
まだ9/11(木)の旅行初日、時間は14:00です(笑)
長いBlogにおつきあい、ありがとうございます(汗
宿泊が昭和村でしたのでもうちょっとだけ「いとわろし」な話が続きます。ごめんなさい。
後半に取り返しますんで!(冷汗
『道の駅からむし織の里』で脱力した僕はとにかくせっかくの夏旅なんだしチアアップしなきゃ!こりゃ風呂入ってビールが飲みたい!と本日の宿泊予約を入れている村の施設である(この時点でうっすらと予感が・・・)『昭和温泉 しらかば荘』に向いました。
この施設は今年7月26日にリニューアルオープンしたばかりの日帰り入浴+食事処+宿泊施設です。
すげー!かっこいい!

新品でやたらに綺麗だし。
で、チェックインは15時からということですんで手続きだけ済ましてお風呂に入りたいんですが?と聞くとリニューアルオープン記念のタオルまでくださいました。ありがとうございます!(嬉
う~ん、こりゃ・・・・・

脱衣所の清掃は大事です。
ぱっと見は新しいから綺麗なんだけどゴミ箱のところや四隅にすでにホコリのかたまりが・・・まだオープンから2ヶ月たってないよね?
温泉の泉質自体は強烈な個性はありません。
でもしばらく浸かっているとだんだん皮膚に浸みてきました。つるっつるになるタイプ。


気に入りました!こりゃ10回は入ってやる(爆)
そしてビールきゅぅっと飲んでからお部屋でシエスタ、窓をあけると山からの涼しい風が。ああ、幸せ(笑)

さて2回目の入浴の後は夕飯です。
ご存知のように僕は旅館メシは量が多すぎるし嫌いなのですが、今回はやむおえません。まわりには居酒屋もスナックも、民家すらも無い(爆)
指示されたところに行ってみると昼にはお食事処として営業しているところでした。
たくさんのテーブルの1つにぽつんと僕のセットが。そう、今夜の宿泊客は僕1人なのです(笑)
「いやぁ~いい湯でした」
「何か飲まれますか?」無表情
「じゃ、ビールをいただきます」
「はい」トン、チャリン
・・チャリン?うん瓶ビールとグラスと・・・・・栓抜きね。ふむふむ。
各料理の上にはいろんな大きさ・色のセロハンのカバー。なんか虹色に光るやつまである。ふむふむ。
それを全部はがしていきます。どこにおこう?
続いて瓶ビールの栓を抜き、グラスに注ぎます。
よし、写真を。

ビール1杯飲んで、ほのあたたかい焼き魚とほのあたたかい天ぷらに箸をつけます。ふむふむ。
進まないので山菜盛り合わせとこづゆっぽいものをいただきます。うん、これはまぁ美味いな。
喰っても何なのかよくわからないやたらに綺麗な前菜もありますがそれは美味くない。
メニューもないし説明も無い。素材が、料理が何なのかわからない。スタッフさんは僕の後ろの壁の影にゾンビのようにひっこんでる。
しーんとしたお食事処、耐えかねてリモコンでテレビをつけると


ああ、そうだよね、あの日から3年半だ。
NHK福島は18:00の全国ニュースのあと自社特番で約1時間ずっと福島県内の「あの日から3年半」のレポート。
これは興味深かった。面白かった。日本中に流せばいいのに、と思った。
なかなか進まない箸をすすめながらテレビに見入ってたら僕の後ろの壁の影にゾンビのようにたっていたスタッフさんが来て話しかけてきた。おおお?!
「おそば、もうゆでますか」無表情
「あ、お願いします」(へ~蕎麦がついてたんだ・・・)
おーー!美味い!


続いてゴハン、美味いね!!!
米はまだ新米じゃないしそばは春蕎麦の残りだろうからともに1年で1番まずいはずなのにこの美味さはなんだ!!すごいじゃないか!!!
「これ、美味いですねー!」
体を捻って真後ろに向けて声をかける。
「そうですね・・・」無表情
うーん、よかった、最後に満足。
んじゃ
「熱い日本茶を1杯いただけますか?」
「あ、後ろに・・・」無表情
振り返ると壁際に茶筒やら湯のみやら急須やらポットがおいてある棚があった。
セルフサービスなのね。ふむふむ。
お茶をすすって
「ごちそうさま~!」
「・・・・・」no reply
ふーん、なるほどね。きっとあの道の駅の彼女と同族に違いない。親戚とかかな?
いやいや、ひょっとしたらそんな部族がいるのかもね、笑顔や言葉やサービスを客とはいえよそ者にはしてはならないという掟の。頭の中に川口隊長のテーマ曲が流れる。奥会津山中に伝説の無表情かたくな族は実在した!!とかか?いやいやきっとかたくな星人の地球侵略に違いない、とか、くだらないことが次々頭に浮んできてプププって1人爆笑(笑)
もうこの後は省略しますね、同じような話だし長いし。
せーっかく金かけた素晴らしいハード、そして素晴らしいロケーション・資源なのにねぇ・・・・
何も昭和村だけの話じゃないよね。日本中にこんな症状の施設がいっぱいあって、貧乏性の僕はそのたびに心が冷えます。
この病の施設には結果的に現場のスタッフをこう曲げちゃった共通した仕組みがあると考えてます。
金かけたんだからがんばれ、とか、金払ってるんだから働け、では治りません。
たとえば田島のまりちゃんを指導役で月に2、3度来てもらう程度じゃまずダメだと思います。
昭和村はカスミソウの日本一の産地です。
そのカスミソウの花言葉は 清らかな心、無邪気、親切、幸福 だそうです。
普段どおりでいいんですよ、自分のうちにお客さんが来たときと同じ。
セロハンのせたメシを自宅でお客さんに出さんでしょ?笑って挨拶して迎えるでしょ?
素の会津人のもてなし、それが日本人にも外人にも感動を与えます。間違いありません。
自分たちの美点を知りましょう、立ち返りましょう、どうかお願いしますm(_ _)m
さて、こんなペースじゃ終わらないんで駆け足で行きます。
翌朝(やっと2日目9/12金曜日・汗)、昭和村からはまずは喜多方を目指しました。
今回会津若松はスルーで。来年桜旅にまた行くぞー!(笑)

こんなところがふるさとだったとは!

打倒赤ベコ!(いつまで言ってるんだか・爆)
それにしてもいい天気(嬉 磐梯山を右手に見ながら北上します。
ここだよ、初めてやっと来れました。
喜多方ラーメン発祥の店、『源来軒』さんです。
http://tabelog.com/fukushima/A0706/A070601/7000035/

味は・・・
思っていたのと違いました。濃いいのです。

いや、さっぱりなんですよ、塩辛いってことでもありません。でもインパクトがある。
スープが深い。麺も違う。
なるほどねぇ~、これが元祖か、と納得の味でした。
平日なのにお昼前には店内ほぼ満席に。
まことや坂内食堂だけで喜多方ラーメンを知ったつもりになっちゃいけませんね。
美味かったーー!いいランチでした。
(まだ旅行2日目の正午・笑)
ーVol4夏のロングドライブ:山形県入り⇒米沢編へつづくー