
前blog【桜旅2016】中津川のみ倒れの旅PART1の続きです。ぜひ併せてお読みください。
https://minkara.carview.co.jp/userid/345760/blog/37655946/
チクショー・・・スマホニクシ!><
指は固まり、目から血の涙を流して書いた続編をお楽しみください。
さてまだ「旅行初日」4/2(土)の夜ですよ、皆さん(笑)
シエスタのあと、ホテルの斜め向かいの人気の居酒屋さんへ。
「いちふみ」
http://tabelog.com/gifu/A2103/A210303/21003464/
こちらはこの地に赴任の皆さんや、地元の方々に大変人気のようでしたので事前に電話予約していきました。
その人気の源はママさんのフレンドリーなお人柄やお料理やお酒の充実とともに、女性スタッフの皆さんが美人ぞろい、ということのようでした。うん、確かに美人さんばっか。いいね!
そして・・・あっというまに満席です。ちょうど赴任交代歓送迎会や入学式(大学があるのかな?)などで宴会が多い週末だったようです。
ワイガヤは望むところではなかったけどやむなし、こっちは残りの宿題を・・・
「それじゃぁ、まずこのおススメの春一番地のうすにごりから」

山内酒造さんの桜の時期の限定酒です。
今朝行った三千桜さんのすぐ近くにある蔵なんで違いはどうかな?
そしてあてには地元のお豆腐屋さんのゴマ豆腐(切り黒ゴマが混ざった豆腐)、そして南信・木曾谷エリアには欠かせない昆虫食、はちのこをオーダー。

うんうん、なかなか美味いじゃないか!
春一番地は酒飲みにも飲みやすい方向の三千桜、って感じ?ちょっと乱暴な表現だな。
でもやはり1口目は甘さに我慢です。2口目からは絶対に美味しくなることを信じ杯を重ねる。よし美味くなってきたぞー!
「え~っと次は」
冷蔵庫を覗きに行きます。いつもの癖です。はじめてのお店ではよい子はまねしないように!(笑)
・・・・ああ、なるほど、他の食文化圏からの赴任者の皆さんには耐えられなくなる人もいるんだろうね。佐賀の鍋島が数種並んでました(爆)
「よろしければ~」と美人スタッフさん、メニューを開いてみせてくれました。
「あ、ごめんなさいね、ありがとう。んじゃ・・・Rを」
「三千桜の純米Rですね?」「うん、お願いします」

きたよー、これで朝練場でイチバン速くなれるはずダ!(笑)
今年の純米Rは味がのってる、ってオーガの奥さんが言ってたけどどうかな?
うん、うん。
いや、このエリアの蔵が醸す酒では一番辛い、とされてるようですが、うん、辛くないです(笑)
三千桜らしくしっかりとした味ではあります。
「この米ナスってどうすんの?」
「素揚げしてショウガ醤油か・・味噌もいいですよ!」
「味噌かぁ・・・んじゃそれで」(頭の中では反射的に京都の味噌田楽味を想定)
んで、きました。

あ!・・・・そうだった!ここは「中京赤い甘い濃い食文化圏」だよ・・・
何ででしょう、同じ赤茶色なのにひと目でわかるようになってきました(笑)
一口。
うーーーーードス甘!><;
美味いんですよ、勘違いしてはダメ。調理完璧だし素材も完璧。
なのに全てを飛び越えて口の中を支配する「中京赤い甘い濃い」味噌味。
ここで発見!
R、やっぱ辛いじゃないか!スッキリ美味し!(爆)
いや、笑うとこじゃありません。要は喰いもんと酒があわさって1つのパフォーマンス、だと僕は考えてます。
そういう意味でたとえばこのナスのお料理に東北の辛いのとかをあわせたら台無しです。
ナルホド~と深く納得。
「ごちそうさま~美味しかったですぅ~」
「どうもありがとうございました!またぜひお越しを」美人スタッフさんがお店の出口までお見送りしてくださる。いい店だ。
気持ちよく「いちふみ」さんを後にし、お昼におじゃました「わくり」さんに向かいます。
というのもあの後調べたら名古屋からわざわざ喰いに通う食通さんもいるほど美味い蕎麦らしい。
蕎麦屋でそば喰わなかった、っていう負い目もあり、さくっともりっていうの、さわやかでいいんじゃね?
夜になるとおしゃれなお店がさらにスタイリッシュに。

「こんばんわぁ~」
「あれ?どうしたんですか?」と東京一郎(アズマキョウイチロウ似のご主人さん)。
「いやさぁ~蕎麦屋でそば喰わないなんて失礼なことをしちゃって。申し訳なくってさぁ~」
「いやどうぞお気になさらずに。でもありがとうございます!もりで?」
「はい、お願いします」

うんうん、素晴らしい!
東京で修行された、ということでキリリとした完璧に江戸スタイルのもり。辛い竹やぶ系ツユ。
ああ・・・甘くない!濃くない!ノン赤味噌!(爆)
ふぅ~、満足。
「次、どうされるんですか?」
「うん、昼から通算すると1升のんだし腹はおさまったし。旅呑みのパターンとしてはもう次はスナックなんだけど・・・どっかいいとこない?」
「んじゃワカイコのいるお店がいいですよね?」
「いや~それが。できれば、Baba~なママと、それに負けないぐらいBaba~なオンナノコが1人ってのが好きなんで。ワカイコのいるお店行きたいなら帰ってkinshi-choいくし」
(ここでRoppongi、など間違っても出てこないオレが好き・爆)
「それじゃ」
とお店を教えていただき、行ってみました。
「美々(ビビ)」
http://www.ekiten.jp/shop_1416624/
あ~残念。お休みだね。「わくり」さんに引き返す。
「休みだった~」
「あれゴメンナサイ。んじゃBarどうです?」
「オーセンティックの?ダラっと一杯、いいかも。ぜひ教えて」
「BERINDA」
http://j47.jp/belinda/
JR中津川駅から10歩ぐらい?地下におりると長い長いカウンターのシックなオーセンティックBar。
1組、テーブル席に先客がいますが静かに落ち着いた雰囲気。おお、意外(失礼・汗)。
目の前で先客用にシェーカー振る若いマスターさんの手つきからだんだんと安心し、おずおずと・・・
「あの・・・実は最近、ニコラシカがマイブームで。いけます?めんどくさければ他のにしますが」
「ああ、ええ、だいじょうぶですよ」ニッコリ
おお、まぢかぁ~(嬉
京極道センセも昔言ってたけど一時は誰も頼まなくなっちゃってほぼ忘れられていたカクテル。
でも本当は最も古くからある定番なんだよね。

うん美味し!まだ口の中にちょっと残る「中京赤い甘い濃い」味が流れ去る(笑)
2杯目はジンリッキーをお願いし、中津川であと何を喰うべきだったのか?次回の中津川はどこ行くべきか?などのよしなしごとをニッコリマスターとそこはかとなく駄弁って、やっと初日の夜終了(笑)
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翌朝、ホテルで庭の桜を見上げながら朝食。

いいねぇ~。でも今日これからの雨で終わりかな?
「これで~青春もぉ~ 終わりかなとぉつぶやいてぇぇ~」などとジジイ歌を口ずさみながら、さぁ帰るか!
(日曜朝なのに観光しようなんて気まったくなし・爆)
途中八王子IC抜けてすぐの石川PAでみおつくしのゆ○り店長に連絡。「12:00に着くんでよろしく!」
みおつくしは日曜日は定休日ですが、今回の三千桜の「桜にごり」は瓶を横倒しにできないので、お店の冷蔵庫に預かってほしいと事前にお願いしてました。そのためにだけわざわざお店あけに来てくれる。ありがたい。
そのかわり君たち用に同じ「桜にごり」1本、そして
「恵那福堂」
http://tabelog.com/gifu/A2103/A210303/21007909/

実は昨日の給油後、ここで「岩清水」っていうお菓子を買ってました。

中津川といえば’THE TOWN OF 栗きんとん’、なわけですが、季節が違います。
この岩清水は中津川産栗きんとん餡を、やはり名産のつるんとしたくずもちでくるんだお菓子です。
余談ですが岩清水と言えば・・・
「君のためなら死ねる!」だよね?

意味わかんない世代はお父さんお母さんに聞いてね!(笑)
このお菓子、この季節にいいんじゃね?三千桜の「桜にごり」に合うんじゃね?って。
ゆ○り、お休みだったのにありがとね~!!!
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【実食・試飲編】
これが翌日完成した『さ○えちゃんご結婚おめでとう中津川セット』(笑)

アルコール度数は8%、やはり進行が速かったのか?瓶外からみるとガスはそこそこきつい感じ?

思い切りがいいことでは定評のある(笑)○きちゃんがアイスピックで穴を開けてガス抜き、
そして上下ひっくり返しガス抜いてまたひっくり返して抜いて、を何度かやった後、開封。
いただきます!
「☆おお!」
「nnま!!まっ!!!」
「マジうま~!」
驚嘆する○ぁや&○きちゃん(笑)
ひんやりくにゅっとした葛のガワを噛み破ると中から涼やかな甘さと芳醇な香りの栗餡が口中にほとばしる。
そして爽やかなまるで微炭酸のリンゴジュースのような三千桜の「桜にごり」を流し込む。
ああ至福!
本当においしい。そして岩清水

合うじゃないか!オレ天才かも(爆)
日本酒は生き物だからやっぱりまるで違うんだよね、流通ロスがないと。
朝早くからきれいにシールを貼って売ってくださった三千桜の奥様にあらためて感謝です。
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中津川って100キロほどしか離れていない名古屋のお友達の皆様には「通り過ぎる街」なんだろうし、関東や近畿のお友達の皆様にもやっぱり宿泊は別で、栗の季節にただ立ち寄るだけの街なのかもしれません。
が、こんなふうに1泊してこの街だけにフォーカスしてみるとなかなか面白い街なのかも?とこのblogを読んで思っていただけたら幸いです。
秋の栗シーズンにちょっと買出しに・食べに行く、ってだけじゃもったいないですよ~(笑)
《La Fin》