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Coppiの愛車 [スバル レガシィB4]

整備手帳

作業日:2021年7月31日

リアドライブシャフトブーツ交換

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 3時間以内
1
リアドライブシャフトはこれまで一度もブーツが破れることはなく、グリスを交換をしたこともありませんでした。ドライブシャフト自体にダメージが出る話も見たことはないので、おそらく車の寿命まで無交換で大丈夫なものだとは思います。ただし、リア側は需要がないことから分割式のブーツは流通しておらず、もしこの先破けたらどうするという懸念と、以下の理由でこの作業を行いました。
2
フロントのハブベアリング交換を1回済ませていました(この後に左右とも2回目の交換をすることになりましたが)。リア側は何も問題はなかったのですが、長く乗ることを考えてリア側も交換したくなってしまいました。部品が出るうちにと考え、購入しておきました。
ハブユニット 28474AE0008A
3
ハブ,リヤ アクスル 28462AE011
ですが、このスバル車のリアハブユニットとトレーリングアームの固着事例は多くあり、海外からの動画などで大型ハンマーで叩きまくっているものを複数見たことがありましたので、相当困難な作業であることはわかっていました。
4
左右、一度づつリアハブの外し作業にトライしてみたのですが、ハブプーラーや三本爪プーラーの工具を駆使しても、まずドライブシャフトとハブの固着からして外れる様子がありません。ハブユニットとトレーリングアーム間の固定ボルトを緩めてみても、おそらく固着しているのか、びくともしません。この次は叩き作業をするしかないのですが、打撃音は近所迷惑になってしまうので、この時点で自分で作業することはあきらめました。プロに作業依頼するにしても、同時にドライブシャフトもリフレッシュを行いたかったので、別途ブーツとグリス交換を済ませたドライブシャフトを準備しておくことにしました。リアドライブシャフトのリビルト品は流通が少ない上に、コア返却が必要なので、外せないことになってしまっては困るので、中古のDIYリフレッシュ品を準備しておけば良いという結論。
5
同型式車種からの中古品を2本購入。
6
BJ(ホイール側ジョイント)側に少々錆が出ている部分もありますが、走行距離はこの車の半分以下なので、総合的な劣化程度は少ないと信じます。
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DOJ(デフ側ジョイント)側は錆も少なく見た目は良い感じ。
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BJ側ブーツを外していきます。こちらのジョイントは分解することが禁止されていますので、グリスを極力拭き取って新しいグリスを充填します。
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DOJ側。
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BJ側とDOJ側でグリスの種類が異なっています。
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DOJ側はサークリップを外してアウターレースからシャフトを抜きます。ジョイント部のケージからボールを外して清掃しておきます。ケージには写真でわかるように方向性があります。ケージを外し、スナップリングを外してインナーレースをシャフトから外すことで、ブーツ交換が可能になります。
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BJ側の錆が出ていた部分は、錆を落として錆転換剤の塗料を塗っておきます。
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どれだけ持つかはわかりませんが、何もしないよりはマシかと思います。
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DOJ側のバッフルプレートも交換しておきます。外して、
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叩いて挿入。
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グリスはBJ(ホイール側)とDOJ(デフ側)とで、品番の指定が違いますが、購入したものはマヨネーズチューブのような容器に入っていて、中身は同じで容量の違いだけの区分のような感じでした。
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今回の作業で用意した部品です。グリスやブーツが結構な値段なので、ドライブシャフト以外の交換部品だけで2万円近くになりました。
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アウター側のブーツをシャフトに挿入した後、BJ側にグリスを指定重量だけ充填していきます。
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アウター側のブーツの内側にも充填しておきます。この後、アウター側ブーツをBJに被せてバンドを取り付けます。
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インナー側のブーツをシャフトに挿入した後にインナーレースをシャフトに挿入し、スナップリングで固定します。
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写真がありませんが、ボールをケージにはめ込んで元に戻します。ケージの方向性に注意。
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ボールも特にダメージは無いように見えます。
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DOJ側のアウターレース内に組み立てたジョイント部を挿入し、サークリップを組み付けます。グリスを充填し、ブーツの内面にもグリスを充填して組み付けます。最終的に、ブーツバンドを取り付けたら完了ですが、この後の写真はありませんでした。この数ヶ月後にリアドライブシャフトとリアハブユニットの交換を行いました。ディーラーさんに部品を持ち込んで作業をお願いしました。やはり大変な作業だったらしく、言葉尻から、叩きまくってハブユニットを外した様子が伺えました。感謝いたします。この作業時にリアデフ周辺のリフレッシュ作業も同時に行っているので、別の投稿で記載します。

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