Coleman Quick-Lite テーブルランタンメンテナンス
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
長期連休中にコールマン、クイックライトシリーズのテーブルランタンをメンテナンスしました。
この子は約100年前、1926年に製造されたランタンです。燃料はホワイトガソリンを使用しています。野外での使用を目的とした現在のランタンと違い、電気が普及し始めた時代に室内で使われていたランタンだそうです。
2
手に入れた際に燃料バルブからガソリン漏れがあったくらいで、そこの部分しか触っていなかったこともあり、今回はバラして錆落としと磨きをかけようと思います。
とりあえず分解です。
3
私はバイクを乗らないので知らなかったのですが、タンク内の鯖落としで有名な『花咲G』を使用してランタンの錆落としをしています。別のオールドランタンに使用した残りです。
今回のランタンは燃料タンクの鯖落としはせず、各パーツを24時間漬けておきます。
※薬品を使用して錆落としをすると、ランタンにダメージを与えてしまう事があるそうです。薬品を使用する際はお気をつけ下さい。
4
花咲Gに漬けている間に燃料タンクのメッキ部分を磨きます。ピカールを使用して根気よく磨きました。流石に100年前のメッキなので鏡面の輝きには程遠いですが、ツヤが出たので良しとします。
5
花咲Gのお風呂から取り出して真鍮ブラシでゴシゴシ。パーツクリーナーでサッパリさせた各パーツです。
古いランタンのため替えの部品が無い物があります。壊さないよう、無くさないよう慎重に作業です。
6
各パーツの組み立てが終了しました。
組み立て時に、燃料バルブに液体パッキンを使用。燃料バルブステムのグラファイトパッキンとジェネレーターを新しいものにしています。
こういったオールドランタンのパーツを取り扱っているショップさんに感謝です。
7
早速燃料を給油し点火です。
燃料漏れが無いかチェックしました。大丈夫そうでひと安心です。メンテナンス前は明かりのチラつきがありましたが、ジェネレーターを変えたせいかチラつきが無くなりました。
8
最近はLEDランタンの種類が豊富で様々なデザインがあります。光量も素晴らしく安全に使用する事ができます。
対して今回のランタンは点火には手順があり、失敗すると炎上。点火後はそばに居ないとですし、何かあった時の為に消化器を用意してあります。燃料のホワイトガソリンは高くなる一方で、正直良い所が無いです。
ですが今回のようにイジってしまうと愛着が湧いてしまいます。自己満足だと分かっているのですが、飽きるまで使っていようと思います。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク