ステアリングのテカリ対策

本革ステアリングの宿命，革のテカリ。前のリーフの時はステアリング交換しましたが，ZE1用の程度のいいのは高いです。ちょっと調べてみると，これは劣化ではなく「汚れ」が主な原因だということらしい。

色々調べると，本革ステアリングのテカリを除去する記事があり，よく使われているのがこの「レザーレブ」。中性の革用のクリーナーです。評価もいいので早速買ってみました。

スイッチパネルとの境目を軽くマスキングして作業開始。

やり方は色々試行錯誤しました。
直接ハンドルに吹きかけると液だれしてムラになります。付属のタオルに吹き付けて，そのタオルで擦るのもありですが，結局使い古しの歯ブラシにスプレーして，そのブラシで擦るのが一番効果的だと感じました。
革のシワや糸の縫い目など細かい隙間まで掃除出来ます（多分・・・）

比較の画。
14時部分の縫い目を境に下半分が作業後。上半分は未施工です。
差は歴然です。

さらに比較。
一瞬，本当に大丈夫か！？と思うような感じになりますが，手触りは本来の革の感じです。

若干ムラのような部分があるので新品同様とはいきませんが，手触りがかなり良くなりました。
ステアリングのテカリは劣化で，交換するしか手がないと思っていただけに，これはびっくりでした。拭いても取れない汚れが蓄積しているんですね。10時と14時の辺りはブラッシングするときに結構泡が茶色くなってました。
このクルマは買った時から距離の割にはテカリが気になってたのですが，レザーワックス等の塗りすぎだったのかもしれませんね。

ちなみに，革には目と呼ばれる繊維の方向があるそうです。
確かめたわけではないですが，ステアリングの繊維方向は記事を読む限りは円周方向と直角（車両の前後方向）のようです。
ブラッシングするときは円周方向でなく直角方向にするのがよいようです。多分(笑)