていない車両では吸気系に堆積したカーボンの量があまりにも多すぎるのです。
スロットルシャッターバルブ周辺部は当然可動するバルブにも大量のカーボンがあり、可動するからこそ吸気流方向が大きく変化するため、塊となったカーボンが剥離しインテークバルブやエギゾーストバルブに当たったりバルブシートに噛み込んだり、タービンブレードに当たったりする危険性があること。

また、剥離しなかったとしても溶解したカーボンは最終的にはDPFに捕らえられ、再生動作で燃焼。
カーボンは炭素ですから問題はありませんがそのカーボンに付着しているであろうエンジンオイルが燃え、残ったアッシュはDPFに堆積したままになること。
このアッシュ、排出されないようで、これがDPFの容量を圧迫し再生サイクルが頻回になって消費燃料が多くなる=燃費が悪化。。。となる恐れがあるのです。

ですから最初の1回はせめてインマニ脱着後にマニ内部とスロットルシャッターバルブ部、EGRリターンパイプ部のカーボンを除去した方が無難ではないかと思っています。
同時にここまでバラしたのならばインタークーラーの内部洗浄を行い、溜まったオイルも除去したほうがいいでしょう。

ですがどのみち「なんか100㎞ちょいでDPF再生が入るんだよな、最近」って車両はすでにDPFの容量が少ないので分解せずにカーボン除去を行い、インテーク系のカーボン除去が済んだ後にDPFのオーバーオールを行ってしまった方がいいかもしれません。
CX5クラスだと5万円ほどでオーバーオールできるそうです。
ブログ一覧 | クルマ
Posted at 2022/03/22 07:17:18

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