昨日の仕事、ボクの中ではなかなかにチャレンジングな質のもので。
やったことのない種の仕事にゴーサインを出したんだ。
ドキドキ。
そんな高揚を秘めながら、これからの空いた3日間をフラフラして神戸に帰ろう。
そもそも九州にはほとんど来たことがなく、未踏のエリアがまだたくさんある。

その塗りつぶし第一歩として海の中道〜志賀島までやって来て車中泊していた。
景色がいいのかな?
マップで見つけた、志賀島の潮見公園展望台ってところに来てみた。

駐車場から展望台への遊歩道。

階段で3階?4階くらいかな?
上がってみると

通ってきた海の中道や福岡市街が見えた

雲の隙間から日が差す

これが昨晩の同じところ
公園までの道路はかなり狭い山道。
その途中に、え、サーキットか??

デンタンサーキットというらしい

モトクロッサー用のコースなんだ!
志賀島の付け根には、神社があった。

志賀海神社、龍の集まるパワースポットと言われているらしい
ところが!

うへぇ、こんなところにもコシタンタンが!
最近、とみに苦手なシカたんたん。

境内に上がると

むぅ
ここにも
祀られとるんか?

ロクカクコ(鹿角庫)というらしく、古代から、とりわけ戦国大名たちから鹿の角が奉納されまくり。
1万本を超えるとか。

まあ、海の安全を願う場所なんだな
志賀島から抜け出し、福岡市内の海沿いを西に向けて走ることにした。
全く来たことのないエリアということと、土日にバイクが集まる海岸沿いのルートらしいという話を聞いて。
しばらく走っていると、元寇防塁という案内表示板が散見される。
え、あの?
それはちょっと見てみたい。

ここか!

マップで検索してみると、へぇ!こんな広い範囲で築いていたんだ。
そりゃ疲弊するよな。

クルマを置いて、散策。
あれ、なんか白い服の人がいる?

うひゃあ、外国人がハネムーン撮影ですか??
なんでまたこんな場所で??
よく分からない。

で、コイツですな

あ、アンゴルモアのノボリ

堆積していた土を掘り起こしているんだね。
馬が乗り越えられないレベルなのかな?
さて、次に気になったのが

ヤシの木ブランコ
なんやそれ?
行ってみよう!

あはは、本当にヤシの木ブランコや!
もうね、この先にいくつもブランコが掛かっていて、皆さん有料駐車場に停めてまで乗りまくっている。
流行ってるんか?
それとも福岡ではスタンダードなんか??
他にも、
手作り感満載のプライベートレジャーゾーンといった感じかな。
インスタ映えしたもん勝ち、という感じかな。
淡路島の西海岸沿いも、こういう発展をし始めているのかも知れない。
それにしても、

なんじゃこりゃ!?
悪ノリし過ぎでは?
行政の箱モノか??

と思ったら、医者や!
すごいな。
その先に、こちらはトラディショナルなスポット、

夫婦岩
というか、大きさ揃いすぎて別のものに見える気がするのは、ボクの不徳?
空にも雲が、ポコポコっとリフレクション。
その先、芥屋(けや)になにやらあるらしい。
芥屋の大門(おおと)。
なんだろ、海食洞?
行ってみる。

クルマを置いて、鳥居があるぞ
その脇に、これは見事な柱状節理!

玄武岩の六角柱だ。
この丘を登る道が、こんなふうになっている。

「糸島のトトロの森」なんて名付けられているそうだ。
トトロって、一般名詞になってるんか。

かなり登って息も切れるその先に、4人程度しか登れない展望台がある。
なかなかの行列。
これは、期待、大!

・・・そこまでの景色ではない気がする

観光船に乗らなきゃ、大門は見られないとのこと。
ま、いいか。

にしても、派手な玄武岩だ。
兵庫県にも玄武洞というのがあるが、スケール感はまちがいなく芥屋が圧倒的。
さて、佐賀入りしよう。
唐津市の野田の元湯、400円だと?

着いた。
立派な施設じゃないか!?
と思って中に入ると、入浴料700円だって?あら。
まあそのまま入りましたよ。
ぬる目の露天風呂、長湯させていただいて。
で、外に出てクルマを動かしてはじめて気づいた。
400円の方は、お向かいの古びた建物の方だった。
まあ、そんなこともある。
唐津市街地を少し走っていたところ、信号で止まった脇に、こんなのを見つけた。

今日、土曜日だよな。
よし、使うか。
神戸を出る時は、あまりフラフラする気がなかったので着替えの持ち出しがミニマムだったこともあるし、クルマに乗ったら、あら、北海道旅で使ったままの服が1泊分放置されていたので、ちょうどいい、洗っちまえ!
温泉を間違えて払った分を取り戻せたね。
さて、夜はアレだ。
かつて太宰府から久留米に行った時に見かけた、国道3号線沿い、「ラーメンセンター」。
あれ、あとで調べたら人気らしく、歴史あるど定番九州とんこつラーメンのスタンダードとのこと。
気になるよね。
唐津から1.5時間ほど走って、見えたぞ!

丸幸ラーメンセンター

馴染みがないから、ラーメンに「センター」を付けるセンスに違和感を覚える。
昭和中期の一つのアイディアなんだろうね。国道を走る貨物ドライバーに「ラーメンならここよ!」とアピールしてるんだな。
ラーメン540円。
やや小ぶりか。

とってもシンプル、やや細めの硬麺、ニオイの残る白いとんこつスープ、薄くてクセのないチャーシュー。
テーブルに置かれた紅しょうがなどを加えながら味変させていただきました。
今をときめく一蘭などの超進化型とんこつラーメンのイメージで臨んだボクとしては、はじめは物足りなさや雑さを感じた、というのが正直なところだ。
ただ、食べているうちに思った。
「いやいや、これこそが一つの原点。ここを基準、ゼロ点、コントロールとして考え、他店のとんこつラーメンを味わっていくというのが良いのかもな」。
第一、これだけの床面積や駐車場を有し、客も途切れることなくひっきりなし。地元の人たちから支持されてるんだから。
そうすると、このたび初めて認識した、この丸幸ラーメンセンター以外にも見つけた丸星ラーメンセンターってとこにも行ってみたいじゃないか!
ネットでは、丸星v.s.丸幸については、地元民なら1時間でも議論できる、とか。
歴史は数年だけ丸星の方が長いらしい。
明日、食べようかな。2日連続ラーメンなんて、ボクは全然気にしない。
ただ、さすがに東に向いて走り始めないといけないか?
いや、まだ1日くらいなら余裕はあるよ。
などなど考えながら、道の駅 筑前みなみの里でおやすみなさい。
Posted at 2024/11/10 23:41:03 | |
トラックバック(0) |
旅 | 日記