テールゲートを内側から開けたい

私はたまに車中泊をするのですが、その時にテールゲートを内側から開けることができたら便利かな、と思いまして。
すでにmomo(♀)さんが同じことをされているので参考にさせてもらいました。

テールゲートの内張を剥がし、写真のカプラーに来ている白線（細い）と黒線（太い）を短絡させれば、電動キャッチが解除されてゲートが開きます。

こちらはテールゲートのアウターハンドルに来ているカプラー。

白線、黒線の他に青線も来ています。

ホンダのＤからいただいた配線図。
白線がキャッチ解除、黒線はアース、青線はロック用です。
今回は内側から開けるので青線は不要。

ということで、白線と黒線をそれぞれ分岐させる工作です。
一旦カプラーを抜いてからの方が、作業がやりやすいです。
手順は写真①～④のとおりですが、私はなるべくエレクトロタップは使わず、ハンダ付できるところはハンダ付しています。
面倒臭いですけど、エレクトロタップは後々接触不良の恐れがあるので…

テールゲート内側の工作。
モーメンタリ（押している間だけON）スイッチと取っ手の設置。

スイッチは不用意に押してしまうことのないよう、ボタンが飛び出ていないものを選びました。
内張に19㎜穴を開けて取り付けると裏側に結構出っ張るため、リヤワイパーユニットと干渉しないこの位置にしました。
また何のスイッチか分かるように、テプラで「GATE OPEN」のラベルを作成し貼りました。

取っ手は、テールゲート用ランプのボルトが内張をボディに固定してくれているため、その近くのこの位置としました。
ここならラゲッジルームから手を伸ばし、開いたゲートを引き下げて閉めることができます。

ホームセンターを何軒か回って見つけてきた取っ手。
オーストリア製（！）のようです。
詳しくはこちら↓
https://www.siro.at/en/product/moebelgriff-2414-188zn68/?wg-choose-original=false

付属の鉄製ネジは、内張の薄さを考えて短かめ（12㎜）の4㎜ステンレストラスネジに変更。幅広ワッシャも追加しました。

モーメンタリスイッチの加工。コルゲートチューブで配線を保護し、内張脱着を考慮してコネクターを付けます。

内張を元に戻して完成。

下はテールゲートを閉めた状態でラゲッジルームから撮影した写真。

ボタンを押せば電動キャッチが動くことを確認できました。
取っ手の使い勝手もいいと思います。