KENWOOD KNA-300EX  

KENWOODの彩速ナビとステアリングスイッチを接続するための配線です。

同梱されている取扱説明書によれば、ホンダAタイプはKEY①をオーディオ,リモートSW+、KEY④をオーディオ,リモートSW-に接続することになっています。
GP1において、オーディオコントロールだけを動作させるのであれば上記でOKですが、今回はナビコントロールも動作させたいので、KEY②もNAV.ガイド/HFT SW+に接続する必要があります。(NAV.ガイド/HFT SWの-側はオーディオ,リモートSWの-側と共通なので配線不要)

GP1のスマートセレクションはNAV.ガイド/HFT SW+の線がDINスペースまで来ていないので、ステアリングのスパイラルケーブル裏側のピンから引いてくる必要があります。

ちなみに、MDV-Z702とKNA-300EXを接続した場合、KEY①ーKEY④間(KEY②ーKEY④間も同等と思われます)は、SW無押下状態で約3.2[V]の電圧がかかっており、ステアリングスイッチを押すことで、スイッチ回路上の抵抗によりこの間の電圧が変化し、彩速ナビ側でその入力値の変化を検出してスイッチの割り当て判断を行っているようです。

そのほか、ETC連動用兼ドライブレコーダー接続用の4pinコネクタ(接続されている線は3線)があるのですが、こちらは使用しないので接続不要です。
赤、黄、黒線だったので、もしかしたらACCや＋B、GNDがここからとれるのでは？と考えて、ナビ通電状態でテスターを当ててみましたが、残念なことに0[V]のまま反応しませんでした。(彩速ナビとの連動用通信線のため、オシロを当てると何らかの通信波形が出るのではないかと予想)
なので、ナビ裏スペースに余裕を持たせる為に配線自体切断してしまうか、ピン自体抜いてしまうのも良いかと思われます。