
←なんとなくルノーっぽい看板(笑)
それでは滋賀旅の続きです。
大津信楽線を走るとプジョー307乗りの皆さんが毎年3月7日前後に走る国道307号にあたります。
その牧交差点を右折するとかつての下宿の宇治方面、となるわけですが今回は滋賀しばりの旅なので左折します。
《》ヨーゼフ、《》ペーター、また来るねぇ~(笑)
信楽の語源は紫香楽宮で、ここはわずか数ヶ月でしたが日本の首都でした。
奈良の大仏さんは本来はここに造られる予定でしたが、遷都したとたんに火事や地震などの災害が続き、また「ド田舎」への転居を貴族たちが嫌がってしまったために平城宮(EHH団の2012全国オフ@奈良をやったところ)がまた首都に返り咲きました。
現在は焼き物の町・観光地となってますが、前blogにも書きましたが僕はここが好きで、学生時代は将来はここに住みたい!と思ったほど。ただの田舎ではなく、なんというか文化レベルが高いんですよね。
実際に住むと「文化」というよりは「商」な土地柄らしいのですが(笑)
しかしこのエリアの春~秋は桃源郷のように美しいと思ってます。
その紫香楽宮ですが、今ではあった場所が特定されてます。
307号をそれた小さな森。


う~ん、ああ、気持ちがいい・・・・
雨上がりのキラッキラの空気、木漏れ日、鳥のさえずり、関西の土のにおい・・・
関西出身でずっと住んでるとわからないかもしれませんが、ここが本来人の住む場所だ、という不思議な感覚があります。
我が家にかえったような・・・椅子の背を倒した瞬間に眠りに落ちました(笑)
1時間ぐらい寝たかな、ふと目が覚めました。
腹が・・・・・減った・・・><
慌てるなー、オレは腹が減ってるだけなんだ(by孤独のグルメ・笑)
紫香楽宮跡から100mくらいかな?ド派手なお店があったので入ってみました。
「魚松 信楽店」さん
http://www.uomatsu.co.jp/
近江牛や季節では松茸の食べ放題を売りにしているお店のようです。
いや、50過ぎてさすがにそれはきつい。。。
「すんません、いっちゃん軽いのは何でしょ?」
「お客さん、そやったやこれかなぁ~・・・」
はい、ドン!(笑)

近江牛の牛丼、名称「甲賀流びっくり近江牛丼」2,000円也
いや、もう見ただけで・・・厳しい(汗)
それとさらに、
「お客さん、よかったらこれ食べてください。店のまわりににょきにょき生えてきてもったいないんでサービスさせていただいてます~」

タケノコ炊いたん(たいたん=煮物)、美味い!!!
これが楽しみでこのエリアに来たようなものです。
学生時代の春の楽しみ、まわりの農家の軒先に「200円」って書いた札とともに大量のタケノコが売られてました。
タケノコ、むっちゃ好っきやー!!!(笑)
腹もふくれ、また眠くなってきたので目覚ましにちょっと「踏む」ルートで水口(みなくち・と読みます)に向います。
アセボ峠、短い2メインのコースですが思ったより斜度もあって面白いですね!
2つのゴルフ場への出入りのない時間帯ですので誰もいません。
上手にリーンウィズで倒すオフバイクが1台来てました。速かったなぁ~。遠慮なくいったったんで写真無し(あ~あ)
大きいけど低くなだらかなキャッツアイは間隔も広くあまり問題じゃないんですが、あのバババババはちょっとなぁ~(でうんでうんでなくバババババ)。でも楽しかったー!上手に引っ張ってくださってありがとうございました!

1号線の宇佐美で給油と洗車とエアー調整(笑)
僕の車旅の目的のひとつ、今回の酒蔵訪問は滋賀県甲賀市の水口宿(東海道五十三次の50番目の宿場)にある美冨久酒造さんです。
http://www.mifuku.co.jp/

このお店(本社)の前の道が旧東海道です。狭いよね~。
お店に行ったらちょうど4代目(つまり三連星のお1人・笑)がいらっしゃってお話しを伺いながらこの4本をチョイス。

左から
山廃仕込本醸造(ご近所はこればっからしい)
山廃仕込純米(3年熟成)
山廃純米辛口(基本的に-2~±0の美冨久で一番辛口の+7)
三連星純米無濾過生(滋賀県産酒造好適米吟吹雪Ver.)
三連星の滋賀渡船六号(白ラベル)と美冨久数種は今夜の宿ニューミフクの1Fにある綾野食堂さんで呑める、ということでしたのでこんなチョイスにしてみました。いやー僕らしい合理的な選択(高いのは東京でも買える&呑めるから蔵に行ったらご近所酒!)だなぁ、5000円でおつりがきました(笑)
三連星は最近流行の社員杜氏による造りです。会津坂下の廣木酒造の飛路喜みたいなもんですね。美冨久酒造さん自体は代々但馬杜氏さんが酒造りをしてきました。
赤ラベルが山田錦の大吟、白ラベルが滋賀渡船六号の純米吟、黒ラベルが滋賀県産酒造好適米吟吹雪の純米、と原料米と削りで基本3種に別れていて、あとはそれぞれの季節品や限定品があります。
人気に火がついてしまっいて、増産をしたいのですが原料米は滋賀県の契約農家さんからのみ、のしばりできっちりやっておられるので品薄が続いているようです。
早々に宿にチェックイン、眠さMAX(笑)今夜の「マイセルフ美冨久祭!」に備えます。
ニューミフク、つまり美冨久酒造さんの同族?のビジネスホテルです。http://hotel-newmifuku.com/
調査にぬかりないわ、オレ、わはははは!
1Fにある綾野食堂さんでオープンの17:30より「マイセルフ美冨久祭!」開始!
http://www.ayano-shokudo.com/
事前に「タケノコ、どうです?」「いっぱいあります」と電話で確認しておいたタケノコの炊いたん、豚肉と炊いてましたがこりゃまた美味し!季節のタケノコって凄い、何にでもあわせられるね!
そして滋賀地鶏のカリカリ皮ポン。
「あの~カリカリってそーとーカリカリ?」「へ?」「いや、この前歯ぁぬいてん」「あ~いやー痛そう・・・、カリカリはかなりカリカリやけど?」「ま、とりあえずカリカリしてみるわ」というカリカリ会話から想像のとおりカリカリでしたがこれも美味い!(笑)

さぁ、こんな麦サイダーなんかやめてしっかりいこか!(笑)

まずは三連星の滋賀渡船六号の純米吟(白ラベル)
これはねぇ・・・何というか鳳蘭やねぇ、黒木瞳ではない(笑)
さすがは現地、貯蔵運搬での品質ロスがないので東京で飲むのとはまったく違う酒に感じる。
もはやアロマと言ってもいい香り。フルボディー。味濃厚。ちょびちょび舐めるようにしか飲めません。
美味かったー!よし次いこか!
美冨久の特別本醸造生酒、初咲きです。米は吟吹雪メイン。年3回出すようでこれは春Ver.です。
桜旅にふさわしい(笑)

甘いんです。甘口酒。でも・・・僕にも普通に美味しく飲める。むしろ飲みやすいのはちゃんとした酒だから?そして蔵→このお店の冷蔵庫が徒歩10分だからか?(笑)いやでも正直びっくりです。
鉄板の上のんは豆腐の田楽味噌です。なるほどこんなやりかたもありですね。
このあとなんですが・・・・記憶が無い><;(爆)
ちょこちょこ仮眠はしてましたが酔いがど~ん!ってまわって、どうやらガラケーに残ってる山のようなピンボケ写真たちをみると、水口城行って桜見て、すやき(究極の後がけタイプのB級ヤキソバ)喰おうとしたりして店の前の写真らしきものがあったり(笑)よくわかりません。
翌朝は「突撃!あなたの朝練場」ということでこの場所

に行ってさくっと写真を何シテルにあげてそそくさと帰ろうと思ってましたが(笑)、濃霧+ヘビーレインでもうやる気なし。まっすぐに帰ってきて午前中に都内で無事ちびたフロントのR1Rを交換しましたとさ(笑)
滋賀県にはまだまだ桜の名所や観光名所、うまいもん、いい蔵があります。
そのひとつ、ひこにゃんでお馴染みの彦根には2008年に岐阜から抜けて桜旅をしました。そのときの模様は
「080408-9彦根桜旅」①~⑥
https://minkara.carview.co.jp/mobile/userid/345760/car/247522/846521/photo.aspx
をご覧ください。くま朗君の懐かしいグリアルミC2と美しい彦根の桜・滋賀県旅を低品質なガラケー写真でお楽しみいただけます(笑)
関西・中京圏の皆さんだけのものにしておくのはもったいない美しく魅力的なドライブ観光先です。
ぜひ関東、東北、中四国の皆さんに「滋賀だけで十二分にお腹イッパイな旅」をおすすめしたいと思います。