• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

あなろくのブログ一覧

2025年09月11日 イイね!

ETCカードを高速道路以外で使ってみた

ETCカードを高速道路以外で使ってみたETCの最大の特長は「車に乗ったままで、何もせずに、支払いができること」だ。

高速道路でのETCの利用率は2024年11月時点で95.1%で、毎日大勢の人がETCを使っている。これだけ普及しているETCを高速道路以外でも使えないかと模索しているサービスがある。ETC多目的利用サービスと呼ばれるもので、「ETCX」と「ETCGO」だ。今回はこの2つのサービスについて、簡単にまとめてみた。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

「ETCX」と「ETCGO」は運営団体が異なるのだけど、基本的なコンセプトは同じだ。
(1) 想定されている使用場所
有料道路、駐車場、ドライブスルー、ガソリンスタンド、カーフェリー、EV充電スタンドなど
(2) 使い方
指定場所で必ず一旦停止すること。
→ 高速道路の場合は料金所の機器で処理しているので、止まらずに支払いが可能だけど、これらのサービスはクラウド上のサーバーとの通信が必要となるために数秒の処理がかかり、停止が必須となる。
(3) 導入コストが安い
通常のETCと異なり、大掛かりな機器/設備は不要なので、比較的低価格で導入可能とのこと。

概要はETCXの紹介動画がわかりやすい。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

では次に「ETCX」と「ETCGO」の違いについて。
(1) 事前登録の有無
ETCXは事前登録が必要だが、ETCGOは不要。ETCGOは対応カードだとすぐに利用可能だ。
(2) 対応するETCカードの種類
ともにクレジット会社が発行するETCカードが必要だけど、対応しているカードは現時点ではETCXが圧倒している。JCBや三井住友カード、楽天カードはETCXでしか使えない。私のETCカードはJCBと楽天なので、ETCXしか選択肢がない。なお、ETCパーソナルカードはどちらでも使用できない。

ETCX対応カード一覧


ETCGO対応カード一覧


(3) 使用できる主な道路/設備
ETCX:ターンパイク箱根、熱海ビーチライン、修善寺道路、伊豆スカイライン(10/1~予定)など
ETCGO:三浦縦貫道路、逗葉新道ほか

(4) 運営団体
・ETCX:ETCソリューションズ株式会社(ソニー、沖電気、NEXCO中日本など)
・ETCGO:アマノ、日立製作所、首都高速道路など

興味深い試みではあるけど、現時点では使用できる場所はかなり限定的で、とても普及しているとは言えない。ただ、使用できる道路(ターンパイク箱根など)によく行かれる場合は導入のメリットはある。あとは、2社に分かれずに1社に統合すればいいのに。利用者からみれば不便だと思うなぁ。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

ということで、登録したばかりのETCXを実際に使ってみた。
使ったのは大阪府道路公社の管理する「鳥飼仁和寺大橋有料道路」。摂津市と寝屋川市にかかる橋で、普通車の料金は100円のため、「100円橋」という通称で親しまれている。今までは毎回現金で100円を用意する必要があり、なにかと面倒だった。なお、ETCXが関西で使えるのはここ1カ所のみで、ETCGOは0カ所だ^^;

鳥飼仁和寺大橋料金所のゲートには「ETCX」の文字があり、「ETCXは事前登録が必要」と書かれた看板もある。写真では消えて見えないけど、ゲートの上にも「ETCX」のロゴが書かれている。


係員に「ETCXで支払います」と伝えると、即座にETCXでの支払いが完了した。


ETCXの利用履歴


これだけのことだけど、「車に乗ったままで、何もせずに、支払いができること」はやっぱ便利である。「ETCXを試す」という理由だけで、ターンパイク箱根や熱海ビーチラインに行ってみたい気もするけど、さすがに遠いか。。。
Posted at 2025/09/11 04:53:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | ETC | 日記
2025年07月21日 イイね!

ETCマイレージサービスに登録した

ETCマイレージサービスに登録した今年4月上旬に発生したNEXCO中日本のETCの大規模トラブルの発端となったのは、当初7月から行われる予定だった「高速道路の深夜割引の見直し」のシステム更新といわれている。結果的には7月からの見直しは延期され、25年度中という噂はあるけど、具体的な時期は未定になっている。

新しい深夜割引制度は現行の内容から大幅に変わるため、具体的な内容については「高速道路の深夜割引の見直しについて - NEXCO 中日本」などで確認してもらうことにして、私が一番気になったのは「割引がポイント還元になる」ということだった。

現行制度の場合、通常料金が10,000円だと、深夜割引によって30%引きとなり、7,000円が引き落とされていた。それが新制度になると、通常料金の10,000円が引き落とされ、それの30%分の3,000ポイントが還元、そのポイントを以降の高速料金の支払いに使うということになる。

よって、新しい深夜割引の恩恵を受けるためには、ポイントの還元先の登録が必須となる。それが「ETCマイレージサービス」だ。ETCマイレージサービスの登録をしていないと新しい深夜割引は受けられないことになるので、これは新制度の移行時に大きなトラブルの元になりそうな予感がする。

ETCマイレージサービスについて調べてみると、通常の高速利用でも10%のポイント還元があるのがわかった。高速の料金が最大10%割引になるというものだ。これは知らなかった。詳細はドルドルチャンネルさんの説明でどうぞ。

私の場合だと深夜割引はほとんど使うことがないけど、道の駅めぐりや帰省で高速道路を使うことが多いので、これの恩恵は期待できそうだ。

自宅から実家のある山口までの片道の高速料金は約1万円なので、1000ポイントが還元されることになり、結構でかい。23年~24年にかけては結構高速道路を使ったので、ETCマイレージサービスに登録をしていたら、1万ポイントくらいは貯まっていただろう。普段から高速道路を乗りまくっている人だと結構な額のポイント還元がありそうだ。

該当の高速道路会社と還元ポイントは以下の通り。ただし、首都高速と阪神高速、名古屋高速などは対象外なので、この点は要注意。


獲得したポイントは以下のようなレートで還元額に交換でき、交換後に使用した通行料金の支払いご利用できる。5000ポイントの場合は同額の料金に交換可能だ。


ETCマイレージサービスの登録に必要なのは、「ETCカード(番号と有効期限)」と「ETC車載器の管理番号」、「車両番号(ナンバープレートの4桁)」だけど、一番ネックなのはETC車載器の管理番号だろう。私の場合は車検証とともに車のグローブボックスに置いてあった「ETC車載器セットアップ証明書」を参考にしたけど、不明な時はここが参考になる。


手持ちのポイントは、ETCマイレージサービスのサイトで確認可能だ。今後これがどんなに増えるか楽しみだ。このサービスは2005年からあるということだが、未登録の方は是非登録しておきましょう。
Posted at 2025/07/21 21:17:32 | コメント(1) | トラックバック(0) | ETC | 日記
2025年04月19日 イイね!

ETC障害、後払いの申し出は全体の4%弱

ETC障害、後払いの申し出は全体の4%弱ETC障害、後払いの申し出は3万6千件 「4%弱」にとどまる(朝日新聞) - Yahoo!ニュース

今月6日午前0時半から約38時間続いたNEXCO中日本のETC障害で、15日午後10時までに後日払いの申し出があったのは、約3万6千件だったそうだ。

障害が起きた前週の実績から料金所を通過したのは96万台程度との試算があり、3万6千件はそのうちの4%弱になるとのこと。

個人的にはもう少し多くの人が支払いの申し出を行っているものと思っていましたが、4%弱は想定以上に少なかったですね。「不正通行」とよばれるのを恐れてまじめに申し出された人たちが気の毒にも思えます。

今回の障害の原因はNEXCO中日本自身のシステムの問題のため、ほとんどの利用者が自分たちは被害者と考えるでしょうし、申し出件数が少ないのはやむを得ない気がします。
Posted at 2025/04/19 01:19:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | ETC | 日記
2025年02月11日 イイね!

ETCについて私が知っている二、三の事柄

ETCについて私が知っている二、三の事柄その1
ETCの利用率は2024年11月時点で95.1%、一日の利用台数は865万台(国土交通省調べ)だ。

5年前は92.4%、10年前は89.0%で利用率は少しづつ高まっている。また都市高速では利用率がさらに高くなっていて、首都高速は98.4%、阪神高速は97.3%になっている。





高速道路をより効率的に運営させるために進められている施策が「ETC専用化」だ。「ETC専用化」により、料金の支払いはETCカードのみとなり、支払時間の短縮化も図れ、より少ない人での運営が可能になる。首都高やNEXCOグループ各社で順次ETC専用化が進められており、今後ETCがないと高速道路を走れないことになりそうだ。現時点でも、スマートインターチェンジと呼ばれる簡易型のインターチェンジはETC機器とETCカードがないと利用できないが、どこでもこんな感じになるのだろう。

ちなみにETCは"Electronic Toll Collection System"の略で、一般的には「自動料金収受システム」ですが、直訳すれば「電気的に通行料金を集めるシステム」となる。ETCの一般運用が始まったのは今から24年前の2001年(平成13年) 3月で、当初の利用率は1.1%、利用台数は約6千台/日だった。

その2
ETCゲートの通過速度について、エヌー・ビー・シー協同組合さんのホームページで気になる記載を見つけた。「首都高より『50km/h以上で通過している』と通知のあったETCコーポレートカード利用の組合員様に郵送で連絡をしている」というものだ。つまり「50km/h以上でETCゲートを通過するのは危険な走行」と認識されているということなんだろう。

WEB CARTOPの記事には「一般的な料金所に使われているシステムでも80km/hまでは通信可能なスペックを持っている」との記載があるが、問題はバーが開く速度ではなくて、バーが開かない時にどうなるかで、そのために時速20km/h以下の走行が指定されているわけだ。ゲートの通過速度で一番多いのが40km/h前後ということなので、指定速度を順守している利用者は少数派なのだろう。ただ、通過速度が20km/hを超えてバーに接触した時は自己責任となるので、その点は相応の覚悟が必要になる。

その3
高速道路といえば、料金所にあるブースのおじさんを思い出す人も多いだろう。料金所のスタッフの1勤務はどこの会社でもほぼ24時間になるようだ。最近は人員確保が困難になっており、「ETC専用化」ではブースをなくして人手不足の解消することも狙っている。実際に首都高のリニューアル工事後の新しい料金所のイメージ図にはブースがない。

私が利用するJRの駅は改札口が現在4カ所あるが、駅員さんがいるのは1か所だけだ。交通系ICカードと自動改札が普及したおかげで、人手をかけずにチェックができるようになったわけだが、ETC専用化で高速道路でも同じようにしたいというわけだ。

いつか完全自動運転が実現したら、無人で運用される料金所でのETC利用率は100%、ゲート通過速度は20km/hになっているかもしれない。
Posted at 2025/02/11 13:59:07 | コメント(4) | トラックバック(0) | ETC | 日記
2025年02月01日 イイね!

開通前の新名神高速道路を歩く見学ツアー

私の住んでいる高槻市には新名神のインターチェンジがあるのだけど、現在開通しているのは高槻から西側の神戸までで、東側は鋭意工事中だ。

開通前の高速道路本線を歩こう!「新名神高速道路」工事現場見学 3月5日 | レスポンス(Response.jp)

先日この工事中区間の高速道路本線を歩けるという見学ツアーの企画があった。参加する気まんまんだったのだけど、申し込みをしようとしたら、すでに20名の定員に達していて受付終了になっていた。。。

高速道路を歩く機会なんで、こんな時にしかないわけで、本当に惜しいことをした。ただ、2027年度の開通なので、まだまだチャンスはあるかな。
Posted at 2025/02/01 23:24:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | ETC | 日記

プロフィール

「阪神勝利で試合終了(^^)」
何シテル?   09/11 20:17
あなろぐと申します。よろしくお願いします。 21歳で免許取得後、約38年間ほどペーパードライバーでした。 58歳の時に、人口減に悩む地方自治体のライドシ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/9 >>

 1 234 56
7 8910 111213
14151617181920
21222324252627
282930    

愛車一覧

マツダ デミオ マツダ デミオ
デミオのディーゼルモデルに乗っています。 ボディカラーはソニックシルバーメタリックです。

過去のブログ

ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation