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2023年02月04日

新型プリウス カローラスポーツ CX-60 CX-30 試乗

新型プリウス カローラスポーツ CX-60 CX-30 試乗 こんばんは!



今週末も、色々と試乗してまいりました。




まずは、現実的なところでの大本命




新型プリウス






展示車を見てから、トヨタのユーチューブショールームにアップされてる開発エピソードとか閲覧コンプリートして、開発における熱き魂を感じ、大いに期待

乗って良かったら買っちゃうかも?


グレードはZグレードで内装が赤×黒のコンビです。






赤黒と言っても、赤はほんの少し「差し色」として、レザーの一部やダッシュボードの化粧パネルやシートの赤ステッチとかにチョット入ってるくらいで、ほぼ黒です。
赤内装好きの使徒にとっては「もっと赤入れて欲しかった」と、物足りなさを感じます。



では、さっそく試乗開始です♪



冬場ということもあり、スタートボタンを押して、数十秒後にはエンジンが掛かりましたが、結構エンジンノイズはキャビンに侵入してきます。
そして、その音は、クラウンクロスオーバーの時も感じた「どうせ聞こえるなら、もう少し心地よい音になるようチューニングして欲しかった」というのが正直な所


シフトをDレンジに入れるシフトレバーやシフトパターンは、先代を知らないのでいわゆる「プリウスシフト」は分かりませんが、恐らく一般的なタイプに変更されているように思います、初めて操作しましたが違和感なかったので・・・


ドラポジ的には、ステアリングの調整範囲も広く、平均的な体格より遺伝的に手が短い使徒でも、シートとペダルとステアリングの距離が適正に保てました♪


が!

アクセルペダルが左に寄り過ぎていてブレーキペダルに接近しています。
そして、アクセルペダルの方が奥まった位置に装着されており、ブレーキと踏み間違えを防止しているようなレイアウトですが、アクセルが奥にあるので、アクセル踏んでいる時にとっさに急ブレーキ掛けなければならない事態に陥った際に、右足の横移動だけではブレーキが踏めないのでは?と思わせる位置関係でした。
試乗レベルでは、慣れればアクセルペダルが踏みにくい感じは大丈夫ではありましたが、長時間運転した際と、緊急ブレーキ時のペダル位置関係は懸念材料ではあります。


で、動き出しですが、至ってスムーズです、小径ステアリング&大径ホイールにも関わらず操舵力も少なく軽いです、軽すぎます。
でも走り出すと、軽さは気になりませんでしたし、小径ステアリングがもたらすレスポンスの良い操舵感は「エコカー乗ってます的」なヌルイい感じは無いです。


乗り心地も、このクラスで19インチ履いている割には嫌なショックは感じません、でも路面凹凸は拾ってます、フラットライド感はありません。
これは、ドライバーカーと考えれば十分ではないでしょうか。


走行時のノイズも、騒がしくはないですが、タイヤノイズやエンジン始動時の排気音等は、それなりに入ってきます。
なので、EV走行時でもそれなりの音の侵入はあるので、ハイブリッド=静粛性と捉えると厳しい面もあると思います。
特に、新開発エンジンで走る楽しさも求めましたと言ってる割には面白みのないエンジン特性に、スポーティーとは到底言えないメカノイズ&エグゾーストノートは、正直に言うと期待値をかなり下回りました。


走行性能が期待値を下回った事も残念ですが、もっと残念な「これはもはや問題」といえる点があります。

展示車を拝見した際のブログでも少し触れましたが、シェードのないメーターディスプレイは反射で見にくいかも?と懸念していましたが・・・

それどころじゃなかったです、普通にドラポジをとったら、ステアリングが死角になってメーターがほぼ見えません、メーターが見えるようにシートポジションを一番上にあげてステアリングを下気味にセットしてもかろうじてスピードを確認できる程度にとどまり、下半分は見えませんでした。

スピードメーターが見えれば、通常走行は大丈夫でしょうが、ワーニングランプ類が見えなかったり色々な運転支援システムのお知らせが見えなければ、色々運転システムが付いている分だけ高い金額払ってるのが無駄になります。

これ、開発段階で分からなかったのかなぁ~・・・




総論

製品としてみた場合、良くできています。

マイカーとしてみた場合、大事な部分が大きく欠落しています。



希望するオプションを最低限装着した、ザックリ見積で、430万くらい・・・



やっぱ高いです!!



まぁ・・・必要最小限の装備にすれば、あと10~15万は安くなる感じで、グレード落せば400万は切るでしょう。






ただ、期待が大きかったのもあるでしょうが、試乗した感じは期待を下回っていましたので、前回、好印象だったカローラツーリングが気になり、ツーリングじゃない普通の「カローラスポーツ」にも試乗


こちらは1.8Lハイブリということで、先代プリウスのパワートレインと考えて良さそうです。



やはり、新型プリウスよりはエンジンが掛かる頻度も多く、加速感などパワー感も劣ります、ステアリングもプリウスより軽くないですがステアリングがプリウスほど小さくないのでレスポンスが特段良いわけでもありません、乗り心地を含め、設計の古さや格下感は、やはりあります。



でも・・・



この劣る部分が心地よかったりします♪


大きさ的にも扱いやすいサイズで乗りやすく、エンジンノイズや乗り心地など、運転している感があります。


ツーリングは、ガソリン車の1.5L3気筒だったので、1.8Lハイブリのエンジンが4気筒ということもあり、やはり上質感やパワーの余裕感が違いました。
比べなければ、1.5Lガソリン車で十分だったんですけどね。


こちらは、ツーリングと共に予想外に良いと期待値を上まりました。




まぁ・・・名前はカローラでも別物ですが・・・




GRカローラはカッコいいです♪





乗ったこと無いので何とも言えないですが、カッコだけなら・・・





タイプRより好みかも♪





GRカローラが2台並べて展示してあると思ったら・・・





1台はモリゾウエディションでした。



で、カローラスポーツで、本革と人工スウェードのコンビシートを選んで、プリウスと似たような装備内容をオプション選択すると・・・



360~370万位になりました(汗


幾ら好みに近い試乗の印象とは言え、モデルチェンジも近づいてきているカローラクラスに300万後半は無いなと・・・

これなら、新型プリウスのグレードを落として、レザーシートカバーを装着した方が、将来的な資産という意味も含めて良さそうな気がします・・・


因みにGRカローラで、同じようなオプション付けたら500万後半・・・
タイプRの方が安いくらい高額になります(悲






さて、次はマツダに行きまして・・・






CX-60の試乗です♪


こちらは、合理化&電動化の世間の流れに抗うかのように、このご時世で直6ディーゼルを新開発してきた意気込みと、わざわざFRのシャシーも新開発した事、これまた新開発のトルコンレスATや噂ではレクサス超えと言われる内装を体験したく、
試乗に行ってきました。



まず見た目、カタログスペックから想像していた以上に大きいです。
迫力だけなら先代ランクル並みに押しが強いです。
イカツイ感じはありませんが、存在感ではアルファード以上に押しの強さを感じます。


でもデザインは、やはり美しいです、内装もデザインが丁度良い感じで、変に身構えるほど高級感を押し出しておらず高級というよりは上質です。

ただ、噂のレクサス超えとまではいかない感じで、よく見ると詰めの甘さや一つ一つはチープな部分はあります。

ナッパレザーシートの質感も、使徒のイメージする「ナッパレザー」のレベルには到達しておらず、「普通のレザーシートにしては上質なランク」程度でした。
木目パネルは「もうちょっと頑張って欲しかった」といったところでしょうか。


試乗した感じですが、試乗程度の印象にはなりますが、ネット記事に掲載されているような乗り心地の悪さやトルコンレスATの癖は感じず、普通に上質な感じでした。
まぁ・・・ネット記事が指摘したい部分は、気にすると感じないことは無いです、たぶん高級車を購入するという観点から試乗したら気になっていたかもしれません。

使徒は、ボトムグレードなら「300万切りは価格的に魅力がある」という観点から試乗したので、最上級グレードの試乗車に不満があるはずもないですね。
このクラスの車両が、このデザインが300万円しないのは、値上げが当たり前の昨今では、かなりの衝撃プライスです!


でもやはり大きいです、マイカーとして日常的に使うのであれば、大きさに起因する気疲れは相当あると思います。

これ1台で生活すべてをカバーするのはしんどいと思います、セカンドカーは必要ですね。


新開発のディーゼルエンジンは、新開発だけあってディーゼル特有の振動や大きなメカノイズもなく上質を目指すCX-60にも違和感ないです。
でも、ディーゼルだなとは感じる音であったり振動であったりは残ります。
ディーゼルアレルギーの方には気になるかもしれませんね。

それでも直6の美点でもあるスムーズなフィーリングは、従来までのディーゼルイメージとは異なり、排気量も3.3Lもあるのでトルクフルで速いです、8速ATということもあり、回転数もそんなに上昇しないので、ディーゼルの頭打ち感が出る前に気が付けば結構なスピードが出ている系のフィーリングです。

ステアフィールも大きさからくるダルな感じも無く素直でパワステのアシスト量も適正、ブレーキのフィーリングも使徒のイメージ通りの踏力と効きのバランスで乗りやすいです。
何よりも、近年のマツダが提唱している(シートに対し)「あるべき位置にステアリングやペダルが配置されている」自然な運転姿勢は好印象


大きささえ気にならなければ、かなり良い車です。



その上で、あえて懸念点を挙げるとすれば・・・

1:初物づくしのマツダ車は怖い

2:リセールが心配

ですかね、

マツダは年次変更で完成度を高めていく市場に揉まれて成長していく車作りをするので、初出の技術・システムは未完成の場合が多く、常に不具合や耐久性の不安を抱えることになります。
ディーゼルエンジンも、マツダのディーゼルは実績と共に多数の問題点も抱えてきた歴史がありますし、距離を乗ればマツダに限らずディーゼルはメカノイズが増えるので、今は良くても将来的には「ザ・ディーゼル」な騒がしい音と振動の車になっちゃう可能性もあります。

また、ブランド力や年次変更を繰り返すことからもリセールはトヨタやホンダほど期待は出来ないでしょう、つまりは乗っている期間に対する出費は購入するときに割安感はあっても手放す時に安ければ意味ないし・・・


まぁ、それらを含めても、初めてのマイカーである日産車にデイズで帰還したわけですから、欲しかった車を選んだ初めてのマイカーとしてマツダ車にも帰還しても良いのかな?とは感じます。



しかしながら、物理的な大きさはどうにもならないので、ダウンサイジングとして・・・






CX-30にも試乗させて頂きました。



こちらはこちらで良い感じで、扱いやすいサイズと高過ぎないアイポイントで、乗りやすい印象でした、

ただ・・・


やはりCX-60の後に試乗したので、すべての点において「普通」としか感じなかったですね、悪くはないけど美点を探し出すことも出来ませんでした。

内容に対して、CX-60との価格差も思ったほど開きが無いので、お買い得感は無かったですね。
念のため言いますが、悪くは無いです。


でもCX-30にするならカローラにするかな・・・


気になる点と言えば、ブレーキが踏力に対して効きが甘い感じで、近年多いカックンブレーキの逆を行くフィーリングがマツダらしいといえばマツダらしいフィーリングでしたが、意外と言えば意外な感じでした。
もちろん踏み込めば普通に効きます。



他にもマツダ6とかロードスターにも試乗したいので、マツダはまた訪問するかもしれません。


他にも検討したいメーカーは


フォルクスワーゲン
ホンダ
日産
プジョー
ルノー

あたりですかね。

予算的に
ベンツとBMWは、さすがに新車は購入できません。
なんせ、もうベンツはAクラスでも400万を優に超える価格になりましたし、BMWも1シリーズの最廉価グレードで何とか400万切りしてるくらいなので、車趣味から足を洗った(ハズの)使徒には予算的に厳しいです。
タイプRのように、ある程度リセールが見込める車なら頑張れる金額かもしれませんが・・・

アウディはコンタクト取りましたが、対応が悪かったのでフォルクスワーゲン1本で良いです。

プジョーとルノーも年次変更の度に価格上昇が著しいので、今年モデルが大幅値上げになるなら候補からは外れますね。



何度も言いますが・・・







新車って高いね(泣
ブログ一覧 | 試乗記 | クルマ
Posted at 2023/02/04 18:50:22

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