
ポルシェ を知りたい②
の 続編ブリグです
そもそも ウチの996型
という911カレラ(6MT車)は
まずは どの程度の動力性能を保有しているか?
同時期(2003年頃) 現行販売されていた 後期 NSX3.2 typeS
6MT に勝らずとも劣らない 動力性能を誇っていたようです↓↓
そして どんな一般評価なのか なのですが、、
①エンジンのインターミディエイトシャフトに 設計構造的欠陥があり 数%の車両のエンジンが突然壊れることが有るらしい、交換の新品エンジン単体で 250マソするらしい
(3.4Lの996前期、3.6Lの996後期、3.6Lの997前期迄の、GT2.3、ターボ系を除く911カレラ系全車、986ボクスターも同様)
②996型から 水冷エンジン採用となり 従来の、空冷親派からは 911の家系ではない 別物の デザインを911に似せた自動車的に 揶揄されることがある (この件は 996、997、現行991も含 空冷親派にとっては、実は同じ穴のムジナ程度にみられているかも)
③中でも 996型は 3.4Lの前期型は 986ボクスターと同じ 涙目型ヘッドライト&ボクスター共通のフェンダーを装備しており 従来の丸目デザインであった911を好む親派からは特に不評(水冷容認派の この層は 997や 991は好む)
3.6Lとなる 2001年型以降 996型後期は ターボモデルと同型(レンズカットは異なる)の911後期専用ライト&トレッドを10mm広げたターボ専用フェンダー(共有)に代わるが あくまで真円のライトデザインではないため 911オーナー以外からも 前期型同様に相変わらず不評
④当時ポルシェの経営状態が 風前の灯火 の時期の社運を賭けた新車であり よって苦肉の策で 911より廉価なボクスターの エクステリアやインテリアを かなりの部分流用したため 1000マソを超える価格帯の スポーツカーの内装にしては 安っぽ過ぎると不評だったらしい↓↓
997型からは カイエンのように、991は パナメーラのような豪勢な内装に変わっている
①~④ 総て ネガティブな事ばかり、なので 笑ってしまいますが
①については ポルシェ ジャパンがリコールを国土交通省へ届け出ております
PJPリコール情報 ⇇ ここに 車体番号を打ち込むと 2002年、および2013年に しっかり該当しています ↓↓
日付型式通称名
2013/10/25 GF-99603 911カレラ
2013/10/25 GF-99603 911カレラカブリオレ
2013/10/25 GF-99603 911カレラ4
2013/10/25 GF-99603 911カレラ4カブリオレ
2013/10/25 GF-99603 911カレラ4S
2013/10/25 GF-99603 911タルガ
2002/09/26 GF-99603 911カレラ
2002/09/26 GF-99603 911カレラ4
↑ 対象車両をお持ちのお客様は、お早めにお近くのポルシェ正規販売店へご連絡いただき 修理(無料)をお受けください。とのことでPメインのプロショップ社長に相談したところ これはメーカーリコール扱いなので インターミディエイトシャフト機縁のエンジンブローは 距離如何とわず ポルシェ ジャパンが完全保証してくれるそうです(この事を 知らない方は 多い!) ちなみに前オーナーさんが リコール承認を受けてくれてました
つまりウチのは 無謀な回し方をせず 街中通常走行で壊れたら エンジン代250マソ+交換工賃は ポルシェジャパンが 全額肩代わりしてくれるようです (^^♪
ちなみに この補償対象は 996カレラの後期(アルミブロックエンジン)、986ボクスターの後期、直噴エンジンに代わる前の997カレラ前期迄で、正規D輸入車に限るそうです、 基本的に同じリスクを抱えている996カレラ前期 や 並行輸入車は含まれないようです、メーカーのリコールなのに エラク不公平なハナシですね!(シャフトの 軸受けベアリングの強化品に換装で大概 エンジンブローは防げる模様ですが)
②のハナシは 国産他車種でもよく聞くお話しw
現代で似たような話なら ロードスターはNC、NDではなく NA!、とか 少し前なら スカイラインはR34までとか、 GT-Rは35ではなく 32~34!、とか BNR32が出た頃は GT-Rは32ではなく 箱スカかケンメリ! と拘る パイオニアモデル崇拝親派層が まさに空冷911親派 の世界にも有るようですね
③のハナシは Ⅴ35スカイラインセダンが初期型で ◎◎テールを廃止したため歴代のスカイラインフリークが購入を懸念したと思ったのか、思わなかったのか 日産はV35後期&クーペから ◎◎テールを復活させましたが 思ったように販売が伸びず・・・ という お話しとよく似ています、きっと空冷エンジンでないこと、エクステリアデザインに 空冷時代の伝統スタイル(ナローから続いた △窓や そそり立つヘッドライトデザイン、ボンネットセンターの凹みデザイン、リアウインドーの段付きデザイン等)を 踏襲しなかったことが 気に入らないのでしょうかね、 フロントマスクは911が弟分でミドのボクスターと同じマスクが気に入らないのでしょうか? まあ 911に専用化した丸目復活の997以降は 996程の誹謗は聞きませんが
④に関しては 上述の空冷フリークは賛同してしかりのハナシなのですが、空冷最終型の993までの内装はお世辞にも高級感は感じられません、NAロードスターのようなチープさが良い意味で空冷911のスポーツカー感を際立たせています、個人的には 樹脂感際立つ996内装が
ルーミーな997や 現行991よりもスポーティーに映るのですが
なので 996もそのスパルタン路線を狙った流れでデザインされたのでしょうが 996初期モデルのビニールの屋根内張り が不評で中期以降は アルカンタラ張りに変更されています
海外動画でこんなのも有りますね↓↓
ポルシェ を知りたい② で 書きかけにしていた
バッグの中身ですが、、
童心に戻って愉しめそうな 理科の電球実験キットがのようなモノが入っています ↓↓
どうやら これらは お医者さんゴッコ用のアイテムのようです↓↓
こちらは 泊まりのドライブ先で重宝する ヘアトリートメントでしょうか?↓↓
そして これは 刑事ものゴッコの なりきり覆面パトライトですね↓↓
おまけに ショルダーベルト付きの黒いこの ぽすしぇBAGは 中身をぬくと保冷バッグになるのでしょうか? ふと思い立って行った 魚釣りの時になどで 便利そうですね♬
ポルシェ社は こんな ひょうきんでお茶目な 純正アイテムを フロントトランクに積んで納車してくれるのですね、是非 他社も見習って頂きたいものです ♪
冗談はこの辺にして 996型の人気度は 911ファミリーの中では相対的に非常に低く そのお陰で 同じ問題を抱えるエンジンを積んでいる 997型前期よりも 一層お買い得なプライスタグを掲げている(とはいえ、、996でさえも ココ数年で全体的に 値上がり傾向)ことこそが 今保有する 価値があるものと思っています
子供のころからの 憧れの911は空冷のナロー、今の環境下で現実的にどうにか維持出来そうなのは996カレラ そうでなくては ウチの車庫に納めることはありません
あくまで個人的に ナロー911同格に 親愛なる 愛車M2-1028・02リミ が 有りきでの
996カレラ であることに 寸分の揺らぎも有りません
ポルシェ を知りたい④に続く