マイク・ラインバック

巷は、WBCの話題で連日盛り上がっていますよね。
阪神の藤川をみてふと思い出したので、ちょっとアゲてみました。
最近の若い方は知らないでしょうが、その昔　阪神に凄いアメリカ選手がいました。

彼の名はReinbach、1949年8月6日 - 1988年5月20日）はアメリカ・カリフォルニア州サンディエゴ出身の元プロ野球選手。

阪神タイガースに所属。ポジションは外野手。背番号は40番。主に3番打者、右翼手として起用された。

右投左打。バースの活躍以前は、阪神タイガースの中では最も人気のあった外国人選手であったそうです。

1976年にボルティモア・オリオールズのマイナーチームから阪神に入団。

やや打球判断に難はあったものの華麗さを感じさせる守備や1塁へのヘッドスライディングなどガッツあふれるプレーで観客を沸かせ「マイク」の愛称で親しまれました。

アニメ『新巨人の星』にも登場し、さりげなく好プレーが光る選手として描かれています。

特に江川卓のデビュー戦となる1979年6月2日、後楽園球場での巨人戦では逆転3ランを放ち、江川の「空白の一日」事件によって打倒江川に燃えていたチームやファンを狂喜させたんです。


現在は一般的に行われている、デーゲームにおいて目の下に墨を塗って日焼けを防ぐ（乱反射を防ぐ効果もある）アイブラックを、米球界から日本のプロ野球界に初めて持ち込んだヒト。

2年目以降もコンスタントに2割5分以上の打率を残し、チームの主軸としてハル・ブリーデンと共に活躍。1979年にはベストナインに選ばれた。

1980年にチーム方針により不本意ながら退団した後は帰国して、アメリカンでビジネスマンをしていたが、常に阪神のことを気にかけるなどチームを愛した助っ人でもあった。

その彼が、交通事故で３８歳の若さで自動車事故で亡くなってしまうのですが、当時は噂レベル。

その事実を　探偵ナイトスクープ　が番組で取材していました。

阪神の外人選手は　カーネルの道頓堀川事件でクローズupされる　R・バースも凄いヒトでしたが、やはりその先輩にあたる、ラインバックの軌跡は大きいですね。

ラインバック選手のご冥福を改めてお祈りしたいと思います。

↓↓　以下に　探偵ナイトスクープ動画　添付です（２回分）