皆様、こんにちは。
前回の昨日のブログ記事の流行りの自作リアクターに使ってるラジウムシートの放射線について!
下書きで記事を書いてたつもりでしたが、途中で寝落ちして投稿していました💦
文章がおかしな内容で途中で終わっていてすいません。
やっちまったな🙇
改めて記事を書きます。
ここ最近自作で静電気中和装置のリアクターを作って見える方々が増えて来ていますよね。
そこで使われている放射性部材に市販されているラジウムシートを買われ
自作リアクターに使っていますよね。
本家のリアクターに放射線が出る放射性物質が使われている事で、それの案を利用してラジウムシートを手に入れ作成していると思います。
業者のサイトでラジウムシートの放射線が15μSv程度出ている画像が載っています。
この放射線の数値が、自分が放射線測定器を購入して測定した数値と違い、そこまで出ないのだけどと質問がありました。
のりぱぱさん提供
0.23μSv程度しかでていないと!
ここでご注意させて頂いたのですが、測定器には袋を被せて下さいと。
そして裏表では数値が違うという事も。
測定位置も違うと。
その後改めて測定しなおされた数値がこれになります。
のりぱぱさん提供
表側平均値で1μSv程度出ています。
裏側平均値0.28μSv程度出ています。
ここで勘違いしている方が非常に多いように感じました。
先日もその事でみん友さんからご質問がありました。
業者にも問い合わせされたそうです。
業者の回答は私の言っている事と同じでしたね。
のりぱぱさん提供<ストア>回答
よくある事でして、放射線測定器が違うため、そうなります。
恐らくお持ちの測定器はガンマ線しか測定しないか、空気線量を計るものだと思います。1万円前後の測定器はあてにならず、使えないので業者は使っていません。
私のインスペクターはアルファ・ベータ・ガンマ線をすべて計ります。
私は研究者ともやり取りしていて、数値は間違いありません。
例えば、私の測定器に厚いステンレス板を挟んで計ると、ほぼガンマ線だけになり、お手持ちの数値と近くなります。
私の
ユークセンナイトは、ベータ線が主だ・・・と理研の資料にもありますから、そういうものが計れない測定器が多いです。
ちなみに、国や病院はガンマ線しか計りません。
宜しくお願いします。
ただ一つ業者も勘違いしていると思うふちがあります。
放射線測定器Inspectorは放射能汚染測定 鉱石類測定 対象の放射線測定器です。
表面汚染濃度の測定向きの測定器なので、実際に空間に放射される放射線を測定しているわけではないという事です。
そしてα線、β線、γ線をすべて合算して算出して数値化していますので、実際にどれだけのγ線が放射されているか?β線がどれだけ放射されているかは全く分からないという事になります。
全体でこれだけの放射線がこのラジウムシートの表面に付着していると言う数値になると言う話です。
それに「ちなみに、国や病院はガンマ線しか計りません。」と言っていますが、勘違いしていると思います。
これはα線にβ線にγ線の飛距離が違うからです。
エネルギーにもよりますが、α線数十センチ、β線が数メートル、γ線が数十メートル
そしてγ線(電磁波の一種)が透過力が強く飛距離が遠くに飛ぶので身体に影響が多くでるので、国や病院はγ線を主に測定するのです。
なので、よく空間放射線量を測定する場合はγ線だけを測定しています。
なので、業者の放射線測定器Inspectorは高い線量が数値として表示されているという話です。
業者の使っている放射線測定器はアメリカ製 放射線測定器Inspector(インスペクター)放射能汚染測定 鉱石類測定 対象の放射線測定器です。
α線、β線、γ線に感度があるパンケーキ型GM管を採用したガイガーカウンタです。表面汚染測定向きの放射線測定器です。
そしてみん友さんなどが購入された放射線測定器は中国製放射線測定器になります。
放射線測定器 ガイガーカウンター 高精度GM管式 β線/γ線/X線測定 放射能測定器 放射能空間線量計
空間放射線測定器
この二つを比べると根本的に測定系統の測定対象が全く異なるのです。
どちらもGM管式ですが、放射線測定器Inspectorは鉱石類に物に付着した表面汚染濃度を対象にした測定器になります。
中国製放射線測定器
高精度GM管式 β線/γ線/X線測定 放射能測定器 放射能空間線量計 は空間放射線を測定向きな測定器になります。
ただ、この測定器は超微量のβ線を検出しません。(高線量ならですがβ線を拾っている可能性があります)
そしてこの測定器は測定位置が決まっています。
先ず放射性物質を放射線測定器で測定する場合は、必ずジップロックなどの袋に入れて測定するようにして下さい。
知らない方が多いように感じます。
袋等を被せず放射性物質を測定すると、放射性物質が測定器に付着し測定器が汚染され、その後の測定値に狂いが生じ正確な値が出なくなります。
放射線の厳密な測定をするのであれば、出来れば測定するその都度袋を変えるくらいでも良いと思います。
放射線が無くても放射線を感知してしまうような事も出てくるという事です。
なので放射線測定器で放射性物質を測定する場合は、必ず袋等を被せ測定すると良いと思います。
そして中国製放射線測定器は測定位置が決まってると言いましたが、これは取り付けてあるガラス製GM管の設置場所が関係します。
このタイプのガラス製GM管の設置位置は表側から見て左側に付いています。
この設置位置の下でないと出来る限りの正確な測定値が出ません。
のりぱぱさん提供
GM管が設置されていない側の測定値
0.13μSv
左側でのGM管が設置されている測定値
0.30μSv
このようにかなりの数値のひらきがあります。
なので、このタイプの測定器で放射性物質の放射線を測定する場合は、左側の下に対象となる放射性物質を置き測定しなければ、ある程度の正しい測定値は出ません。
この事はどんな放射線測定器で物質の放射線を測定する場合でも、絶対条件になります。
測定位置が正しくない位置で測定した放射線測定値は、正しくないと言えます。
そしてこの2種類のGM管測定器で決定的な検出機の違いが有ります。
市販のGM計数管は、大きく分けて二種類あります。一つは、
ガラス製や
金属製の円筒状容器に計数ガスが封入されたタイプで、ガンマ線の線量率(マイクロシーベルト毎時:μSv/h*)の測定に用いられています。もう一つは、
GM計数管の一端が雲母などの薄い膜でできた放射線の入射窓があるタイプで、この窓から入射するベータ線の数を測定して、放射性物質による物品表面等の汚染の検査に使用されています。
ガラス窓型はα線がガラス窓を通過できないのでα線は検出できずに、ガラス窓で低エネルギーβ線が遮蔽されるため感度も良くないですが、大概は安く中国製だと激安でβ線とX線を検出する用途で使われます。
雲母窓型はα線も検出できますし、β線感度もすぐれていますが壊れやすいです。
そしてGM管の測定値が全て正しいとは言えないという事を言っておきます。
GM管はα線やβ線などの荷電粒子はほぼ100%検出できるものの、X線、γ線といった電磁放射線に対する感度は0.1〜1%にしか過ぎなく、γ線の測定には向いていません。
γ線の測定をするならばNaIシンチレーション検出器の方が適していると思います。
GM管は、原子が電離する流れの中で生まれる放射線の個数を利用して測定する放射線測定器です。
個数のカウントだけができる測定器であるため、
物質の表面の線量(放射線量)を主に測定する仕組みになっています。
特にアメリカ製 放射線測定器Inspector(インスペクター)放射能汚染測定 鉱石類測定 は表面汚染濃度を対象にした測定器になりますので、実際に空間に放射されている放射線を測定しているわけではないのです。
なので、みん友さんなど皆様のお使いの放射線測定器とは数値が違っても、何一つ不思議では無いのです。
ガラス管は皆様がお使いの中国製放射線測定器になります。
(私の持っているウクライナ製は金属製でβ線も測定できます)
雲母などの薄い膜でできた放射線の入射窓があるタイプ
こちらがInspectorになります。
なので、業者の提示している放射線の線量は、ラジウムシートの表面のα線、β線、γ線が合算された線量で、実際に空間に放射されている放射線の線量では無いという事を理解しておかなければなりません。
私も専門家ではないので、そこまで詳しくないので間違っている事もあると思います。
そのあたりはご了承ください。
業者はユークセンナイトは、ベータ線が主だと言っています。
私も詳しくは性質を知りませんが、そんなに主にβ線が出ているとは思っていなかったのですが。
そこで生成AIに尋ねてみました!(^^)!
ユークセン石
確かにユークセン石は高い放射線を出しているようですね。
β線にγ線のどちらも線量は高いように感じます。
実際にラジウムシートからβ線が主に出ているのでしょうか?
またまた興味本位に火が付き(笑)
今、ラジウムシート手配中です。
ラジウムシートの実際に放射されている放射線量を測定してみます。
そして皆様が自作しているリアクターで、放射性部材のもっとも重要とされている事は何かというと、放射性部材から実際に放射されている放射線量だと言えます。
そのことを考えると、今お使いの放射線測定器で測定された数値でも(γ線とβ線だけ)十分に対応出来るのではと感じます。
ただ、ちゃんとした使用方法であればの話になります。
これが私の回答ですね!(^^)!