2025年6月も2/3が過ぎた。
今月はついに鹿児島城に登城した。
これまで何回も訪鹿しているのに、なぜかいちども登城したことがなかった。
まず鹿児島入りの日、鹿児島中央駅前広場で、幕末に薩摩藩が送り出した留学生の群像「若き薩摩の群像」がお出迎え。
用事を済ませ、いよいよ鹿児島城攻めへ。
本日は市電と市バスまたはシティビューバスを利用するつもりで、オンラインの一日乗車券を購入した。
市電、市役所前電停を降りて歩くこと10分ほど(先日の怪我から回復してなかったので、、、)。
国立病院の石垣に無数の弾痕をみる。
ここは私学校があったところ。西南戦争の最後の激戦地であった。
その南隣に、鶴丸城跡はある。
現在は立派な「御楼門」が木造復元されている。
そして、御楼門の背後の石垣にも無数の弾痕が。一部の弾痕には、銃弾が埋まっている。
御楼門をくぐると、黎明館。
展示物が多く、消化しきれないほど。
古代中世からの歴史はもちろん、奄美大島や悪石島、そして与論島など島々の暮らしも知ることができる。
館内のカフェで昼食をとる。このカフェは、伝統ある薩摩焼の窯元と東京のデザイン会社の共同プロジェクトとのこと。店内では、伝統とモダンが融合した素敵な器も販売されている。
黎明館を後にする。
すぐ近くに、薩摩義士碑。江戸時代に幕府が課した木曽川工事で犠牲となった薩摩藩士を祀る。
そこから約10分ほどで、西郷隆盛終焉の地へ。
最後の激戦で銃弾を受けた西郷が自刃した地という。
城山を少し登り西郷隆盛が潜伏した洞窟を見て、その向かいにある温泉「長寿泉」に入る。
タオルは持参していたのに石鹸をスーツケースに入れたまま持参し忘れてしまい、番台で借りた。
ここまでかんかん照りの中を歩いて大汗をかいていたので、気持ちよかった。
湯上がりに、そばのカフェでコーヒーを飲んだ。
シティビューバスで磯庭園(仙巌園)へ。ここのチケットもオンラインで事前購入していた。バスの時間が予定より遅くなり、駆け足で見学。
まずは反射炉跡。
御殿に入り見学していたら、外がザワザワしている。
ふと外をみると、けっこうな高さの噴煙が上がっていた。
こんな黒い噴煙、初めて見た。
噴煙はゆっくりと風に流されていき、2時間後には、鹿児島中央駅からも見えるところまで延びていた。
途中で蜂楽饅頭(地域によって名前が違うアレ)を食べたりしたので夕方にはお腹いっぱいとなり、今回は白熊を食べることができなかった。
それは次の機会に。
Posted at 2025/06/22 01:24:20 | |
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登城 | 日記