フルード交換（一人でできるもん）（15000Km）

15000Km走ったので、ブレーキフルードを交換しました。時間がかかるのと、面倒ですが、簡単でした。（始めてやるので、まいどの如く下調べと準備はしっかりしましたが、、、）
いろいろ調べて、耐熱があり、粘度低く電子制御に向いているとの謳い文句のこいつにしてみました。サーキットをトラックモードで走る自分には、うってつけかと。（笑）

ブレーキフルードが塗装に付くと、塗装が溶けて剥がれてしまうので、写真の通り厳重に養生します。

一人でやるので、写真のワンウェイバルブを使いました。まいどの悪い仲間のお勧めです。実は、初めアルミ筐体のワンウェイバルブを使いましたが、ワンウェイなのに、逆方向から息を吹き込むと、少し息が漏れる、、、使い物になりませんでした。写真のワンウェイバルブは、まったくそんな事なく素晴らしい性能でした。お勧めです！つって～からこれでないとダメかなと。。。ありがと～。助かりました。（悪い仲間に感謝！）

ブリーダープラグのネジの部分にシリコングリスを塗っておくとここからエアーが噛まないとの事でグリスをもっておきます。（終わったらブレーキクリナーで拭いておいてください）

交換する順番は、ブレーキフルードのタンクから遠い順番（左後、右後、左前、右前）に実施します。ニップルのゴムキャップを外し、10mmのメガネレンチを入れてホースを取り付けます、この時、メガネの取付位置は、90度くらい緩められる位置に付けます。（写真は緩める前です）ホースは抜けると悲惨なので、軽くタイラップで固定します。

全体としてはこんな感じにします。

フルードのタンクのカバーを外すと写真の左のフィルターがあるので、外します。フィルターの底に”－”がありますが、取付の位置は特に決まっていないようです。取付の際にフルードタンクにゴミが入らないように注意しましよう。

こんなじょうごを使ってみました。
古いフルードをシリンジで抜いてと他の説明でありましたが、使えないワンウェイバルブのおかげでここまで減ってしました。（写真は減りすぎかと、、、、あぶね~）
ここに新しいフルードをMAXまで注ぎ、先ほどチューブをセットしたブリーダープラグを緩めます。（90度くらい）その後、ブレーキをゆっくり踏み込むと、古いフルードがバルブから流れ出て、新しいフルードがタンクから吸い込まれます。3回ぐらい踏んだら、タンクに新しいフルードをMAXのラインまで追加します。（空気を噛み込むといけないので、絶対タンクを空にしてはいけません！）
リアは9回、フロントは4回踏み込むとで新しいフルードに入れ替わると悪い仲間が教えてくれました。

フロントはこんな感じでセットしました。リア左右9回、フロント左右4回ブレーキペダルを踏み込んで、タンクをMAXにすると、ちょうど500ｍｌ使い切りました。
この後、ブレーキを強く踏み込んで、各キャリバーのブリーダーバルブ付近からフルードのもれがないかチェックします。（踏んでから、少し時間をおいてね）漏れていたら、ちょっとだけ増し締めし、フルードをブレーキクリーナーで拭ったあと、再度時間をおいて確認します。すべてのキャリパーのブリーダーバルブからのもれが収まったら、タイヤを付けて終了です。（ここはちゃんとチェックしないと危険ですし、ホイールに垂れて長時間放置すると、塗装のホイールは、塗面がやられ悲しい思いをするといけないので、しっかり確認しましょう。実は、ディーラーでやられた経験があります。（涙）