現行のボルボ車のインフォテイメントで採用されているのはGoogleのシステムです。カーナビやオーディオはAndroidのシステムの上で動き、ドライブモードなど車のさまざまな制御も担っています。
これが音声認識のレベルは本当に最高でして、「暑いよー」といえばエアコンの設定温度は下がるし、「うまいラーメンが食いたい」といえば近所からお店をチョイスしてくれる、「中森明菜の曲をかけて」といえばSpotifyで検索して演奏が始まるってな感じです。今までの車のシステムとしては隔世の感があります。
ところが、そんなハイレベルなインフォテイメントにも大きな?!弱点がありまして、それが「Google MAP問題」です笑
この「Google MAP問題」とは、、、?
このシステムでは音声による検索で、大抵の目的地は日本のどこであれだいたい一発検索で見つかります。そして、、、ルートもすぐにセットされます。
そして出発、、、、、しばらく走ってるうちにだんだん様子がおかしくなり、、、笑
そして、写真のような道にご案内。。。。
提示されるルートが凶悪なんですよね。
これはGoogle MAPがそもそも車用に開発されてないからなんだと思うのですが、とにかく幹線道路から外れて最短距離を通ろうとするんですよね。
少し先で幹線道路の交差点があってそこを曲がればいいのに、手前で曲がって近道っぽい?細い路地を案内します。国道からいきなり車一台がやっとの住宅地の路地へ、、、みたいな感じ。
街中で使う分にはそれほど問題ないのですが、、、特に、県を跨ぐような距離の移動で高速道を使わない設定をしたりすると、すぐに主要国道を外れ山越えの林道や未舗装の道へご案内されてしまいます。。
それでなくても幅広なボルボ車、事故に繋がりかねない大問題なのです。
これだけでも買い替え理由になる人もいると思うレベルです。
個人的には次のような方法で対策しています。
まず
「目的地周辺以外では、案内板のない交差点では曲がらない」
余程のことがない限り、大抵の目的地は案内板の完備された主要道で近づけるものです。画面内で目的地が見えるまでは辛抱辛抱。
「全体の行程がギザギザしてるときは無視(笑)」
曲がる回数が多いルートを提示されたときは地雷度高し
幸いルートを外れた時の再検索は早いので、この方法で大抵は回避して無事目的地に辿り着けると思います。僕はすっかり慣れましたが、なんだこりゃって普通は思いますよね〜。
(ちなみに四国で高知から愛媛に抜けた時、中国地方で姫路から鳥取に抜けた時はモロにハマってしまい、車幅とあまり変わらない狭い酷道を突破する羽目になりました)
他にもApple carplayで他のカーナビアプリを使う方法なんかも試してみました。
iPhoneのマップアプリはメーター内にも地図表示ができてなかなか良いですね。
ルートは地図アプリ由来だけどGoogle MAPよりは常識的なルートを提示します。ただし、有料道路を完全に使わない設定ができないので、長距離だと有料道路を使用したルートしか提示しない場合があります。
あとは検索性がイマイチで、音声で操作が完結しないことが多い点がGoogle MAPよりもマイナス点。
でも、灰色のディマー表示しかできないGoogle MAPよりも、明るくて華やかな画面になるのはプラスですね。周辺の施設名が表示されているのもポイントが高い。
YAHOOカーナビも使ってみましたが
こちらはルートは全く常識的で良いのですが、ルート検索速度が遅いなと。
ルートから外れた時の再検索が特に遅いのが気になりました。
検索性はGoogle MAPに比べるとかなり落ち、従前のカーナビレベルかな。
ここまでは辛抱できたのですが、案内音声がモノラル?で音質が低い。。
ここで採用中止笑
iPhoneのマップとの併用は十分アリなレベルですが、外部アプリではHUDへ案内表示ができないのがネックかなー。
いろいろ試してみるのですが
やはりGoogle MAPの検索性能の高さは他では代替が効かないレベルでして、、、黄金解は見当たらずという現状なのでした。
今後Google MAPが、自動車用のルート検索アルゴリズムを備えるようになって飛躍的に便利に、、、なんて未来があるのか?ないのか?
Google MAP問題は今後も終わることなく、、、狭路通過のテクニックが磨かれる未来だったりして。。。笑
Posted at 2023/08/28 13:34:18 | |
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