
こんばんは!
本日も、調剤薬局の待ち時間を利用して、ディーラーに行ってきました。
前回、情報収集に行ったディーラーには、まだ現車がなさそうだったので、違うディーラーへ・・・
画像でも、今回のプリウスは、かなりカッコいいと食いついたわけですが、画像や動画ではちょっとデザイン的に気になっていた部分もあったのも事実でした。
特にリアまわりが、テールランプをガーニッシュで繋いで、そこを光らせる手法が画像では腰高に見えて気になっていたのですが・・・
現車は画像以上にカッコいいです!
ルーフエンドからリアフェンダーのデザインとかは、グランツーリスモに通ずる流れるようなデザインがグラマラスでウットリしてしまいますね。
プリウスがこんなにカッコよくなったら、既存ユーザーを切り捨ててまで冒険したクラウンの面目が・・・とすら感じます。
まぁ、クラウンはボディバリエーションという商品展開で保険を掛けてるわけで、プリウスは1本槍で勝負してきたわけですから、かなり冒険したと思います。
とはいえ、過去には不人気車になって開発費の回収目的に、ウィッシュにハイブリ積んでプリウスαとか別バージョンが無理やり追加されたこともあるので、プリウスが失敗しても、何かしらの方法で「プリウス」として面目は保ちそうですけどね(苦笑
減車の第一印象は、画像より何倍もカッコよかった事と、実寸よりも大きく見えました。
実寸より大きく見える・小さく見えるはメーカーやデザイナーの意図もあるでしょうが、実寸より小さく見えてしまうと、周囲の車が無理な割り込みや右折に狭い場所で対向車が無理に突っ込んでくるとか色々と害があるので、実寸より大きく見えることは安全面でも有利に働くと思います。
因みに、実寸より小さく見える車のメリットとしては、運転しやすそうに感じることや、僻まれない事でしょうか?
なので、コンパクトカーの一部はあえてコンパクトに見せたりしますし、高級車の一部車種は、あえて小さく見える事でオーラを隠したりしますね。
話はプリウスに戻りまして・・・
一方車内ですが、大きな画面のナビが飛び出たデザインなど、今主流のデザインになっていてシンプルになっています。
メーターも、周知のとおり、とうとうセンターメーターを辞めて、普通の位置になりましたが、フルディスプレイのマルチメーターで、しかもモニターの枠もなくフードもないので、昼間の視認性や夜間の内窓への漏れた光の反射が気になる所ではありますね。
まぁ、枠もフードも無くオープンなメーターディスプレイは、プリウスの近未来的イメージにはマッチしています。
着座位置は、噂通りスポーツカーに近いくらい低いです。
ただし、シートリフターのリフト量は、このクラスの車としてはかなり上がりますので、年配の方の乗降性もある程度確保できると思いますし、使徒は小柄な事も相まって、ポンネットが少しでも見えないと極端に車両感覚を掴みにくい性分なのですが、一番低くしても、ボンネットは少しだけ見えますし、一番上まで上げれば半分くらいまでは見えるようになります。
一番上まで上げても、頭上空間は確保されています・・・がピラーからルーフにかけてのフレームが出っ張ってる(カーテンエアバッグの格納スペースかな?)ので、シートを目一杯上げていると側頭部に少し圧迫感は感じますし、近年は自動監視システムでチケットレスのコインパーキングが増えましたが、まだまだ駐車券発券システムのパーキングも多いので、窓を開けてチケット取る時に、頭をぶつけてしまう可能性は否定できません。
この側頭部の圧迫感・・・以前乗っていたボルボV60と通ずるところがあります、きっとS60・V60オーナーさんなら「あ~あの感じね」とご理解いただけるかと思います。
シート自体は、大き過ぎず小さすぎずちょうど良い大きさと、適度なサポートでスポーツ感と居住性をうまくバランスしているかと思います。
シートには、トヨタが公表したあの「アルミテープ理論」が採用されていて、車の挙動安定と疲労軽減に貢献しているみたいですね。
ただ、シートにも残念な点が・・・
上級グレード「Z」には、合皮ながらレザーシートが採用されており、レザー特有のツッパリ感は無く優しい座り心地は良いのですが、手触りや質感は合皮そのものです。
使徒的基準として、BMWのダコタレザーやベンツのエクスクルーシブレザー(ナッパレザー)じゃない方のレザーでも満足できる方は許容範囲、ナッパレザーじゃ満足できない方は不満になると思います。
後部座席の座り心地は、こちらも足元空間も背もたれの角度も的確で後部座席に人を乗せる機会が多い人でも、特に不満は出ないかと思います。
まぁ、あのデザインですから、顔を横に向けただけでは外の景色は拝めませんが、これは近年の普通のセダンでも普通の事ですから、このくらいは我慢してもらいましょう(笑
次にラゲッジですが、先代までのプリウスを知らないので比較対象はありませんが、ハイブリシステムの関係上、床は高めで床下収納もありませんので、高さのあるものはそれほど積めない感じです。
また、ラゲッジ右端みハイブリ用じゃない方の普通バッテリーがあることや、リアサスのサスタワー部が割とハッキリと張り出した構造なので、幅もありません。
一方、長さに関しては、このサイズの車両としては一般的な範囲では確保できています。
で、シートを倒した時の最大長ですが、カタログに記載がありませんでしたので、セールスの方と実測してみました。
使徒が普通にシートポジションをとった場合で170㎝くらい、ちょっと窮屈な姿勢までシートを前にすると180㎝弱まで広がりました。
DIY派の使徒としては、車選びのひとつの基準として「コンパネが積めるかどうか」があり、その基準に当てはめると、荷室長さが182㎝以下なのでNG
幅も91㎝以下なのでNGになっちゃいます。
立てたり斜めに車載するにも、そもそも高さが不足気味な車なので、ちょっと厳しいかもしれません。
無理やり積んで、車が傷ついたら本末転倒ですし・・・
最後に後方視界ですが、デザインから予想するよりは死角はすくなそうです。
とはいえ、事実上のハイデッキなリアは後続車の下半分は見えず、見えるのはルーフくらいですし、ドアパネルが後方に行くに従いせりあがるデザインの為、斜め後方の視界は良いとは言えません。
この辺りは、オプション設定もデジタルインナーミラー&マルチビューモニターでカバーできる範囲だと思います。
そして・・・プライスですが、
上級グレード「Z」で370万円・中間グレードの「G」で320万・下位グレードの「U」は300万切りの299万ですが、Uはサブスク専用グレードみたいですし、そもそもGと20万位しか変わらないのに装備に違いがあり過ぎるので、事実上は2グレード構成といったところでしょうか。
価格差が50万と結構な差がありますが、やはり差別化としては明確に分かる部分も多いので、使徒は需給グレードはあんまり選ばない派ですが、それでも頑張ってZをチョイスしたいところです。
もし、価格差50万を少しでも減らしたいなら、標準装着されている19インチホイール&タイヤを、レスオプションで17インチホイール&タイヤにすると11万ほど安くなるので、ホイールは17インチを履きつぶした後に社外ホイールにインチアップ(または、そのころにはきっとネットオークションでも純正ホイールが11万以下で出回っているでしょう)でも良いかもしれませんね。
一通りザックリオプション付けて乗り出し総額は車両+50万くらいでした。
色は、マスタード(黄色)が展示車でしたが、思っていたより似合っていました。
下取りを気にしないなら、スポーティーにイメチェンしたプリウスのひとつの形としてアリだと思います。
何より、有償カラーじゃないので、有償のパールより若干安く購入できます。
何より、おそらく黄色は後期型では廃止されます、前期型とバレてしまいますが、希少カラーとしてのチョイスも良いと思います。
で、納期ですが・・・
噂通り、1年半~2年待ちとの事、2年後の使徒がどうなっているのか?
2年待ちになるのなら、(注文が今でも可能であれば)フェアレディZやシビックタイプRでも、もう100万頑張れば買えますね。
損得勘定で言えば、プリウスで100万安く買えて、ガソリン代がや維持費が安くついても、乗り換え時の下取りは圧倒的にZやタイプRの方が上(下手したら購入価格を上回る可能性すらある)であることを思うと、お得感はないですね。
まぁ・・・シビックタイプRがバーゲンプライスに近いわけですが・・・
とはいえ、やっぱ「シビック」に550万は高いよね(ボソッ