フリ衛門（元 Ｄ５衛門）のブログ一覧

最近､このみんカラでも､自転車を趣味にされている方が増えてきたような気がします。


何を隠そう、この私も学生のときは自転車の趣味に明け暮れた時代がありまして…（＾ω＾；

小遣いの大半は自転車のパーツに消え、バイトで旅費を稼いでは夏休み、春休みは１週間～2週間くらいの旅（ほとんど野宿）に出ていました。

今のスタイルは、ロードバイクが主流を占めており、ＭＴＢやＢＭＸ（まだあるのか？）が少し、みたいな感じだろうと思います。

私が自転車にのめり込んでいた頃は、「ロードバイク」という言い方ではなく「ロードレーサー」と言っていました。
自転車の種類も、今よりはいろいろあり…

　　ロードレーサー
　　キャンピング
　　ランドナー
　　スポルティフ

という具合。私が乗っていたのは、「ランドナー」と言われる旅行車です。タイヤはかなり太め。キャリアを付ければ、キャンピングにも早変わり。

そんな自転車で走ったところが↓
　
大学卒業のときに行った、九州の旧加久藤峠（熊本県人吉市～鹿児島県えびの市間）…左
と、宮崎県の都井岬辺り…右

ちなみに、加久藤峠の写真をもとに書いたペン画がこちら

　
左は、看板のとおり（笑　　右は、八ヶ岳林道。

お分かりのとおり、未舗装路を好んで走っておりました。林道大好き！（笑
自転車なら、林道のゲートが閉まっていても、その下をくぐって走ることができます。おかげでアブナイ目にも遭いました（＾ω＾；

服装だって、ハンチング帽にニッカボッカという、山登りみたいな格好でした。これが当時の正装だったんです。靴は、ビブラム底の山靴。ペダルはトゥクリップ＆ストラップ。ビンディングなんて、当時はありませんでした。

自然の中を走る…　原風景指向というか。ですから、なるべくアスファルトではない道ばかりを選んで走っておりました。

いきおい走り方も、今のロードバイクの方々の颯爽たる走りとは１８０°違います。
荷物を積んで、悪路をひたすら、軽いギヤでクルクル回して…　みたいな。

時間に追われて、というのがイヤで。


いまのせちがらい、スピードが求められる世の中では、時間を気にせずに趣味やスポーツに打ち込めることって、難しいのかも知れませんが…

でも、今のロードバイク一辺倒の自転車の楽しみ方を見るに付け、もっと違う楽しみ方もあるのになあ、と思ってしまいます。
あ、決してロードバイクの方々を批判・非難しているのではありませんよ。
ちょっと私の中の天の邪鬼が顔を出しただけですので（＾ω＾；


古いヤツだとお思いでしょうが…　古いヤツこそ新しいものを羨ましがるもんでございます（笑