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2022年03月03日

ACEA Oil Sequences 2021

ACEAのオイル規格が、昨年5月に改訂されました。

ていうかなり今さらな話なんですが・・・

古いクルマに乗っている自分には最新の規格ってあんまり関係ないので正直それほど関心がなかったんだけど、この度クルマ（しかも新車に）乗り換えることになったので、俄然興味がわいてきた（笑）

今回の改訂の大きな点は、

まずA3/B3とC1が削除され、新たにA7/B7とC6が新設されました。

2016との違いをいつもの図であらわすとこんな感じ。

新たな試験法が導入されたので単純比較はできませんが、新規格の塩基価は少し緩くなっています。

ただこの図だけだと、（塩基価以外で）A5/B5とA7/B7、C5とC6の何が違うねんとなりますよね。

今回、A7/B7とC6の新規格には、まったくの新規試験項目が課されます。

①LSPI対応

②タイミングチェーン摩耗対策

③ターボデポジット対策

ん？どっかで聞いたことあるような・・・？

そうです。~~私がヘンなおじさんです~~　違った（いや違わないか？）、①と②はAPIのSP規格と同じなんです。

つまりざっくり言うと、

A5/B5に①②③の試験を課したのがA7/B7、同じくC5に①②③の試験を課したのがC6ということになります。

ようやくACEAもLSPI対策をしてきたわけですが、まぁこれは新型コロナの影響で遅れた面もあるのでしゃーないかなと。

で、

直噴ターボでLSPIが心配なんだけど、SP規格指定のエンジンにこの新規格（A7/B7orC6）を使っても大丈夫なのか？

というのが気になるところですが、少なくともLSPIとチェーン摩耗に関してだけ言えば、答えはイエスです（例によって責任は取れませんが）。

なぜなら、①と②はAPIと試験法がおんなじだからです。だっふんだぁ

あと面白いのは、JASO（日本の規格）の試験法が採用されたこと。

他の試験に使うエンジンも新たにトヨタ製のものになったりと、LSPIの原因を突き止めたのがトヨタだったことが影響しているんでしょうかね。

他にも試験の廃止や追加・変更があるので、詳細に関しては以下のリンクにて（pdf：英語）

Posted at 2022/03/03 03:31:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | オイル | クルマ

「WAKO'S SuperMT の代表性状めっけ。
75W-90としては割とフツー。
粘度指数は高いけど、純正75Wから替えたら渋く感じるのも無理ないかなぁ。」

何シテル？ 04/10 02:49

先日下ネタは書かないと心に決めましたが、早くも揺らいでます。こだわってること・味噌汁に入ってるネギの火の通り具合・うどんの出汁はいりこに限る！

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