
重篤化回避の為ってやはりバルセロナテストの事故、
結構深刻だったんでしょうか・・・
ターン3の出口で突然挙動を乱し、
イン側のコンクリートウォールに浅い角度で当たり、
壁に沿ってしばらく走った後にようやく静止した。
フロントウイングを壊した以外ほとんどマシンにダメージは無かったらしい。
しかし、アロンソは自力でコクピットから降りる事が出来ず、
メディカルチームによって救急車でメディカルセンターへと搬送。
アロンソの容体がそれほど深刻なものでは無い事が判明、
その後のCT検査でも異常は無かったらしいんだけどな。
事故原因がはっきりしない点も指摘されているようです。
大事をとって開幕戦は代替ドライバーにするようですね。。
[画像はオートスポーツwebさんより拝借、以下オートスポーツ米家峰起さんの記事より]
マクラーレンはMGU-Kに再対策部品を投入、十分な走行が可能と見ていた最終日は、
3日目までの走行状況を鑑みて、午前はアロンソが走り、
午後はジェンソン・バトンに交代する予定に変更していた。
だが、事故原因がすぐには究明できない以上、チームは20周を走ったこの時点で、
走行を切り上げるしかなかった。
テスト最終日はマシンの準備に手間取り、朝9時の時点で、
まだジャッキアップされてフロントの足まわりなどが整備されている状態だった。
走行を開始したのは午前10時57分になってから。
5周程度のランを繰り返して、データ収集を進め始めた矢先のことだった。
当初から最終日のセッション終了直後にはエンジニアたちがイギリスに戻って、
次回のテストに向けた準備作業に当たることとなっていたこともあり、
首脳陣も含めた主要メンバーは早々にサーキットを後にした。
現場での事故原因の究明は見送られたようで、いまだマクラーレン側から、
原因に関する発表はない。チームとして一切の取材を受け付けず、
公式声明の発表で対処するという方針が明示されたため、
メディアは粛々と事実のみを報じるしかなかった。
事故の原因については、朝から吹き荒れていた10~15m/sの強風を疑う声がパドックでは強かった。
午後にターン3で同じようにコントロールを失い、
クラッシュを演じてしまったカルロス・サインツJr.もそう語る1人だった。
「朝から風が強く、高速で180度曲がり込むターン3で風がクルマの挙動を不安定にしたんだ。
常に吹いているならいいんだけど、ラップによって吹いていたり吹いていなかったりと、
不安定だったのが僕らドライバーにとっては厄介な問題だった」
あるチームの上級エンジニアは、それに対して懐疑的な見方をする。
「風の影響はマシンの空力特性によってそれほど大きくなかったり、逆に強く出たりする。
マクラーレンが言っているように、あのクルマが本当にドライバーフレンドリーな空力特性を目指して
設計されているのだとしたら、風の影響はそんなに強く出ないはずだが……」
一部では、アロンソがERSからの漏電によって感電したのではないかという噂もある。
そうだとしたら事故の衝撃がさほど大きくなかったにもかかわらず救急搬送された理由も納得がいく。
アロンソの直後を走っていたというセバスチャン・ベッテルは、
それほど速い速度で走っていたわけではなかったが突然右に逸れたと話しており、
その証言とも一致する。しかし、現段階ではあくまで憶測の域を出ない。
いずれにしてもマクラーレン・ホンダにとって重要なバルセロナ合同テストで、
満足な走行ができないまま終わってしまったことは動かしようのない事実だ。
事故の原因究明とともに、車体とパワーユニットが抱えた問題をきちんと解決しなければならない。
開幕まで残り4日間の合同テストで、どこまで挽回できるのか、
彼らは2月26日から再開する最後の合同テストに背水の陣で臨むことになる。
「以上記事参考」
アロンソの無事を祈ってます。