ラジエターアッパーホース交換

以前発見した、アッパーホース端からの`冷却水漏れをホース交換で修理しました。
アッパーホースは工具さえあれば比較的簡単に交換できる部品だと思います。

冷却水を抜き取るのでジャッキアップし、フロントアンダーカバーを外します。
差し込まれるように入っているので、写真とかとっておいた方が良かったです。後で装着に苦労しました。

ドレーンプラグ、ラジエターキャップを外し冷却水を抜き取り。
全量は7.0ℓは抜けず3ℓくらい。
クーラントは綺麗だったため、再使用のため蓋をして保管。
（正しい冷却水交換手順ではターボへのリターンホースも抜き取るようですが、今回はホースから抜ければ良いので省略）

ドレーンプラグのOリングを交換。硬化してます。Oリングって再使用禁止のはずですが見落とされてるんでしょう。
部品番号はMR212315
プラグ、キャップをラジエターに装着し直し。

ついでに前回交換したSSTフルード漏れチェック。異常ありません。

取付スペース確保のために吸気ダクト→バッテリーボックスと外します。

漏れているアッパーホースL、Rを外します。ホースクリップはプライヤーでつまんでずらしました。ホースが固着し外れません。

ホースプラッカーを突っ込んで、わずかな隙間にシリコンスプレーを注入。これをホースの一周に繰り返すとだんだん柔らかくなりプラッカーが奥まで入るようになります。そしたら奥にもシリコンスプレーを注入し、引き抜きます。
参考元のモリモトシンヤさんはラスペネ使ってたので潤滑剤ならなんでも良いかも。
https://www.youtube.com/watch?v=CcjSE6tNVyE

ホースクリップを新品ホースに通しておき、新品のホースを差し込んだ後、クリップをずらして固定。取付位置は古いホースを参考にしましたが、新品ホースにもマーキングがありました。

装着が終わったので外した部品を戻します。
バッテリーのアース、ターミナルがひどい錆だったのでワイヤーブラシで磨きました。
+ターミナルは部品を調達したものの、ボルト固着で交換できず...。

冷却水を注いでエア抜きします。
ちょっと正しい手順かはわからないのですが...整備解説書を見た感じでは
（※12/26追記以下は圧送交換機を使う手順のようなので、DIY作業ではラジエターキャップを開いて冷却水を注ぎ、キャップを開けたままエンジンを暖機しエア抜きを行う必要があります。）
①ラジエターキャップ口元まで冷却水を注ぎキャップを閉じる。
②リザーブタンクのFULLまで補充
③エンジン暖機し、クーリングファンが動作したら数回空ぶかしして停止
④ラジエターキャップ口もと、リザーブタンクFULLまで冷却水を注いで終了
ということでリザーブタンクがそもそもエア抜きできる構造みたいです？

最後アンダーカバーを装着しおしまいです。

作業時間が長いですがよくわからない種類のアンダーカバークリップがトラブルを起こしたり他の部品交換を同時に試みて失敗したりソケットがエンジンルームに落下したりとトラブルが多かったためです。