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Zono Motonaのブログ一覧

2024年10月07日 イイね!

10月の北海道07 ヒグマ

10月の北海道07 ヒグマ
10/7 知床半島でクマ撃ちのオッサン




4:45、微妙な朝焼け


少し走って明るくなった頃、標津の漁港は既に帰港した船で賑わっていた。


そのまま羅臼に向かう途中の、有名廃墟ニコライ亭」





羅臼国後展望塔


羅臼の港町と


知床半島のその先を望む


とりあえず行けるところまで行ってみようか


ヒグマを撃ちに。


瀬石温泉、海際わの塩水か?


まあ、風情はありますな




その先にも海岸温泉が。
なかなかの密度、なかなかの熱い半島だな。


海岸に降りていくと、湯船が。
浸かりはしないよ。


泡がぽこぽこ。
触ってみたら、これはちょっと熱いよ!?
海水と混ぜないと、ね。




キタキツネが闊歩していたり


OUT RUN 的な滝があったり。




そして、車道はここまで。


この先、クマ高密度につき自己責任。
3kmくらい歩きましたよ。


傾いた番屋、ただしたまに人がいる。


国後島を眺めながら住んでいるのか。

ヒグマは見つからなかった。





さて、知床峠経由、ウトロを目指すぞ。


今や有名となった秘湯、熊の湯。
ものすごい蒸気だ。熱い。


峠は霧でした。



さて、これから本気のクマショットに向かう。


この季節、トラウト類の遡上ゆえに、河原がクマスポットとなるそうだ。



ホロベツ川河口。


濃厚くまゾーンらしい。


川登りを狙う、河口のトラウトたち。


橋上から望むと、


おーー!


いるいる!


クマはいない。




沖にはオーロラ号。
月曜なのに、客満載だ。





岩尾別温泉、三段の湯。
今年6月に息子と入ったが、やや泥くさいんだ。

この時、水着着用したイスラエル人の男女が入っていて、
「キャナイフォトヒア?」
と声を掛けたら、お二人そろってイエス!と答えてくれた。
でも女性は岩陰に隠れちまったけどね。





さて、こんどはイワウベツ川の河原だ。
カメラマンが5〜6人出待ちしている。クマさんの出待ち。


渓流釣りなんてする人も。

まあでも主役はそう簡単に現れるもんじゃない。
ボクは川沿いをクルマでゆっくりと2度ほど往復して、藪の中に目を凝らしてみる。
藪の中の黒い岩や木などが全てクマに見える病気にかかった気もする。やっぱりいないね。

先ほどの出待ちスポットに向かってあと300mくらいかな。時速5〜10キロ程度でノロノロ転がっていたところ、100mほど離れた正面に黒いモフモフがどこからともなく現れ、そして河原側の藪に消えていったんだよ。腰とお尻と後ろ脚程度しか見えなかったんだけど、確かにクマ。

えええっ!?


この時、どうせ見られないんだろうなという思いがほぼ支配的だったこともあり、突然起こったことに理解が追いつかない感覚。

次に、撮影できなかったことを悔やんだり、まあでもあれじゃどうやっても撮れなかったよなぁとか、ドラレコまだ装着してないよー、早くつけときゃ良かったとか、いやでもドラレコ画像じゃあねぇとか、まあそんな感情がぐるぐるループした。

そして最後に、いやいや直接生で見られたこと自体に喜びを見出すべきだよな、と納得することにした。



それからカメラマンの隊列に参加し、おしゃべりした。そちらからも見えました?
「私が最初に見つけたんだけどね・・・」とか言うおじいちゃんカメラマン(笑)は常連らしく、今までの武勇伝を聞かされたりこれまで撮ったクマ画像を見せてもらったり。
おおこりゃすげぇ!これ、ここで?

そうそう、日によって出ないこともあるし、3〜4回出てくることもあるんだ、と。

この時、午後4時。日没は近い。東の果てだからね。
もう、今日は出てこないかな、帰ろうか。
そう言ってカメラマン2人残して皆さま去っていかれた。


ボクと残ったカメラマン2人、まあボクもカメラマンなのか、じゃあ3人だ、そして離れたところに白人カップル、聞けばドイツからと言う、計5人が暮れ行く山奥で無言で河原を見つめ続ける。

ボクは、さっきクマをチラ見した上流方向に意識が向くので、そちら側に歩いてみる。うーん、もう、出てこないかなぁ。

そのまま15分くらい経ったか。
別の2人のカメラマンを見ると、あれ?2人そろって大砲をあっち側に向けてるよ?

もしかして!?
























いたっ!

しかも2頭!!



お客さん、大興奮ですよ。

かなり暗いので、感度をISO6400まで上げて撮影。




おお、こっちに向いたぞ!
トラウト狩りしてるのかな?







彼らを見下ろす道路まで移動した。
母子のペアだな。












距離、100mはゆうに離れているが、見つめられると背筋が緊張する。

ものすごい、爪!

が、これだけ離れているし、人が複数人いるし、敵対しているふうでもないし、クマは自分たちの仕事に戻ったようだ。



母グマが漁をする、


子グマはそれを見つめて、


マネごとをしてみるようだ。


お、捕まえた!

もうかなり薄暗いわ、動きが速いわ、画像が止められない。



我々と反対側の岸に駆け上り、


2頭でムシャムシャやってる。




我々側の道路には、見事な牡鹿が。

まさに、野生の王国。ヒトの側こそ侵入者だと意識させられる。



なお、ラッコ撮影の機材 Zfcは小さなセンサー、しかも数年前のモデル。超望遠に特化して選んだ。

比して、今回のカメラはZf、フルサイズセンサーの、しかもほぼ最新機種だ。暗視性能は少なくとも現時点のNikonでは最高クラス。
ラッコほど離れた撮影とはならないだろうから、こちらを選んだということだ。

クマ、また戻ってくるかな?念じながら、カメラの感度を上げて試写。

フィルムカメラ時代の感覚を引きずる者としては、感度1600を超える領域はどうしてもエマージェンシーであり、画質は全く期待できないという固定観念がこびりついている。

だが、今この瞬間は画質より瞬間を切り取ることこそ求めたい。

ISO感度を12800〜51200なんていう「本当に使えるのコレ?」という数値を使ってみると、少なくともカメラのモニタ上では「案外行けるかも」と思えた。

よし、行くぜ!













ひーこえぇ






子グマも頑張る



白眼剥いてる


これは威嚇か?100mは切ってるし、こちらは崖上の道路だけど・・・。


母グマの漁を見つめる子グマ




クマ、白眼があるんだね





甘える子グマ



日没後数十分経ち、これ以降は危険だねということで解散した。ドイツ人もおおいに喜んでいた。
ボクも、クマ撃ち初回にして遭遇のビギナーズラック。
しかも、母子熊のトラウト狩りの瞬間という絵になるシーン。
願わくば、手で魚を掬った瞬間の画像なんて撮りたかったなぁ。贅沢な望みかな。



それとカメラ好きとしては、感度51200、600mm f6.3という撮影環境で、この程度の画像を残せたことに改めて驚いている。

少し古いAPS-C機のカメラマンは撮影をやめるくらいの薄暗さだったにも関わらず。

フィルムカメラとは違って、ビンテージよりも最新の機材を選ぶべき時代なのか。




興奮冷めやらぬまま、ウトロまで戻って夕陽台の湯でくつろぎ、この日を締めることになった。


くまくま。






Posted at 2024/10/09 07:55:54 | コメント(11) | トラックバック(0) | | 日記
2024年10月06日 イイね!

10月の北海道06 ラッコシカ

10月の北海道06 ラッコシカ
10/6 霧多布でラッコ〜根室でシカ〜納沙布岬生サンマ丼去就?



昨夕に初ラッコ撮影に成功したが、これで満足したわけではない。
まだまだオレはやれるはずだ!

ホットワインで即落ちした結果、目が覚めたらまだAM4時過ぎ。

よし、朝ラッコハントへGOだ!







日の出まえの霧多布岬。
灯台のたくましさよ。


空が焼けてきた。
移動するか。


灯台の近くにやってきた。
おお、立派なキタキツネ!
スマホが追いつかなくて、この程度。


で、ヤツはおるんか?
実際に肉眼で見たなら、こんなイメージでしか見えない。
ゴマ粒ですよ。


スマホでは、これが限界。


この時はもう明るくなっていて、灯台自体は停止している。
その灯り窓に太陽を入れて撮影。




1.5時間ほどうろついて体が冷えて。


ホットウーロン茶であたたまろう。
カップは、かつて参加したSSTRの記念品だ。
サンライズ・サンセット・ツーリングラリー。



それから朝釜メシ。


具材は蟹缶だ!
芯の残る残念な炊き上がりだった。
が、キャンプなら旨いんだよねコレが。




テントの中身を片付けて、テント自体は夜露を乾燥させるためにしばらく放置。

朝風呂に行ってこよう。




半島の牧場脇にクルマを寄せると


寄ってくる子がいるんだな。
デカいけどかわいい不思議さ。






風呂から出てテントを撤収して、さあ、ラストラッコの時間だ。

いくわよ!































以上、トリミング画像でご覧いただきました!
換算900mm 手持ち撮影、まあこんなもんでしょうか。
楽しい撮影会でした。




さて、次はなんとなく納沙布岬かな。
生サンマ丼を食べたい気がする。

最東端にある飲食店たる鈴木食堂、その名物 生サンマ丼。

行くぜ!




途中、こんな施設があったので寄ってみた。


野生の王国らしい。


こんな湿地帯の原生林に1.4km ほどの小径を用意したルート。

メインは野鳥ということだが、鳥撮りの経験はほとんどない。
見つけられるだろうか?



歩けど歩けど鳥は見つからない。鳴き声はするんだけどね。



キョロキョロしながらゆっくり歩いていて、ふと気配を感じた。










え!?

理解が進むまで3秒くらいかかったかも。

あ、シカのシルエット!?




視線をそのまま上にやると・・・










コイツ、ボクに気付いてない!?

道路上のシカも野生だけれど、原生林だよここ。
彼らのテリトリー。


うわぁ。

急にもののけ姫の画面に飛び込んだような気がした。






コイツも、気づいてるのか気づいてないのか分からない。

そこで、チッ!と舌打ちしてみた。





あはは、そんなに見つめなくても(^ ^)


でも逃げない。5mは切ってるのに。






神々しい鹿ワールドだった。






遊歩道からそとにでたら、コイツか飛び回っていた。
名前、なんだろ?






小腹が減ってきて、根室市街地のスーパーに立ち寄ったところ、


なになに?
カニカレー?

こちらでは普通なんですか??
食べたい気もする、けど・・・



と思ってたら、隣にコイツが!

生サンマ丼。



調べたところ、納沙布岬の鈴木食堂はもう営業をしていないそうで、代わりにライダーズハウスエイトというところで味は引き継いでいるとのこと。

んーどうしよ?


3秒考えて空腹に負けたボクであった。




美味しくいただきました。
ごはんが酢めしだったのも、鈴木食堂よりポイント高いかもね。



その、撤退した鈴木食堂。


引き継いだエイト。
郷愁は、こちらには無いかな。
少なくともボクには。



北方領土返還を願うあれこれ。


廃墟かぁ、これも。


灯台は工事中なので、敷地内に入れなかった。


鳥とアース線の向こうに、歯舞諸島。







根室市街地に戻り、アジア最東端の駅を見に行った。
東根室駅だ。
中国人や韓国人も観に来るらしい。
来年の春には廃駅とか?



そして、終点の根室駅。


1日6本のために。





明日は知床半島かな。
少しだけ近づいておこうか。

道の駅 おだいとうにておやすみなさい。

尾岱沼、読めないよね。
おだいとー、ね。




Posted at 2024/10/07 22:20:33 | コメント(4) | トラックバック(0) | | 日記
2024年10月05日 イイね!

10月の北海道05 ルパンの町

10月の北海道05 ルパンの町

10/5 本別〜釧路でスパカツ〜霧多布ラッコなるか?




道の駅 ステラほんべつ、目覚めたら車窓の外は快晴だ!


雨音を聞きながら寝たのにね。
気温は18度でも、直射日光のせいで車内は暑く感じられるくらいだ。


廃駅よ、さらば!


まずは釧路を目指す。
クルマもボクも腹ごしらえだな。





釧路メシをあれこれ考えていたが、釧路スパカツってのに惹かれた。

ホットシェフのカツ丼とかカリー軒のインディアンハンバーグとかインデアンカレーのカツあと乗せとか、そんなんばっかり。




老舗、泉屋さん。


いろいろあるが、兎にも角にもスパカツが看板だ!


「とても熱いので」と紙ナプキンを渡され、こうやって持ってください、と。


おお、デカいぜ!
並で良かった。大盛りと悩んだんだ。


カツは、薄め。サクサク行ける。



弩級戦艦、なんとか撃破できました。

今夜は何も食べなくて良さそうだ。






ガソリンも入れ、霧多布のある浜中町へGO!
雲が出てきたが、気持ちのよい青空だ。







浜中町は、茶内駅。

ああそうか、モンキーパンチ氏の故郷ということか。





駅にはルパン一味と銭形のとっつぁん。
あまりカネのにおいのしない町だがな。



駅前の案内板には、へぇ、仮想店舗ですか。
見に行ってみよ。




居酒屋五ヱ門


PUB FUJIKO




JIGEN's BAR








霧多布キャンプ場に到着!


ここらに設営しようかな。


久々だ。7〜8年ぶりくらい?


変な形に完成!

これはね、ボクがヘタクソなんじゃない。
右側からのかなり強烈な風によるものである。

風が吹きつける側は、ダブルロープダブルペグで補強。
これからラッコ撮影に出かけるんだけど、帰ってきたらテントが消えていた、なんてことはなるべくなら避けたいところだからね。






すぐ近くに移動、何年ぶりだろうか、霧多布灯台。
高台なので、建屋自体は低い。


歩いていき、灯台を通り過ぎてこんな小径を進むと


岬の先端が見える。


この岬の全方位にラッコが棲みついているという。
人によっては10頭だの数十頭だの、という。
いずれにせよ、繁殖に成功しつつあるようだ。

ボクは3度目の訪問だが、まだ見られていない。
今回は泊まって滞在するからね。



しかも今回は、大砲をご持参。



NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR

これ、激安超望遠なんだな。
600mmクラスといえば、高品位レンズだと200万円クラスだったりするが、便利ズームの一環としてのレンズ構成の簡略化とか下請けメーカーというかOEM製品だったりとか、まあそういうカラクリがあって、現在では21万円程度。
カメラに関心のない方には、それでも高いだろうけれど。

それに、カメラ本体が Zfc。要はセンサーサイズの小さなモデルなので、換算焦点距離は1.5倍の270-900mm となる。これはもう勝ったようなもの。
ラッコ、かかってこいや〜!

ぜひとも見つけてみたいところだが、はてさて・・・。































おお、あれか!



自分一人では見つけられなかったところだ。
遠目からは流木とか黒くて丸い漁業ブイくらいにしか見えないからだ。










こんなのも飛んでいた。なんでしょ?
ノズリとか??






ということで、大興奮の撮影会でした。
撮影って時間を取るから、やはり1人がいいみたい。



泊地に戻ると、おお、テントは無事だ。

風も徐々に収まってきているようだし。





おなかは、やはり空かない。
ホットワインでも飲んで、早寝しようかな。

PM7:00、おやすみなさい!

Posted at 2024/10/06 19:52:28 | コメント(6) | トラックバック(0) | | 日記
2024年10月04日 イイね!

10月の北海道04 監獄の町

10月の北海道04 監獄の町

10/4

月形町の監獄跡〜美唄の美術館〜新しい道〜ケーキ屋さん〜本別町




クルマの屋根を雨がたたき続けた、北村温泉での車中泊。

朝6時から開いている温泉に入った。
やたらとしょっぱい湯で、ニガリ的なえぐみも感じられる。

こんな内陸で、まんま海水ですか?
成分表を見たところ、海水の半分程度の濃度ではあったが。
ともあれ、おもしろい湯だった。






昨日のカリー軒で「大人のお子様ランチ」を堪能したので、晩ごはんは抜いたまま寝ちゃって。
で、朝からセイコーマートのホットシェフ、安定のカツ丼だ。

当然のようにカツはサクサクなんてしてはいないのだけれど、しっかりとおいしいんだよなぁ。
1北海道、1ホットシェフのカツ丼。
欠かさない。





さて、雨の1日。
どうする?


10km圏内に、月形町の樺戸博物館なんてのがある。
行ってみよう。


樺戸集治監の跡地だ。
集治監というのは、監獄のこと。うへぇ。


入り口の石段が妙に歪んでいるのは、どうしてか??

囚人が鎖で繋がれた鉄球を引きずりながら毎日のように出入りしていたからだ!という。うへぇ。


内部は撮影禁止だったが、なかなかの見応えだった。300円は、安過ぎる。が、興味のない人は全く来ないだろう。

明治維新から新しい国体を構築していく政策の中で落ちこぼれていった反体制側の旧士族などを北に集め、南下してくるロシア対策や北海道開拓のために使役させたという北の集治監各所の先鋒だという。網走など、ここの後のあと。


鐘は、当時から使われていたもの。鳴らしてみた。
起床、食事、労務開始など各行動のたびに鳴らされてきたという。


今も刑務所のある月形町、トマトも特産ですか?
なお、月形の名は、初代典獄(刑務所長)の姓であるそうだ。






月形を出たら、とりあえずこの旅の目的の一つ、野生動物の撮影へ向かおう。

手堅そうなのは、霧多布のラッコかな。遠いな。



道中、美唄を通過。
古びたショッピングセンターか、興味を惹かれたので入ってみた。
うーん、値付けが高めだ。これは厳しい。


お、生プルーンですか、初めて見たかも。
てか、ニキプルーンですか!?ミキプルーンではないんだな。
仁木町産?



美唄から富良野に抜ける新道が開通したらしいね、そこも通ってみたい。

道中に見つけた彫刻美術館に寄ってみようか。



アルテピアッツァ美唄。
安田侃(かん)氏の作品たちだ。


廃校跡を利用している。





薄暗い旧体育館内での展示なので、この黒い四角がなんなのか判然としない。
黒いタイル?と思って触ろうとしたら、なんと穴!




窓の外も素敵だ。







これは作品ではない





美唄ダム


ここから先三十数キロが、供用開始された新道だ。


雨だけど、とても良い道。
フィットなので無茶はできない。
走るクルマで飛ばしたいなぁ。


動物注意は当然のように、クマ。


新道が終わったすぐ先に、三段滝。


ああ、昔来たことある!
訳も分からず山奥を走っていたイメージだった。こんなところに出るのかぁ。



今夜は帯広辺りで寝ようかと、狩勝峠を経由。


目視では、カメラで撮るよりももっと見にくかった。




あ、そうだ。ここに寄ろう!
帯広市のとなり、音更町のsweets factory green


オシャレなケーキ屋さん。
雨でなければテラス席でぜひいただきたい。

先月のR1250GS ADV + R1200Sさんのように!

閉店間近かでお忙しそうだったし、パティシエさんが奥に入ったままだったようなので、「あのガシャーンしたバイク乗りの友達です」って伝えられなかった。
また来たいお店だなぁ。特に、バイクに乗って。


おっさん一人で1個だけ買うってのが気恥ずかしかったので、二人分のフリして。

ああ。




どこで食べよう?
近場のショッピングセンターの駐車場にやってきたところ、


これ、あかんヤツや!
インデアン!



やさいカレールーが売り切れていたので、インデアンルー、辛口、カツあとのせで。



ということで、「道の駅 ステラほんべつ」でケーキ食って寝よう。

雨音を子守唄代わりに。
Posted at 2024/10/06 08:20:19 | コメント(5) | トラックバック(0) | | 日記
2024年10月03日 イイね!

10月の北海道03 フィッティング

10月の北海道03 フィッティング

10/3 札幌 モイワ山荘でスキーブーツフィッティング





北海道にいくつかあるスーパー銭湯の「ほのか」の早朝プランでスッキリし、



洗練され過ぎている新型市電を追いかけながら、



南13西15にあるスキー用品プロショップ、モイワ山荘に到着!
一見さんには入りにくいのか?
コンビニ居抜き店舗らしい店構えは、それを希釈しているのか?



ボクにとっては、ズラリと並ぶスキーグッズを見てみたい欲求が勝る。

そこまで上手くはないんだけどね。
シロウトにしては頑張ってるな、という程度である。



元デモンストレーターの店員さんが、足の骨格モデルを使って解説しながら客の理解を深めてくれる。

ボクのブーツのフィッティング作業待ちの間に、札幌医大の競技スキー部?アルペンの選手?な学生さんが来て、出来上がったブーツを履きながら店員さんから様々なレクチャーを受けていた。
さながら医学部の解剖学の講義を聞いているかのような専門性の高さが板に付いている弁舌に、正直驚嘆した。



作業室で施工してくれている店長。
あのLANGE(上手いスキーヤーは皆LANGEのブーツを使っているイメージが強い)で開発などにウン十年携わってこられた根っからの職人。
ボクの立ち姿、歩く姿勢を一瞥しただけで力の入り方などのクセを見抜かれてしまう。
結局、2.5時間も掛けて、この世に一つのボク専用のブーツが完成した。



シェルとインナー


今までならいつも骨が当たって苦行のように感じている部分の熱形成と切削あと。
もうね、これホントにレーシングモデル?ってくらい快適。なんかの魔法ですか?


インナーは、ヒモで締める方式に。
え、そんなのあったの?全く知らない世界である。
ブーツを履く手順も驚きで、まずこのインナーを履いてヒモを強く締めてから、インナーごと硬い真っ赤なシェルの中に足を入れるんだな。

入るの?ホントに?
体勢やコツを教えてもらいながら、何度かチャレンジ。
寒いスキー場ではシェルがいっそう硬くなるので、これは苦労するだろうなぁ。レース前のタイヤみたいに、電熱毛布で包んでおかなきゃ(笑)




インソールも熱形成


裏側まで形を整えてくれた。


履いた感触は、レーシングモデルだけにタイトなんだけど、自分の足に合わせてあるから、痛みとか不快感がほとんど感じられない。
今まで30年間、ブーツを新調するたびにより上級なモデルを選ぶようになってきた反動で、ますます足が痛くなってきた。

慣らしの終わらないうちは、インナー全体で足全体を圧迫しながら滑ってきたから血流が悪く、痺れて感覚がなくなる足の部位がいつもどこかで生じていた。

インナーがヘタってきたなら、クッション性が落ちるので骨がシェルに当たって痛くなる。


また、今までならかかとを浮かせた時は、ブーツの中でかかとの下に空間ができ、ブーツは上についてこない感覚があった。
スキーを履いている場合には、つまり足を上げても板はついてこないからエッジが雪面に残り、引っかかることもあったわけだ。

それが、かかとを上げてもピッタリとブーツが付いてくるんだな。足の下に隙間が出来にくい。
これはすごいぞ!

今までのようなスキー操作をすると、かえってオーバーアクションになるかも。
わずかな入力で板がしっかりと動いてくれるということか。センシティブな動きを求められるとも言えそうだ。ちょっと怖いぞ、レーシングマシン。


さあ、道具は揃った。
身体の使い方もいくつか教わり、いよいよ自分自身の問題になってきた。
自分スキー第二章、どうなるかな?早く滑りたいぞ。

でも、リフト券、まだ調達してない。
今年も、値上がりしたアースホッパーを使うかなぁ。悩むなぁ。






ああ、エネルギー使った。ハラ減った。そもそも朝は食べてないし。さぁ、昼食だ。



今回の札幌メシは、ココに行くことに決めていたんだ。


カリー軒

m-Anesys (; ・`д・´)!さんの記事で、

「うまいのなんの」入りました!



いやぁ、その字面だけでもう食べたくなってしまった。

店内壁面を埋め尽くす芸能人たちによる膨大な枚数のサイン色紙なんて目じゃないぜ。





メニューはいくつかの組み合わせで成り立っているイメージか。

ハンバーグかトンカツかなにか。
ご飯かスパゲティーか。
カレーかミートソースかなにか。



「うまいのなんの」は、「近ごろはインディアンハンバーグ」だそうで、それならそれで決まりでしょ!?





厨房で白衣とコック帽を着ける初老のシェフがフライパンを振るう姿。
そこからの盛り付け。
そしてこの、ええ歳したオッサンたちを少年に引き戻すビジュアル!




「特に肉汁噴き出すハンバーグは、自分の生涯でトップクラスに美味い」
とのことだが、撮影は難しいねぇ。

フォークを刺すまではいい。
ナイフの先を、いつもより大袈裟に上から突き立てて刺す。

その圧に負けた肉の裂け目から、半透明に濁った肉汁と油がジュワワッ。
あっという間にスパゲティーの隙間に逃げ隠れてしまうのだ。



昨今の異常に肉肉しさを演出した目が荒く堅焼きされた牛肉100%ハンバーグとか、こだわり抜いた複雑さとかエスニックを誇るスパイスカレーとは違う。「芯が少し残ってはじめてアルデンテだ」とか、そんなこだわりとは無縁な。

昭和の、レストランという言葉がまぶしいくらいに特別な響きを持っていた頃の、あるいは「昭和の洋食屋さん」のハンバーグ、カレー、スパゲティー。パスタではない。

そんな安心できる味を、毎日毎日とびきり丁寧に作り続けているだろうことに思いを馳せながら、堪能させていただけた。

神戸でも、そんな店が一つまた一つ消えていってる。
カリー軒、頑張ってね。






このあと仕事関係の人と少しだけ会って、解放され、さあ、どこに行くか。

宛のないまま、気づけば岩見沢方面へ。







ロープ垂らしたまま走るトラック。
あぶないなぁ。踏んだらなんか飛んでくるよ。





たどり着いたのが、岩見沢市の北村温泉。
裏手に無料キャンプ場があり、温泉もセイコーマートも目の前という、どうとでもなるありがたいキャンプ場だ。





足湯。



テレビアンテナ、大丈夫?



テント泊地。


隣の公園、池に映り込む夕暮れ。



この夜は雨だという。
せっかくのキャンプ場だが、今夜も車中泊だな。





Posted at 2024/10/05 00:55:06 | コメント(6) | トラックバック(0) | | 日記

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