この夏の城めぐり、備中編。
旧備中国(岡山県西部)にある100名城と続100名城のうち、すでに備中松山城は攻城済。
残るは備中高松城と鬼ノ城。地図で見るととても近い。
ロド様を駆ればこれら2城は一日で落とせよう。(傲慢)
まずは備中高松城。
羽柴秀吉による毛利攻めのクライマックス、水攻めそして中国大返しの舞台。
盆のリターン渋滞にかかり、予想以上に時間がかかった。
ようやく14:30ごろに到着。
駐車場からすぐのところに陣地の案内表示、モニュメントというべきか。
周りの山に、羽柴方の軍勢がぐるりと陣取っていたことがわかる。
写真は、毛利方の吉川元春と小早川隆景の陣地を望む方向。
カメラだと全く見えないが、ほんとうは遠くに山が見えるのである。
備中高松城址資料館は15時で閉まるので、急いでスタンプを押印。
小高い本丸を望む。左の沼地?には、復元工事後に自然発芽した「宗治蓮」が繁茂している。
蓮は土の中で何年も眠り続け、条件が合えば再発芽する。
もしかしたら清水宗治公もこの蓮を見たのかな?
なお本丸には、宗治公の首塚が祀られている。
本丸そばの和菓子店、清鏡庵さんで水攻饅頭を買って食べた。
備中高松城を後にする。
次は鬼ノ城。
総社市に入ってしばらく走ると、山の頂に城らしきもの?が見えてきた!
石垣なのか建造物なのか、瞬時には判断できなかったが。
ロド様は山道を登ってゆく。
キャンプやバーベキューで賑わう砂川公園を過ぎたあたりから勾配が強まり、しかも道が狭く離合(すれ違い)困難に。
なかには服部駅から歩いてアクセスする方もおられるとか。すごい!
鬼城山ビジターセンターに到着。駐車場のスペースは充分。
入口前に置かれているスタンプ台で押印。
これで岡山県(備前・備中・美作)の100名城&続100名城コンプリート!
鬼ノ城は、1971年の山火事によって見つかったとのことである。
時代的に新羅に備えて築かれた九州の大野城や基肄城などと同じ7世紀の城とされるが記録がないとのことで、未だ詳細がわからないという。
吉備津彦命に討伐された温羅の城であったという伝説がある。
さてビジターセンターからの遊歩道を少し登ると、展望台に着く。
そこから角楼と西門(復元)を望むことができる。
写真は西門。
西門のところまで歩いてみた。
装飾が独特である。
ここは、遺構をぐるりとめぐることができるそうだ。
道は整備されていて歩きやすいが、今回は底が平らなドライビングシューズを履いていて替えの靴を用意しなかったので、わずかな距離でも足が滑りそうになり疲れた。
そして、なんといってもこの日も猛暑日。しかも脚も万全ではないため、ここで散策終了。
なお、ビジターセンター周辺は携帯電話の電波状態があまり良くないので、ある程度山を降りるまではナビゲーション困難である。
こういう時こそ紙の地図が頼りになる。
持ってこなかったけど💦
城めぐりの目標達成翌日は、吉備路めぐり。
寺社めぐり。温羅を退治した吉備津彦命を祀る吉備津彦神社と吉備津神社、そして備中国分寺。
吉備津神社の回廊。
備中国分寺を遠くに望むロド様。
熱中症警戒アラートが出るほどの猛暑につき境内までは行かず。
旅の仕上げは鷲羽山へ。
展望台から瀬戸大橋を望む。
正直、渡ってみたかったのだが、今回は橋の向こうに目的地がなかったので諦めた。
ホテルの朝食と国分寺近くのレストランで満腹だったので夕食を軽くすませた。
帰りのSAで尾道ラーメン。
普段食べられない太麺、しょうゆラーメン🍜
控えめだが背脂も入っている。
これが食べたかった!
城めぐりその①備中編、おわり。
Posted at 2025/08/28 00:33:25 | |
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