PIAA ワイパー 替えゴム 700mm 超強力シリコート 83W SUW70E
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
テスラのマニュアルには、フロントガラスに撥水コートはするな、撥水コート系ウォッシャー液は使うなと書かれているのですが……
諸先輩方に聞くと、ガラコ使ってるよということなので、変えようと考えていました。
(おそらく、フロントガラスの上のところに自動運転絡みで付いているカメラの視界が悪くなるのを恐れて、法的に免責を打っているんじゃないのかなあと思ったりするのですが。
FSDオン時強制的にオートワイパーモードになるのは、カメラ部分に水滴が付かないようにするためだと思うのです)
ガラコは以前(=昔)、施工が面倒で私は実質やらず。やっと前車で一昨年辺りからやりはじめたのですが、冬になって洗車が面倒になったらまたやらず。幸い関東の冬は晴れが多いのですが。
ということで、やらないよりまし、と耐久性とか撥水性とかガタガタいわず、雨が降っても使える(雨が降った途端に「ああ、ガラコしてなかった」と思うので)、塗り込み・乾燥・拭き上げなんてナシ!簡単にして!ということで:
ダブルジェットガラコ耐久強化|ソフト99
https://www.soft99.co.jp/products/detail/04169/
テスラは純正ワイパーゴムがビビるというの、私もなって驚きましたが(自動ワイパーなので、勝手に突然ワイパーが動き出すのもあって: なにせ25年前の車にしか乗ったことがなかった原始人なもので)、私のテスラはあんまりビビらない感じするのですが。
もしかして、Highlandで、純正採用のワイパーゴムの種類を変えたとか、あります?
テスラのワイパーは、ブレードもゴムも各互換メーカーに互換情報がない。
そんなこんなで面倒だなあと思っていたのですが、私のテスラが先日「ウォッシャー液を補充してください」と表示してきたのでいよいよ覚悟を決めました。
(しかし、現代の車ってウォッシャー液までモニターするんですね!タイヤの空気圧も出るし)
以前読んでてよくわからくなった、これ。覚悟を決めて必死に読んだからわかりました:
純正ワイパーブレード分解、ラバー交換 | テスカス
https://teskas.net/forums/topic/41096/
・先端のプラのカバーがなんとか外せる
・外せればゴムは簡単に交換できる
・ゴムは、輸入車用幅7mm
(長さはマニュアルなどにあるとおり、
650mm 26”
475mm 19”)
・今のところドンピシャはないので、以下のフリーサイズ版を買って同じ長さにハサミで切る
a. PIAA SUW70e (2本入り) / SUS70e(1本入り) 700mm
b. BOSCH A80SR 800mm
2
ガラスのコーティングは、ガラコ・ジェットをふきつけて、拭き上げればいいだけなので、それはよしとして、
ウォッシャー液。
ガラコを他と混ぜると固まったりするそうなので、まずは今の残りを抜く。
テスラは、ワイパーのボタンを押しても連続噴射しないため、ワイパーの手動動作で空にするのはかなり無理がありそうです。
なのでYouTubeをみて、サイフォン方式で抜くことに。
コーナンで外径10mmの透明なビニールホース3m購入。
ウォッシャー液は、警告がでてからもしばらく使っていたので(あわよくば、空になってくれたらいいな、くらいに)、どれくらい残っていたのか?
面倒なのでウォッシャー液タンクを水で満水にしないまま、水の詰まったホースをタンクに入れたのですが、どうやら一滴も出ない。でたのはホースの中の水のよう。
2回やってそんな感じなのでこれは水位がかなり低いな?と思い、運転席に座って手動でワイパーを動作。
テスラはちょっと噴射したら、噴射が停まってワイパーが拭き払う方式なので、繰り返しボタンを押して、5分だか、で、空になりました。
その後、500mLペットボトルで水をタンクに入れて、もう一回空になるまで噴射して、洗浄。
そこで、ガラコ 2Lパウチを注入。
テスラのマニュアルだと、3.2Lですとあるのですが、そのすぐ上の記述にタンクは4.5Lとあります。どっちだ?と、2Lなので、後1.2Lだな?と1Lのペットボトル+α入れたのですがびくともしない。
最終的にどうも4.5Lくらい入りました。
するとマニュアルの言っていることは:
・3.2Lというのは「ウォッシャー液を追加してください」の警告が出た段階の注入量では?
・4.5Lというのはタンクの容量、つまり空になった場合に満タンにする量では?
なので今回私は空にしたので4.5L入った。
ちなみにガラコ2Lは、3倍まで薄めてもOKということなので、6Lまで使える(4L水を追加して薄めることができる)。なので、2L一パックに対して、2.5L水を追加したのは、全く問題なし、と。(ガラコ 1パック買うだけで済むので)
以後、テスラがウォッシャー液残量警告を出すたびにガラコ 2L 1パックと、水1.2L(500mLペットボトル 2本半位)を入れれば良い、と。
3
さて、ゴム交換ですが、先端プラはほんと、精密ドライバーが痛む感じなので、何かこじる専用棒はないものでしょうか?
しかもプラ、折れるかと思う感じでして、もしかして壊れてしまうかもしれない。しかし、テスラの半年だか1年点検でワイパーが必ず交換されるのなら、ブレードが新しくなるので、プラは1回外せればいいのかな?(ワイパーブレードが傷んでいなければ交換拒否できるのかしら?有料ですものね?)
これどうみても外すことは想定していない設計の感じするんですけど。
ちなみにPIAAのゴム側にも外し方の解説があります。キャップの形状はそっくりなんですが、構造はちょっと違う。今回テスラに関係ないのでよく読んでないのですが、外したキャップが壊れて使えないようなことを言っていて、なので代わりのキャップが付いてきます。
ネットで米amazonとか、英語YouTubeを検索しても、ゴム(rubber)だけが売ってない、ゴムだけ交換する動画が出てこない。
もしかして欧米ではゴムだけ交換なんかしないのでは?(そんな器用なことは出来ない、みたいな)
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ゴムはフリーサイズなので、長さを測って切ってもよし、PIAAの説明書は外したゴムと揃えて切れだか、ブレードに入れて、端を切れだか。
ここで、テスラ純正ゴムはこの、出し入れする側(吹き払い動作の円の外周側)の端が一箇所切り欠かれていて、それが先端キャップにはまります。
抜け止なんでしょうか?
PIAAにはそんな切り欠きがない。
この切り欠きがないとキャップの「爪」が浮いたままになるためちゃんとはまりません。
抜いた純正のやつをみて、同じ場所を同じように切ればいいです。
最初スイスアーミーナイフの小さいハサミで切りました(小さい方が切りやすいです)が、2本目はニッパーを使いました。この方が楽。
写真のような感じに、中心の「背骨」みたいなところも切る感じ(純正はそういう形状なので)
これは、ハサミで切ったやつ。
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こっちはニッパーで、もうちょっと落ち着いて切ってみた2本目。
一番上(ガラス面から遠いところ)の溝部分をブレードの金属板のガイドに通して入れて。完成。
ブレードは外周側がスライドして外れるので、ゴムを入れづらければブレードの半分、外周側を外してからゴムを入れると、入れやすい。
最後にキャップを押し込むと、切り欠いたところにパチンと嵌まる感じがあり、完了。
ブレード全体をアームに戻して、終了。
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(写真は純正ゴムの切り欠き部分)
さて、結果はなんとなくイマイチ。
ウォッシャー液を出すと、少し鳴く(往復する時の両端でちょっとキュっという感じ)
あとちょっと拭き残しが出るような感じも。
雨が降った状態ではまあ純正の「ガガガ」となるのは起こらず(私の純正ゴムも最近は「ガガガ」は起こらなかったのですが)
運転席側のゴムを入れるのが結構つっかえたので、折を見て一度またブレードを外してみてゴムを均してみようか、と。
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(写真は純正ゴムの切り欠き部分)
ゴムで指が真っ黒になったり、キャップ外すのに結構苦労する(し、失敗するとキャップが折れて使えなくなりそうだし)し、私はちょっと、このゴム交換は微妙です。
といって、純正ブレード同様のフィット感ある社外品がないというのも、皆がゴム交換したい理由なんでしょうし…(あと、ちょっと安い)
テスラって、ベンツとかFordとか、何か他の有名な自動車とおんなじ「普通の」ワイパー使ってないのでしょうかねえ?
なんで、互換情報がないのか、ちょっと不思議。アメリカや欧州の一部、そして中国などでは一番売れている車でしょ?(モデル Y)
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サイドミラーの撥水が、方法が見つかっていません。
前車で試して体感した絶大な性能のガラコ・ゼロ、これが防眩ミラーには使えないと表示されているので。
それにこれも耐久性が結構ない。特に拭いてしまうと完全に取れてしまう。
今回シートにして耐久性も少し挙げた製品がでたのですが、これ防眩ミラーに貼れるのかしら?
ミラーもさることながらドアガラスへの水滴が結構問題なのですが、普通のガラコだと、ガラスを開けてしまうと擦れて取れてしまうようなので、ガラス開閉数回でもう無くなってしまう感じ。
多分、ガラコ・ゼロのフィルムでも擦られてしまうとあっという間に摩耗してしまいそう。
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